『こう来たか!』と鵜なされた!!
2015/08/31 23:40
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投稿者:ミヨママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おかざき真里先生の最新作は、まさかの最澄と空海の物語!
おかざき先生の全作品を読んできましたが、各作品の扉絵などに『和風』や『時代物』の雰囲気を感じられていたのでいつか時代物を描かれるのでは…と密かに思っていたのでファンとしてとても嬉しい限りです。
美麗な歴史絵巻を読んでいるようで…個人的には、空海のこれからがとても楽しみです。
人間性の溢れる内容です
2022/05/25 09:39
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投稿者:くうねる - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史的人物というよりも、人間味溢れる人物として、感情の深みを描いているところが素晴らしいと思います。
美しい.若き日の聖人たちの人間臭い姿が
2020/09/21 08:11
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投稿者:かっぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
若き日の最澄と空海を描いた作品.
美しい.
いつもながら絵画表現が.
若き日の聖人たちが憂えたり迷ったり嘆いたりする人間臭い姿が.
品が良く泣き虫な最澄と荒っぽく貪欲な空海の対比も鮮やか.
2人が相まみえるのが待ちきれない.
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おかざき先生で歴史?男性主役?って思ってたけど、すごい!
大好きなサプリと同じ心にぐさぐさささって、心がざわざわする。
でもサプリと一個違うのはわくわくするの。
空海と最澄二人を見てるとわくわくする!
一巻では最澄はほとんどを手に入れてるようですごく孤独。
空海はまだ空海って名前すら手に入れてないけど、その代わりあたたかい人たちに囲まれてる。
そして彼らの言葉を大事に抱えてる。
あと、信長がちらりと出てくるんだけどその1コマの信長を見ただけで、信長の話も見てみたいと思っちゃった。
すごく面白そう。
阿・吽がとても引き付けられたから歴史もありなんだ!って思えたからなんだろうな。
絵が美しすぎて大判でないのがとってもザンネン!
カバーをはずしても綺麗だもんなー。
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なにこの新境地!!
こんなこともできてしまうのね
おかざき真里!!
誰が誰だかごちゃごちゃするけど
うーーーんおもしろい。
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おかざき先生の新境地。
最澄と空海の同じ時代に生きた天才2人の
生きざまを書いた内容。
最澄、空海の幼少期~少年期、青年期
天才2人が本来行だろうレールの上を自らドロップアウトし、それぞれがそれぞれがもがき続けて辿りつくのはどこなのか?
道を究めるまでのその過程を躍動的に興味をそそるように描いてくれてます。
この手の話は得意不得意あるにせよ、私としはなかなか面白く読めました。
1巻はまだまだ空海なんかはまだ空海ともなってず、自分の精神部分を満たしてくれる何かを求めもがき続けてるんですが、最澄と空海が出会いどう影響しているのかなんかもこの先楽しみなところです。
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おかざきさんのタッチの力強さが魅せます。
話は好き嫌いありそうだけど、私は好きな方。
最澄と、空海のフィクション。
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おかざき先生の、こういうのが読みたかったのだなあ。
読むまではわからなかったけど。
絵的な表現がとても好きだ、と思いながら「&」が読めなかったのは、人の情念のような暗い感情の描かれるレベルが高すぎて、恋愛もので見るのはもう辛かったのだなあ。
と、これを読んだ後なら思える。
「あの人も、救われなくてはならないよ。」
今作は人間の業と戦うひとたちの話でもあるわけだから、全開で描かれても爽快に読んでいけそう。
野生の空海が素敵だけど、泣き虫最澄も可愛いなー。
怨念の文字を吐き出す悪霊のくだり、鬼気迫るものとユーモアが絶妙に同居している。
こんな表現方法があるのかー。すごいなー。
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ひとの気持ちや情念、業のような目には見えないものをビジュアル化できるおかざきセンセの才が堪能できる作品でした。
長く読んでいる作家さんで「いつの間にか凄いところに到達していた!」と雷に撃たれたような思いをさせられる作品がある。これはまさにそんな感じ。
以前、トークイベントで拝見した、かわいらしい声でころころ明るく喋る快活な感じの実体のおかざきセンセが描いたと思うと、そのギャップにある種の凄みすら感じる。
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藤原京も平安京も長岡京もあの辺好きだったけど、この二人は注目したことなかったなぁ。おかざき真里さんの、普段そっと蓋を被せているところにグイッとくる感じが、都や人々の直接的で不安定さとあいまって、浮き彫りになってくる。この頃の、お偉い方の兄弟争い忘れてしまったなー復習したいけど、自分が読んだのなんの作品だったかな。この作品を機に仏教とかと合わせて知りたいなぁ!
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これはすごく好きかもなー。
空海も最澄もどちらも興味ある人物なだけに、静と動の全く反する二つの魂が重なる瞬間と別離がこの先読めるのかと思うと、凄く楽しみ。
耽美な絵柄ではないのに、凄く魅力溢れる生きた人間を描くおかざき真理氏も、この題材に合っていて最高かも。
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初めて読むおかざき真里作品。クセのある現代的な絵柄だが、繊細で美しい。面白かったのは、呪いや怨霊の表現。絵と文字がぐねぐねと蠢き、躍動するアプローチが新しくて面白かった。
ストーリーはまだまだ序盤の助走段階という感じ。1巻は出世街道をみずからドロップアウトした最澄と空海の出会いで終わっているが、これから大きく物語が動き出しそうで期待が膨らむ。
実直で内省的な最澄とエキセントリックな天才・空海の対比が鮮やか。三白眼で見るからに我の強そうな空海、この不遜な佇まいは好きだ。
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おかざきさん、どこへ行こうとしてるんでしょう(笑)
手塚治虫になるおつもり?(たとえばブッダ・・・みたいな)
作品としては命を削って描かれてるんだろうと思います。
ただ。
私が今、このテのジャンルを読みたいと思わないだけで。
絵はすばらしいです。
迫力もあります。
文句なしに。
ただ、私が欲してないだけなのです。残念。
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15/3/14 購入-読了
女も男も色っぽい。
最澄も空海もセクシーで、面白い。
1巻は空海(真魚・貴物)が最澄(広野)を見つけるところまで。
ついつい平安京時代と思ってしまいそうだけど、舞台はまだ奈良。
国分寺や東大寺とか。
これから物語がもっと進んでいくんだろう。楽しみ!
一気に読みたいなぁ。
仏教世界とか、抽象的・観念的な世界だから、
ちょっとわかりにくいんだけど、なんか面白い。
共感するところは全然ない話なのだけどなあ。それが逆に良いのかな。
・阿刀大足(あとのおおたり)学者・空海叔父
・羽取
・勤操和尚
・智泉(後の空海十大弟子)・空海甥
・泰範(後の最澄一番弟子)
・行表
・徳一
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戦、飢饉、疫病に天変地異。仏は人を救えるのか?念仏さえ唱えれば、苦しみから逃れることができるのか? 平安初期、権力を持ち腐敗していた仏教を革新した最澄と空海。まだ何者でもない若かりし頃の彼らは、僧侶の堕落を知り、官僚に嫌気がさし、周囲の期待を裏切って、それぞれのエリートコースから外れる選択をすることになります。
重厚な歴史ものも描くんですね。『サプリ』は主観が強すぎるとか、ナルシスティックだとかいう感想があって、好みじゃないかな〜なんて、読んでなかったのですが。