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LINEの配信で読みました。
なので、評価は無しにします。
紙のようには集中できなかった気がしてます。
でも配信最終日の本日分、主人公と悪魔のやり取りは秀逸(私にとって)。
リアルな本には続きのストーリーが収録されていて、完結なのだそうです。
買うか、買わざるべきか。
それにしても、太っ腹なマーケティングだな。
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猫好きだったら手にとられずにいられないでしょう。
愛すべき存在である猫がある日この世から消えたら
どうなるでしょう?
そんな内容だとおもって読み始めました。
違う。
余命半年、もしかしたら1週間も危ないかもしれない、
という突然の宣告を医者から受けた男が主人公。
絶望にとらわれる男。
その男の前に悪魔が現れる。
「この世界からひとつだけ何かを消す。その代わりにあなたは1日の命を得ることができる」
悪魔がもちかけたこの取引にのった男は、
のこされた短い時間で自分を見つめなおすことになる。
そんな話。
「猫」がこの世からいなくなって右往左往するお話ではありませんでした。
いや、思った以上に重い物語でびっくりしました。
思わず涙があふれてしまうような場面も。
この世から消してしまう「何か」を選択する権利は男にはなく、悪魔の側がにぎっているので
男が自覚していない大事なものを的確にこの世から消していこうとするのは
さすが「悪魔」といったところか。
残酷だ。
もし私の前にこの悪魔が現れたら、
いったい何を消そうとするのだろう。
よみやすい文章で、物語の世界にすんなり入り込めました。
著者初の作品とのことなので、
次の作品が待ち遠しい。
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本屋大賞ノミネート作品。
余命宣告をされた主人公が、一日命を伸ばすために、世界から何かひとつを消していく。
ラノベ調でベタな展開ではあるけれど、読みやすいだけに伝えたいことがストレートに伝わり、素直な気持ちになれそうな作品。
ベタだけど大切なことが散りばめられている。
そして、猫好きにはたまらない…
'猫というのは大したものだ。いっつも僕の気持ちには反応してくれないくせに、本当に辛いときはこうしてそばにいてくれる。'
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タイトルにひかれて読んだが、想像していたのとは違う。それと、以前読んだある本になんとなく似通っている…
この小説はどんな年齢層を意識して書かれているのだろう。重たい内容を扱いながら、あまり深く伝わってこない。主人公が30歳とは思えず、高校生ぐらいに見える。
もっと言葉をとことん削いで言葉を選び、ものすごーく短なストーリーにまとめた方がグッと心にくるような気がする。もちろん、最初から出てくるあれの人柄?も変えて。
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「この世界からひとつだけ何かを消す。その代わりにあなたは1日の命を得ることができる」 余命あとわずかな30歳の郵便配達員は、陽気な悪魔からささやかれ…。
何かを得るためには何かを失わなければね。......おっしゃる通りです。当たり前のようであって、そう思ってない。みな、なにも失わずに、得ようとする。それは違うのに、正しいとみな思う。犠牲は常につきまとう。
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切ない話だった。当たり前の風景、あって当然の物たちが、とても大切なもののように感じた。キャベツのしゃべり方がかわいい!私も飼い猫にお代官様なんて呼ばれてみたい。
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映画になったら面白かったんだろうか……。
……うーん。いやごめん。私には「いい話」過ぎてついていけませんでした。
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余命宣告を受けた主人公は、悪魔から取引を持ちかけられる。
世界から『何か』を1つ無くすことと引換に、1日だけ命を引き延ばす。
消せば消すほど未練が残り、消した『何か』への未練が溢れる。
思い出も消えてしまうのか、愛情も消えてしまうのか、
『葛藤』と『執着』と書いてしまうとドロドロに聞こえるけれど、
とてもサラッと読めて良かったです。
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どう評価していいのかわからないけど、個人的にはもうちょっと踏み込んでほしかったなー。
タイトル的にももっとネコがいなくなったらどうなる?
じゃあ他のものがなくなったら?
など、そのものがなくなってどうなるのかが書かれてないのが残念。
むしろなくなったことになるから書けないのか?
経済学の本ばかり読んでたせいか、なんか物足りない。
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必要なだけのカロリーを摂取し水分を摂取し睡眠をとれば、生きてゆける。他の全てを消しても、生きているだけならできる。できるけれど。
チョコレートも電話も映画も時計も猫も、後悔すらも、世界と自分を繋ぎ形にしてきた無数の要素のいくつかの欠片で、それらを消して生きてゆけても更にたくさんのなにかを消して生き続けても、それは生命維持というだけのものになってゆくのだろう。
「なにかを得るためには、何かを失わなくてはね」
失うのは消したものだけではなく、それらが自分とともにあったこれまでを失うことでもあり、それは世界と自分の成り立ちを失ってゆくことの繰り返しだから。
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小難しい言い回しもなく、主人公の語り口が自然でとても読みやすかった。
あと数日で死んでしまうかもしれない主人公が生きるためにどう過ごすか、だれに会うか、というありがちな話だけど、
ただ「人生は限りがあるから一生懸命生きよう!」とか「泣ける!」とかいう安っぽい話ではなかったと思った。
たくさんの映画からセリフや場面が引用されていて、映画好きの人におすすめ。
おおかみこどものプロデューサーが書いたと知って納得。
ひとつひとつの言葉の選び方が本当に素敵な小説でした。
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読みやすかった。
『カラフル』の30才ver.という印象。
みんな一度は考えることを、分かりやすく表現した作品だと思う。
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思いがけず手にすることができた本書。
クリスマスプレゼントとして届きました。
「読みたい!」気持ちが通じたみたい。
○○社さんに心から感謝。
クリスマスに届いて以来、なかなかゆっくり読む時間が持てなかったので、
年明け早々に読んだ1冊。
読み始めて、以前話題になった某俳優さんの処女作の冒頭のような印象で、このあとどうなるだろう・・・と思ったけど、テーマがぶれることなく、
尤も、自分にとってどうしても琴線に触れてしまう「母」だったり「父」だったり、「家族」というテーマを最後まで丁寧に書いてくれたことで、前述のそれとは全く違う着地点となり、結果思いがけずラストで涙。
デビュー作だということだし、どうしても文章の稚拙さは否めないけど、
もともと読んでみたいと思ったきっかけが、「告白」「悪人」「モテキ」と、わたしにとってはどれも衝撃的な作品だった数々の作品のそれら全てをプロデュースしていたというこの著者が、どんな作品を書くのか読んでみたかった、の一言に尽きる。
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本屋大賞ノミネートの作品だから読んでみた。生きることをテーマにしててでも暗くなくてサラリと読めた。出てくる猫(キャベツ)が可愛い。
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可もなく不可もなく。
LINE発の小説。
猫と暮らしながら働く男性が、ある日自分の命がもう長くないことを知る。その男の前に突然悪魔が現れる。
「あなたは明日死にます。でも世界からひとつ何かを消すたびに1日だけ寿命を延ばしましょう」
何を消されるかは悪魔の気分次第。
たぶんLINEとかで読むからちょうどいいんだろうな。ちょっと物足りない。そして、似てるといえば有川浩に似てる。善悪二元論勧善懲悪がないぶん、受け入れやすい、かも。
琴線にも触れずストレスも感じず。