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銀行から中小企業に出向している会社員が、ストーカー被害に会うという設定の話。
いつも通り読みやすくて、スラスラと読めたけど会社での話が7、ストーカーの話が3といった感じで展開はしていく。
ストーカーの話が若干薄く感じたので、何となくボヤけた様な感じがしました。
別々に、読みたかったです。
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主人公倉田の押しの弱さに幾度も歯痒い思いをしたが、最後は一応の解決が見られた。仕事とプラーベートの問題がリンクしていくのかと思っていたが、そうならずちょっと拍子抜け。
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池井戸潤さんの作品は、初めて読んだ。日常に潜む危険。
そして、それに立ち向かう家族。家族の団結だけを書いた作品でもない。
銀行から出向になった会社で不正を暴く。
小さい時の記憶がシンクロする。
最後は、救いがあって良かった。
そこが、ドラマの半沢直樹と違う点かもしれない!!
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面白かった。うすうす途中で結果が見えてくるけど・・・。二つの事象が重なり合ってくるのかと思いきや、別なものでした。
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適度な面白さ、適度な軽さ、適度な気持ちよさ。
新幹線で3時間程で読了。
半沢シリーズも、中小企業モノも面白いんだけど、こういうのも面白いなぁ。七つの会議「もっと家庭寄り」的な重量感。
どんどん読み進めて「あー面白かった!」っていう感想を持てること、池井戸潤の小説はほんとうに面白い。
読まないなんて損しているとしか思えない。
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社内の不正問題と自宅を襲うストーカー問題のふたつを解決していく話。
さすが池井戸潤という感じで読みやすかったが、個人的にはひとつの不正問題を暴いていく形のほうが好きかな。
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最高に面白かった。公私ともに弱い立場に立たされる主人公が最後にはどっしりと存在感ある存在となり、人としてうなづける結末になって、思わず笑顔になってしまった。
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ストーカー被害に家族を含め巻き込まれて行く話と池井戸作品らしい会社の話がパラレルに展開する。
今回はストーカー被害を題材に家族描写が多く出てくる展開で新しい池井戸さんの感性が表現されているように感じた。
主人公は銀行から出向して数年の総務部長で営業部長と架空請求を巡り真相解明に向けて対立する。
個人的にストーカー被害の話が入った分池井戸カラーがボヤけた感じを強く受けたが、最後はすべての謎が解ける展開は爽快で面白い。
後半になるに連れて引き込まれて行く魅力的な作品になっている。
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主人公のストッカーの話と、会社の話が交互に進んでいく。どっちつかずって感じだった、最後には、どちらも、まるく収まった。
いつもの銀行の話とは、ちょっと違う感じ。
でも、さすが池井戸先生、面白かったです。
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とっても平凡なごくありふれたサラリーマンが主人公。
逆恨みによって家族への危険がせまり、
職場でも難問が降り掛かる。
おとなしく過ごしてきた彼が、
果たして家族を守り、職場で闘えるのか。
ありふれた小市民の私は共感できることが多く、
がんばれ!と主人公を応援したくなる。
誰にでもあるかもしれない日常の危険を
サスペンス要素を盛り込み、
勇気を振り絞って立ち向かう主人公への
人となりを優しく描く。
名も無き善良な小市民の人々へ、
がんばれっていうメッセージなのかな。
面白かったです。
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池井戸さんの新作。弱々しい主人公でしたが最後はよかった。家族小説と企業小説と混ざったようななんともいえない。
ただ主人公が銀行からの出向社員なのは池井戸さん作品らしい。企業小説の色を強く求める人には物足りないかもしれませんが、こういうジャンルも新しくて私は好きでした。
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「ようこそ、我が家へ」
些細な勇気と確かな誇りが悪と戦う。
真面目な倉田が、ほんの些細な勇気を見せただけだった。それがとんでもない恐怖を招くなんて、こんな事があって良いんだろうか。フィクションだけど、ストーカー野郎と嫉妬野郎に腹が立つ。家族を守る為に戦う倉田には、平凡だけど確かな愛情が似合う。
倉田は、会社でも戦う。腹しか立たない奴らに対して、辛抱強くも時に勇気を持って奮闘する倉田の姿は、勇ましくあると同時に悲しくもある。倉田は倉田でやるべきことをやろうとし、やっているのに、周りのレベルが低い以前の奴らばかり、そんな中で戦うのは、苦しいし、悲しいだろう。
ここで、半沢直樹ならば、圧倒的な攻撃力と知力でねじ伏せるところだが、倉田は彼みたいなスーパーマンではない。倉田は、少しの勇気を持った庶民派プチヒーロー。
プチヒーローには、スーパーマンには無い強みがある。それは、家族。半沢直樹にも家族はいるが、基本的には半沢直樹は、1人もしくは仕事仲間と共に戦っていた。しかし、倉田の場合は、基本的に家族と一緒に戦っている。
対峙するは、名無しの男。時折回顧する父と母の姿から、自分の今の幸せを噛み締めながら、家族と共に家族の為に戦う姿は、勇ましく愛らしく、そして人間らしい。
結果、銀行員として会社で奮闘する倉田も良いが、父親・倉田も良いと思っちゃうのだ。プチヒーローは、一度スーツを脱げば、父でありサラリーマン(スーツ二枚重ね)なのだ。
地味だが、確実に光っているプチヒーローは、半沢直樹とはひと味違う強さを持っている。
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読んだ自分の周りでもこんなこと起きてしまうんじゃないだろうか?
日常に潜む恐怖を描いたサスペンス×家庭×会社。
主人公の倉田は銀行から中心企業の経理部長として出向の身。妻と息子と娘と平穏に暮らし、争い事が嫌い。
そんな倉田が電車待ちの列に割り込んだ男に注意したところ、自宅付近まで付けられてしまうところから物語は始まる。
出向先の会社でも不可解な事件が起き、それぞれのテンポ良く進む展開にあっという間に読み進む。
池井戸作品ならではの、ド派手な逆転回収劇はないけれど、やはり得も言われぬカタルシスを味わえる。
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またまた速攻で読んでしまった。主人公のタイプが今までと違い、おとなし目の人だが、展開のテンポ、人物設定等の凝りがしっくりして面白かった。
通勤電車でのいざこざからスタートする点が、銀行物と違い、かなり身近なためか、すっかり移入した。自分だったらどんな対応をするだろうか?等、小説の流れからしばし逸脱した妄想にも囚われた。不利な状況の中にいる個性豊かな味方の描写もわかりやすい。話をなす2つの事件の結末については、若干わかりやすすぎた感もあるが、コンパクトに収斂し、素直に落ち着いた。
次回作もまたこんな感じで読むのだろう・・・。
(編集方針か何か不明だが、字がちょっと大きすぎかも。少しポイント数下げて、320pくらいの本にしてもらえればありがたい)