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最後までとっつけなくて、評判がいいだけに自分自身の読解力が残念でならない。人それぞれ考え方があって、それに惑わされつつ、人ってそれでも生きるか死ぬかしかないってことなんやろうか。(ま)
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「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」という帯にひかれて買った小説。いまいち入り込めなかった。[2008/5/17]
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店頭のポップに惹かれて購入したけど、そこまでいいとは思わんかった。登場人物に魅力はあると思うけど、主人公の軸がはっきりしないと言うかぶれやすかった感じを受けた。
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おもしろかったです。心に重点を置いていて、読み終わった後はすがすがしいというか、心が温かくなりました。ホント、オススメです。
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あまりミステリは読まない私でも、かなりハマった一冊。
「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」
というフレーズに惹かれて読んでみたら、悲しくてそれでいて感動できる本だと思いました。
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人の心を殺した罪は、どうしたら贖えるのか?
作中で矢口敦子はその問いを投げかける。
平和なはずの街で連続殺人が起こる。昔命を救った少年がいま、殺人犯であるかもしれないという疑惑。
彼はやさしさのあまりに人を殺すのではないだろうか、男はそう考えるようになるが−−−。
テーマや人間像の作り方はうまいし、読みやすい。でもところどころで作者の人物像そのものが透けて見えるような文章があって、内容だけに集中できなかった。
ラストのまとめかたも唐突な印象を受けた。
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初めての作家の本。あり得ない設定なのだが、事件が頻発してくるにつれてそれは気にならなくなって、終盤まで読ませる。
事件が起きると「結びつけている糸が太くなる家族もあるが、ぶつぶつ切れてしまう家族もあるのだ」……命を救った少年の家族関係がこわれていると知った日高は真人が生きてきた思いの切なさを受け止めてやりたいと思う。
他の作品も読んでみたくなった。
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だめだ・・・
文体が合わないというか・・・
どうしても感情移入できず、やっと読了と言った感じ。
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「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」
この言葉はすごく印象に残ってるし、感銘を受けた。
だけど、それ以外はどうだろう。
面白くない事はない。だけど読了感が然程ない。
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これってミステリーなのかな?主人公の心情がよく描かれているものの、ミステリーとしての面白さはあまりない気がする。
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「肉体を殺したら罰せられるのに、心を殺しても罰せられないのですか? 」のコピーに惹かれて読んでみたのだが、物語自体がそのテーマにフォーカスし切れていないような…。心理描写にしても台詞にしてもいまいち捉えどころが無くて冗長に感じた。終盤に突如登場した女性は何だったのか、刑事とホームレス撲滅委員会の関係性は、関口老人の事件は結局何だったのか、ページ数が多いわりにひとつひとつの出来事の繋がりが希薄だったのが残念。
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かつて医師として自分が救った少年が殺人鬼かもしれない・・
現ホームレス、元医師の日高は事件について調べ始める。
初めて読んだ矢口作品。
構成も面白いし(大事な伏線が一番冒頭に出てくる意外性がいい)
日高と少年の交流の描かれ方もいい。
でもミステリーとしてのパンチは甘い。
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かつて医師だった主人公が不幸な出来事により野宿者となり、住み着いたある町で次々と起こる殺人事件に関わってしまう。
そんな中、偶然にも十数年前に誘拐犯から救い出した少年と再会するが、その少年を中心に殺人事件が起こっていることに気付く。
設定とかあり得ないし、ちょっと拍子抜けな部分もあるけれど、最後までサクサク・ドキドキ読めました。なかなか。
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最愛の息子の死、自分のせいで命を絶った妻。
医者として、また社会人としての人生を降りてしまいホームレスとして生きる日高はある日、かつて自分が命を救った少年真人と出会う。
日高は真人と行動するうちに、身の回りで次々起こる社会的弱者を狙った殺人事件の犯人が真人ではないかと疑い始める―。
ミステリーでありながら感動モノ。厚さを感じさせない、読みやすく、先が気になる物語を書く人です。
締めがちょっと安っぽいかもしれません。
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* * *
36歳の医師・日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、ホームレスになった。流れ着いた郊外の街で、社会的弱者を狙った連続殺人事件が起き、日高はある刑事の依頼で「探偵」となる。やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。絶望を抱えて生きる二人の魂が救われることはあるのか?感動の長篇ミステリ。
* * *
というカバーの紹介文につられたのではなく、某コミュで推薦する方が多かったので読んでみました。
主人公の元医師がなぜホームレスになったのか、主人公の周りで起きる殺人事件の犯人は誰なのか、というミステリーの要素もさることながら、この小説の面白さはなんといっても細やかな心理描写でしょう。
「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのか?」
というのがこの小説のテーマです。
警察署長やベテラン刑事がホームレスの主人公に過剰な便宜を図ったり、人物関係の偶然性が高過ぎたり気になるところもありましたが、主人公の心の動きにぐいぐい引かれて一気に読みました。
どちらかというと乃南アサや横山秀夫タイプの作家さんかな?
派手などんでん返しとかが好きな人には物足りないかもしれませんが、精神や心の問題にじっくり取り組んだ奥の深い作品だと思います♪