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途中面白かったのだが、最後が「えっこれでおしまい?」という感じで物足りなかった。死と向き合う話の割には軽めの雰囲気という事という事もあるかもしれない。
ちょっと残念。
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ノリの軽さとそうじゃないところのギャップを狙ったんだろうけど軽いところは軽過ぎて、微妙だった。
言ってることもありきたりなテーマで目新しさはなく。帯につられて買ったけど特に泣ける部分はなかった。
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2012.11.30読了。タイトル&ジャケ買い。だって猫好き。
自分と同じ顔をした悪魔に余命1日を宣告された、郵便配達員の主人公。世の中から何か一つを消すことを条件に、自分の余命が1日伸びると、悪魔と取引。電話が消え映画が消え、時計が消える。
今でこそ携帯が当たり前の世界だけど、小中学生の頃は確かにメールなんて存在しなくて、文通とかしてたよね。
悪魔の喋り方とかほんとふざけててイライラするんだけど、妙に泣ける。電車で泣いたw 猫だけは、消せない。突然喋り出した猫の気持ちに、また涙。
『何かを得る為には、何かを失わなければならないのよね。』
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ちょっと気になっていた本だ。
何かにも書いてあったけれど、とても軽いタッチで存在意義とか時間とか、哲学的なことを教えてくれる、素敵な本だった。
悪魔で笑いすぎてしまった。
(翌日、スーパーで「きのこの山」に手が伸びた。)
猫のレタスで泣きすぎてしまった。
(特に、前飼い主のお母さんのことは忘れてしまったけれど、
ただ幸せだった、ことだけは覚えている、には号泣(笑))
さりげなく優しい元彼女も、
どもってる親友ツタヤも
死んでしまったお母さんも時計職人のお父さんも
死亡宣告を受けて考えて行動する主人公も、
登場してくる人たちみんな心に響いた。
家族はもともとあるものではなくて、
作るものである。
確信した主人公が、疎遠にしていた父に
大切な猫のレタスを預けにいく最後は輝いていたわ。
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7日後に死ぬ事が分かっていたら、何をする?命を1日延ばすのと引き換えに、この世から何かを無くすとしたら?極限の中で大切なものが見えてくる、教えてくれる小説でした。自分が死ぬ前に思い出したい小説です。
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ある日、突然、余命あとわずかと宣告された30歳の郵便配達員
悪魔が現れて、生きるために、この人生の中なら
なにかひとつを消してしまうと、1日生き伸びると言われて
生きるために、消すことを決めるのです。
消すものは、悪魔が決めるのだけど、最初は電話
そして、映画、時計、猫・・・
今まで、漠然とあって当たり前だったものがなくなる
亡くなったお母さまの言葉
「何かを得るためには、何かを失わなければね」
欲しがってばかりいても、なくなるものは必ずあるのだ
「人生は近くで見ると悲劇だけれど、
遠くから見れば喜劇だ」
「死と同じように避けられないものがある。
それは生きることだ」
切なくって、懐かしくって、悲しい
そんな時間を過ごした本でした
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余命宣告を受けた主人公が世界から何か1つ消すことを条件に1日だけ生きられるという設定のお話し。
電話とか時計とか、いろいろ消すのだけれど、テーマは死ぬことと生きることという哲学のど真ん中をいくストーリー。
軽くて、おもしろく書かれているけど、なんか考え込んでしまった。自分が死んでも世界は全く変わりなく続いていく。でも、生きていると、世界は、ほんの少しだけ変わるのかもしれない。変わらないかもしれない。
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部屋で一人、ボロボロ泣いてしまった。
猫の想い。
お代官様(主人公)が生き延びる為に自分を消せばいい。お代官様のいない世界でこれから生きて行くのは辛い
↑号泣ポイント((T_T))
自分は余命あとわずかという状況になったらどう受け止めてどんな行動に出るんだろう…
ジタバタせず、大切な物、人を愛しく想い、感謝を伝え、静かに命の終わりを受け入れられる強さを持ちたい。
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表紙と装丁はとっても可愛い・・・可愛さに惹かれて買ったけど、中身はそんなんでもなかった。最近の映画とかテレビでよく見る「感動大作だ!さあ、泣け!」感が強くて、ちょっと辟易してしまったなぁ。
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ふだんあまり年代の差を感じることはないのだが、この作品に関しては「最近の若い人はこんなふうに思うんだなあ」と改めて思ってしまった。携帯電話がなくなってしまったら、というのが最初のお題なのだが、ほんの20年前くらいまでは携帯電話なんて存在してなかった。私の中では携帯電話のない世界の方が長かったので、主人公のような感覚を携帯電話に対して持つことができない。
電車の中で本を読んでいるのはよくて、携帯電話(あるいはスマホ)の画面を読んでいるのはよくないと言われるのがどうにもぴんとこない。
親との関係も、この主人公はずいぶん幸せな親子関係を結べたのだなあとしか思えなかった。父親との確執めいたものも、さほど深刻には思えなかったし。母親にいたっては、絵に描いたような理想の母。こんな人ほんとにいるんだろうか、と思うとちょっと鼻白む。
みんな誰しも、失くしてみないとその大切さはわからないのだ。
そして、猫は消えないんだな。これがいちばん肩透かしだった。
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うーん、評価は非常に難しい。途中迄は何度も読むのを挫折しかけました。人によって評価は大きく分かれそうです。と言うわけで今回は珍しく評価なし(^^;;
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いろんな小説や映画の要素をごちゃ混ぜにして再編集したようなストーリー。娯楽小説としては面白く、伝えたいメッセージもわかる。でも、若さゆえか文章に重みがなく、大の大人が読むには説得力に欠ける。
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人によっては批判的なレビューもありますが、純粋に感動させられた良い本でした。
確かに、何だか軽い感じはするのですが、さらりと哲学的なこと、人間の本質に触れるようなこと、生死の観念のようなものが描かれていて、しかも心温まる。
素敵な一冊と思いました。
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大切なものはなんですか?
失ってからでないとわからない、当たり前に存在する大切な「もの」に気付かせてくれる作品。
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内容は一見軽々しくて下らなく見えるんだけど、随所に哲学を感じさせられ、最後には泣かされ、十分楽しませてもらった。