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文庫書き下ろしということで、久々の池井戸作品。
企業ものとストーカーものをミックスする必要はあったのか。読みやすい展開だが、話が散っている分、どっちつかずでやや物足りない。
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横領や架空取引のビジネス上で事件とオフでの個人的な怨恨(逆恨み)事件がパラレルに進行。舞台は違えど、いずれもまっとうに生きていたはずの人生の小さな齟齬で歯車が狂うことに・・・。
ズレた歯車は修復できる。元通りにはならなくてもやり直せる。歯車人生はそんなに脆いものではない。素敵な茶髪のシングルマザーもきっとそのクチだろう。
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読み始めはストーカーにより家族が壊されていく話かと思い、著者の新しいジャンルかとワクワクしたが、最終的にはいつもの企業モノに落ち着いた感。そういう意味では新鮮味はあまりなかった。
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2013/07/10-07/23
実直というより愚直なまでの主人公(倉田太一)に苛立ちを覚えながら、その実、自分も同じ人生を過ごしてきたことに共感を覚える。
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ストーカー被害のお話し。電車の中吊り広告を見て,購入。面白いのだが,現実のストーカーは,もっと理不尽で,執拗で,怖いものだという認識がある。そういう意味では,少々拍子抜けの感あり。社会派小説が得意の池井戸氏にしては,不完全燃焼と言えるかも知れない。エンターテインメント作品だと思って読んだ方がよいだろう。
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ずっと読んでみたかった気になっていた1冊!半沢直樹みてないけど、半分は半沢直樹要素はいっていそうな☆
読みやすくて、続きが気になるので1日で読めました。
ふたつの話が同時進行、あとで絡むのかと思ってましたが別物でミステリーという感じではなく。
ただただ、今の世間知らずの若者…若者に限らずバーチャル人間だとかモンスターペアレントとかそういった類の人間は理解出来ないな。でも近くにいる誰もが、そして自分自身もがなり得る“名無しさん”、納得。倉田パパの考えはかっこよかった。
そして何より、サラリーマンて大変だな。経営とか営業とか、おつかれさまです、と言いたくなりました。
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最初サスペンス的な感じかと、思いきややはり銀行が絡め中小企業ものであり、家族との絆あり、盛りだくさんでかなり面白かった。
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日常に潜む恐怖と、企業での戦いを描いた小説です。2つの話が同時進行していきます。主人公は実直で、押しが弱く、人が良い中年男性で、成人した長男と高校生の長女がいて、妻と4人で生活している、どこにでもいそうな人です。誰にでもありそうな話で、実話のようにリアルに読めると思います。
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ドラマを前に読了。後半は池井戸らしく会社と銀行の話で必要悪を成敗した。前半であり、主軸の家族の、話が薄く、何を伝えたいかがイマイチ。
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怖い話だったけど、最後はやや拍子抜けか。それでも充分に読み応えがあったのはやはりさすがというしかない。
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表紙を見て、今回怖い話なのかな、やめとこうかなと思ったけど、池井戸さんひさしぶりだし買っちゃえ!と読んだ本。
読んでよかった。
池井戸さんぽかった。
正義は勝つ!みたいな話は好き。
会社や、人間関係で我慢しなきゃならないことや、頑張らなきゃいけないことはどうしても出てくるけど、本当にここはいかんでしょ、というときに勇気をもって立ち上がり、多少の被害?はありつつも結果それが報われる、みたいな。
銀行から電子部品の中小企業に出向している倉田さんが主人公。
2つの事件
①出向先での在庫不一致から露見する(結果的に)架空取引事件
②電車での割り込みを注意したことに端を発する倉田一家に対する嫌がらせ事件(+息子への嫉妬事件、+妻へのストーカー?事件)
ちっちゃいことかもしれないけど、犯人に仕返しした息子に倉田さんがそれでは犯人と一緒、と説いたシーンが一番良かったな。
謝って済む問題ではないこともあるし、謝ることで楽になろうとするのは嫌だなあと思うけど、基本的に悪いことしたら謝るのが正しい姿だと思った。
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本年ようやく一冊目。ほかの池井戸小説のキレとは異なる、じっくりとした深みがあったと思う。人物に徹底して着眼し、一人一人の人生を紡いでいく点すごい。
ちなみにいつもながらか、解説として、今回は村上貴史さんが書いているところもかなり面白く読んだ。まさに贅沢な文庫本、である。
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仲のいい家族を襲うストーカーの話。
企業の不正の話。
どちらか一本にしぼってあった方がよかった。
なにはともあれ、どこで恨みを買うかわからない。
気をつけよう。
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一気に読み終えることが出来た。日頃、誰にでも起こりうる情景から始まるストーリー。現代社会におけるコミュニケーションの難しさや怖さも感じる。
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さっきまで見知らぬ他人だった人が一瞬で悪意の対象になってしまう。
本人にとってはそれすらも悪意ではなく、1つのゲームでしかない。
そんな昨今の状況を表すようで、結局は自分の身は自分で守るしかないのだろうか。