紙の本
苦しみのシリーズ
2018/06/03 19:40
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編のラストでかなり精神を削られたのでなかなか手に取る勇気が出なかったシリーズを頑張って読んでみました。しょっぱなから換生の惨さが。間違いなく辛い内容でしょうが頑張って読んで行きます。
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ミラージュ昭和編開幕。
まさか信長が、景虎の身近にいたとはねぇ…。って現代編もそんな始まりだったか。
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仰木高耶と橘義明の最上へ繋がる一世代前の時系列。漂う昭和感とレトロな雰囲気がすてきなんやけども…直江さんの煮詰まり具合と美奈子さんの登場に、これからのことを知ってる側としては胃がキリキリと…キリキリ…。
正直心構えがまだできてへんにゃけど続刊が待ち遠しい。
ここまでシリーズが増えてくるとどこからふたりを知るんがええんか一概には言えんくなってくるけどやっぱ現代編でのふたりを知ったうえで昭和編は読み進めてほしいなぁ〜
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直江が景虎より年下しかも医大生でしかもちょっとお金持ち?ってふと意識するとじわじわと笑えてくるからやだ。無印からずっと若いイメージだった景虎がおっさんで煙草吸ってて、豪快なイメージな晴家がとても可愛い女性なのとか。こそばゆい感じがする。
高耶が記憶を封印する重大な出来事に向かって物語は進行していくわけなんでしょ。無印は勢いでだーっと読んでしまってよく覚えていない(っていうか、長かった)から、でもなんとなく嫌な感じみたいなものは残っているので、先を読み進めるには少々覚悟が必要なのかしら?みたいな。
20140303~20140308
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待望の昭和編!
すごく楽しみにしていましたが、今後の展開がわかっているぶん、ストーリーが進むのを見ると、、、。
最初、「笠原が直江なの?」と思いましたが、読んでみたら納得しました。どこの時代でどんな姿をしていても思考回路はやっぱり直江なんだね、、、と(笑)
今後も楽しみです。
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手元にありながらなかなか手が出なかった昭和編。
高耶さんじゃない景虎様を果たして受け入れられるんだろうか…という心配は全く必要ありませんでした。
やっぱりこの作品は引き込む力が強いなあ!読み始めたらぐいぐい引き込まれてしまいました。
本編でも何かにつけて語られていた30年前のお話。遂にあの忌まわしい出来事が明るみに…!(涙)
2人の関係も良好とまではいかないけれど、それでもまだ穏やかな空気が流れているように感じました。
景虎様が直江誘って飲みに行くなんて!!!
朽木さんのことはほんとに辛かった。
高耶さんにとっての譲みたいなポジションに収まってくれる人だと勝手に解釈してたから。まさかまさかです。
かの美奈子さんも登場して、これからあの結末に向かって進んでいくのかと思うと気が重い、とっても。
出会いはまさかの直江が先!でしたけど。
ますます惨いなあ…!
闇戦国もこれからますます激化の兆し。
ボロボロになっていく彼らは見たくないなあ。
ハッピーエンドにはなり得ない物語を追うのは本当に切ないですね…
おかっぱの男だけが1人異質な空気を纏ってますけど、あの人は中身も見てくれもいつも謎ですよね…。おかっぱって…笑
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“昭和編”キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!!
と思ったのですが、30年代の昭和、てのは近いようでいて遠く、でもやっぱり近い、という複雑な時代。
BGMにはどうしても『ALWYAS -3丁目の夕日-』のメインテーマが聴こえてきてしまったりするなかで、このミラージュ独特の愛憎劇を読む、という苦行にも似た行為を実施したのですがあにはからんや。
この巻、どっちかってーとその昔のお台場(当時は河田町)テレビ局の昼ドラみたいな雰囲気で、ちょっと苦笑してしまいしまた。
この本の存在を教えてくれた友人が言っていたのだけど、このシリーズに関しては我々読者は“終わり方”を知っているのですよね。
あのふたりがあーなってこーなって、そんでどーなるか。
知っていて読み進む物語。
これって作者の桑原さんにとってもかなりな冒険だとおもうわけです。
現に、主要キャラである美奈子の登場には
「こーいうカタチかいっ!」
と声をあげてしまうひとも多かったはずだし。
(巻末の展開にも「をいをい・・・・・・」と突っ込んだひとも多かったとおもう)
あと、なかなか昭和編の景虎様と直江、晴家のキャラに馴染めないのも時代を越えるシリーズものの痛いところかな。
邂逅編や幕末編ではここまでキャラに違和感を覚えることはなかったのだけど、やはり昭和だからだな、と感じざるを得ない部分かとおもう。
近すぎるんだよね、高耶たちに。
(加瀬⇒ホニャララ⇒高耶、だもん)
なので本作読後、つい幕末編と邂逅編を読んでしまいました。
そして改めて、わたしが好きなのは景虎様なのだわ! とおもいました。
高耶、じゃないのよ。
おおもとの“景虎様”が好き、なのだと。
けど、続編は読みますよ。
でも近所に売ってなーーい(泣)
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昭和編が完結したと思い込んで読み始めたらまだだった。がーん。でももう止められないので既刊分まで読む(笑)。
景虎様より若い直江にくすぐったさを感じつつ。これが高耶さんたちの直近の前生だと思うといとおしさ倍増。思ってた以上に、直江は景虎様のこと素直に?好きだったんだねえ……。
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久しぶりに読んだけど,時代を変えて相変わらず同じことをやっている,人間って進化しないというか,妄執にとらわれているっていうか,,,
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炎の蜃気楼昭和編シリーズ
『夜啼鳥ブルース』
『揚羽蝶ブルース』
『瑠璃燕ブルース』
『霧氷街ブルース』
『夢幻燈ブルース』
まで読了
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炎の蜃気楼 昭和編1
なんで昭和編は通番をふってくれないのだろう…。5巻手元に届いて、いったいどれから読み始めればいいのか迷ってしまった。
昭和30年代の東京が舞台。私の親が青春を送った時代だが、作者があとがきに書いているように、確かによく知らない。
「夜叉衆ブギウギ」より何カ月か(何年か?)経っているようだ。というのも、景虎の両親と姉がすでに信長に殺されているという話が出てくるから。
そのせいか、景虎は暗い。朽木との交流でだけ少し明るい感じだったけど、朽木の正体があれでは、今後またいっそう暗くなりそう。
直江との交流はすごく苦しい感じ。鬱屈していて健全でない感じ。
直江も直江で景虎に屈折した感情をもっていて、読んでいて「ああこれが本編のあのわけのわからない直江の暴走につながっていくのね…」と納得した。
例の美奈子が登場した。想像していた通りのお嬢さんだったが、最初直江にフラフラしたかと思えば、次に景虎にフラフラしていて、あんまり印象は良くなかった。なにこの尻軽?
ところで、桑原水菜さんの本を読んでいてつくづく感心するのは、よく取材しているなーということ。言葉とか、風俗とか、昭和30年代をよく研究している。おかげですっかり昭和30年代の世界に没頭できた。
あと、表紙や口絵の登場人物たちがすっごくかっこいい!マリーも美奈子も素敵だが、景虎と直江がかっこいいこと!!