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2013.1.13読了。
ある日青年が余命が幾日もないと医者に申告される。家に帰ると自分そっくりな悪魔がいて、何かを1つこの世から消す代わりに1日寿命を伸ばすと話を持ちかけられる。青年は話に乗り1つまた1つと世界から何かを消していくのだが、ある時あるものを消すと言われるときに気付く…。
涙も出たけど、ただそれだけの話ではなく。
私なりの解釈で、①永遠ってないよね。②いつまでも、甘えられると思ったら大間違いだ。③いろんなことを大切に生きていかなきゃ。④お父さんと仲良くしようかな笑 この4つ。
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自分は何が消えたら困るだろう、、、とかいう話ではなく。
他が消えることにより甦る自分の記憶だったり想いだったりそういう話。
「愛」って偉大なんだろうな、と思う。
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おもしろいはおもしろい。
言いたいことも分かる。
ぐっと来て涙ぐむところもある。
だけど全体的に緩やかで、ガツン!とくるところがないというか。
あ、でも、アロハ(悪魔)が「猫消しましょう」って言ったところはさすがにハラハラしたけど。
(そもそも本のタイトルで分かっていても)
「フーカフーカ」の表現はとても好き。
アロハもいいキャラだった。
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短い本でしたが、なかなか良作でした。飼い猫がござるよと喋るところが可愛らしい。
映像化しやすそうな物語です。
星5つの9点。
最近、猫本をよく見かけます。
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著者はモテキ等を作った有名映画プロデューサーだそう。
なるほどテンポが良い。
病に侵された主人公が、何かひとつの存在を消すことで寿命を1日延ばしてくれるという悪魔と取引することで延命し、その中で人生を振り返り噛み締める。
LINEで連載された小説とのこと。
携帯小説と大衆小説の間くらいの文体。
すっと頭に入り読みやすい。
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映画プロデューサーとして『電車男』『告白』『モテキ』などを制作されている川村元気さんの初の著書。
2013年の本屋大賞にもノミネートされている。
この本との出会いは、毎朝聞いているFMラジオ番組にゲスト出演されているのを聴いたときでした。
「余命わずかとなった僕、その前に現れた悪魔、世界から何かを消す代わりに与えられた1日の命。」
普段何気なく過ごしている日常。
一見、あってもなくても影響のないだろうと思えるもの。
人間が作り出した決まり事に縛られる毎日。
死を間近に感じた主人公の心や視点の変化は、もろに自分の人生とリンクして、心の深くに染みわたる。
明日も朝早く起きなければと思いながらも、寝るのがもったいなく
思わず遅くまで読みふけってしまった。
これからも凄く大切にしたい本。
自分の大切なモノ、そして人を改めて思い直すきっかけになる一冊。
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LINEで読めて、すごく嬉しかったですが、日曜日も気になるし、いい話だったので、単行本でも読みたい( ´ ▽ ` )ノ
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大半をLINE連載で読み、書籍にのみ収録されている最終話を先日読了。
ある青年の人生とのさよならの仕方をポップに、でもどこか切なく描いた作品。
主人公の性格のせいか、はたまた狙ってのことなのか、死を扱う物語なのにわりとあっさりした印象を受けました。
大切な人との関係や自分の在り方を考え直すにはいいきっかけになります。
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LINEの配信で読みました。
なので、評価は無しにします。
紙のようには集中できなかった気がしてます。
でも配信最終日の本日分、主人公と悪魔のやり取りは秀逸(私にとって)。
リアルな本には続きのストーリーが収録されていて、完結なのだそうです。
買うか、買わざるべきか。
それにしても、太っ腹なマーケティングだな。
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猫好きだったら手にとられずにいられないでしょう。
愛すべき存在である猫がある日この世から消えたら
どうなるでしょう?
そんな内容だとおもって読み始めました。
違う。
余命半年、もしかしたら1週間も危ないかもしれない、
という突然の宣告を医者から受けた男が主人公。
絶望にとらわれる男。
その男の前に悪魔が現れる。
「この世界からひとつだけ何かを消す。その代わりにあなたは1日の命を得ることができる」
悪魔がもちかけたこの取引にのった男は、
のこされた短い時間で自分を見つめなおすことになる。
そんな話。
「猫」がこの世からいなくなって右往左往するお話ではありませんでした。
いや、思った以上に重い物語でびっくりしました。
思わず涙があふれてしまうような場面も。
この世から消してしまう「何か」を選択する権利は男にはなく、悪魔の側がにぎっているので
男が自覚していない大事なものを的確にこの世から消していこうとするのは
さすが「悪魔」といったところか。
残酷だ。
もし私の前にこの悪魔が現れたら、
いったい何を消そうとするのだろう。
よみやすい文章で、物語の世界にすんなり入り込めました。
著者初の作品とのことなので、
次の作品が待ち遠しい。
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本屋大賞ノミネート作品。
余命宣告をされた主人公が、一日命を伸ばすために、世界から何かひとつを消していく。
ラノベ調でベタな展開ではあるけれど、読みやすいだけに伝えたいことがストレートに伝わり、素直な気持ちになれそうな作品。
ベタだけど大切なことが散りばめられている。
そして、猫好きにはたまらない…
'猫というのは大したものだ。いっつも僕の気持ちには反応してくれないくせに、本当に辛いときはこうしてそばにいてくれる。'
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タイトルにひかれて読んだが、想像していたのとは違う。それと、以前読んだある本になんとなく似通っている…
この小説はどんな年齢層を意識して書かれているのだろう。重たい内容を扱いながら、あまり深く伝わってこない。主人公が30歳とは思えず、高校生ぐらいに見える。
もっと言葉をとことん削いで言葉を選び、ものすごーく短なストーリーにまとめた方がグッと心にくるような気がする。もちろん、最初から出てくるあれの人柄?も変えて。
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「この世界からひとつだけ何かを消す。その代わりにあなたは1日の命を得ることができる」 余命あとわずかな30歳の郵便配達員は、陽気な悪魔からささやかれ…。
何かを得るためには何かを失わなければね。......おっしゃる通りです。当たり前のようであって、そう思ってない。みな、なにも失わずに、得ようとする。それは違うのに、正しいとみな思う。犠牲は常につきまとう。
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切ない話だった。当たり前の風景、あって当然の物たちが、とても大切なもののように感じた。キャベツのしゃべり方がかわいい!私も飼い猫にお代官様なんて呼ばれてみたい。
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映画になったら面白かったんだろうか……。
……うーん。いやごめん。私には「いい話」過ぎてついていけませんでした。