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主人公は元医者のホームレス!そして探偵!!探してみたらホームレス探偵って他にもあるみたいですが、うちには初めてだったんで、新鮮な気持ちで読みました!!とことん自虐的な主人公と、若くして哲学的なものの見方をする大人びた少年との組み合わせが、本当に面白かったです。全体的に暗いし、推理理小説によくある爽快感はないけれど、人間の生き方に焦点を当てているところ、けっこうツボでした。
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ミステリーというよりヒューマンちっく…?と思ったらやっぱりミステリー。基本は魂の救済どうのな感じなんで、まあああいう終わり方でいいのかもしれませんが物理的根本的解決に全くなってないような。
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これまたお父さんにオススメされた本。
でも…なんか…展開読めたし
最後は思ったほど盛り上がらないし。
犯人があの少年だったらもうちょっとおもしろかったかも。
ホームレスが主人公って設定は、非日常的で◎だった。
登場人物が多くて名前忘れまくったな〜〜
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主人公日高は医者という職業、幼い息子、妻を一気に失い、ホームレスとなって、学生時代に誘拐事件に遭遇した光市に住み着く。そこで出会うかつての人々、彼らとともに巻き込まれる複数の事件。
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償い。
タイトルが素晴らしい。
最後は泣いた。
電車でこっそり泣いた。
人の肉体を殺したら罰せられるのに、
人の心を殺しても罰せられないのですか?
これが全てを物語ってる。
償い。
何が正義なんやろうね。
誰にも解らんはずよな。
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設定だけ見ると今はやりのお涙ちょうだい話かと思えます。その方が逆に読みやすいかと読み始めてみたら、そんなことを感じさせない作品で驚きました。名前すら捨てて目の前の生活しか考えず、でも本人は自覚もないだろうけど安易に死のうとはしていない。その姿勢が同情を誘うことなく好感すらもてる日高を作り出してます。償いの重さではなく厳しさを感じられるという点で面白い作品でした。
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「人の肉体を殺したら罰せられるけれど、人の心を殺しても罰せられないのだとしたらあまりに不公平です。他者の心を傷つけた者は、どうやって裁かれるべきなのだろう」このように文中で語られています。ふーん??
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最後までとっつけなくて、評判がいいだけに自分自身の読解力が残念でならない。人それぞれ考え方があって、それに惑わされつつ、人ってそれでも生きるか死ぬかしかないってことなんやろうか。(ま)
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「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」という帯にひかれて買った小説。いまいち入り込めなかった。[2008/5/17]
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店頭のポップに惹かれて購入したけど、そこまでいいとは思わんかった。登場人物に魅力はあると思うけど、主人公の軸がはっきりしないと言うかぶれやすかった感じを受けた。
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おもしろかったです。心に重点を置いていて、読み終わった後はすがすがしいというか、心が温かくなりました。ホント、オススメです。
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あまりミステリは読まない私でも、かなりハマった一冊。
「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」
というフレーズに惹かれて読んでみたら、悲しくてそれでいて感動できる本だと思いました。
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人の心を殺した罪は、どうしたら贖えるのか?
作中で矢口敦子はその問いを投げかける。
平和なはずの街で連続殺人が起こる。昔命を救った少年がいま、殺人犯であるかもしれないという疑惑。
彼はやさしさのあまりに人を殺すのではないだろうか、男はそう考えるようになるが−−−。
テーマや人間像の作り方はうまいし、読みやすい。でもところどころで作者の人物像そのものが透けて見えるような文章があって、内容だけに集中できなかった。
ラストのまとめかたも唐突な印象を受けた。
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初めての作家の本。あり得ない設定なのだが、事件が頻発してくるにつれてそれは気にならなくなって、終盤まで読ませる。
事件が起きると「結びつけている糸が太くなる家族もあるが、ぶつぶつ切れてしまう家族もあるのだ」……命を救った少年の家族関係がこわれていると知った日高は真人が生きてきた思いの切なさを受け止めてやりたいと思う。
他の作品も読んでみたくなった。
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だめだ・・・
文体が合わないというか・・・
どうしても感情移入できず、やっと読了と言った感じ。