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肉体を殺したら罰せられるのに、心を殺しても罰せられないのですか?
のフレーズに惹かれました。
なんか、読み終わったらすごく切なくなった。
人の「心」って、なんなんだろう。感情はどこから来るんだろう。
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帯に引用されていた<人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?>というテーマの方が本質で、ミステリというより小説みたいでした。ぐいぐいぐいと一気読み。主人公が三十代半ばのホームレスの男。元医者。読み応えありました。
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6月25日読了。「肉体を殺すことは罰せられても、心を殺すことは罰せられないのか?」というテーマを軸に、連続殺人事件の犯人をホームレスの元医師が追う、というミステリ。美しい文章と言えなくもないが、文章の生硬さが私には気になる・・・。肉体を殺す者・殺された者、心を殺す者・殺された者ともに罪の意識に苦しむことになる。簡便な救いの道などはなく、誰しも悩みを抱えて生きるしかない・・・ということなのか。んなことグジグジ悩むなよ!という気もするが。
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08.06.20
本の帯を読んで購入した本。主人公をとりまく環境、境遇・・・少年の心理・・・いろいろ考えさせられる作品でした。
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部長から薦められた本第二段。扱っているテーマはいいのだが、ミステリーとしての話のテンポが悪いのか読みにくい作品だった。。
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おもしろい設定だっただけに
後半それぞれの人物像が一気にぼやけてしまったのが残念。
人って結局「理由」がなきゃ生きられないのかな。
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主人公は元医者のホームレス。過去に命を救った少年に偶然出会う。しかし、この少年がこの街で発生している連続殺人事件の犯人ではないかと疑いはじめるというところで、浦沢直樹の「MONSTER」を連想してしまった。文章は読みやすいです。
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k_31)おもしろかったんですけど、最後にもう少し何かほしかったな。ああいう終り方でもいいんだけど、まだ何か心残りな感がちょっとしました。
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「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」
この帯コピーが目に入り、手に取った一冊。
その答えが知りたくて、何度も読み返し、今やボロボロに...
肉体も心もどちらも大切にしていないと、幸せに生きていくことは出来ない。
けれども、誰かの心を傷つけ、心を殺してしまっても、罰せられることはない。
心も肉体の一部であるのに、なぜ?
他者の心を傷つけた人間は、どうやって裁かれるべきなのか――。
自分が他人の心に致命傷を与え得る存在などと考えられる人間のいかに少ないことか。
自分がその傷を負って初めて気づくものなのかもしれないけれど、
人の心を傷つけたことに気づかずに、または傷つけたことから目を背けて生きていくことほど
罪深いことはないと私は思う。
心を傷つけた人間が受けるべき罪は私にはわからない。
ただわかるのは、自分を、相手を赦せるのは、再び向き合えた時なんだろうということ。
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ミステリは謎の死が多く、結果、謎のままや、明らかにならないままの場合が多い!
しかし、この話はすべてが明らかになる!
心を殺してしまった時の償いとは?
自分の妻の心を殺してしまい自殺に追いやってしまった元医者のホームレスと、自分も含め人が生きる事に意味を見出せず、苦しくも生きている少年!
死にかけている二人の心は・・・
自分の心と相手の心を蘇られる=償い
ではないんでしょうか?
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元医師→ホームレス 以前に助けた少年 犯罪とは
「人の肉体を殺したら罰せられるけれども、人の心を殺しても罰せられないんだとしたら不公平だ」
「他者の心を傷つけた人間は、どうやって裁かれるべきなのだろう」
キーワードは理解できるけど、ストーリーと主人公の理論が無理やりで残念。
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自分の身の回りのさまざまな不幸を、他人のせいでなく、すべて自分の問題として前向きに生きる。。。というのが健康な処世訓になるところですが、本書に出てくる主要な登場人物は、自分のせいにするのは良しとしても、後ろ向きに何もしない。。。というなんとも哀しいお話。
読んでいてイライラさせられ、主人公がかつての恋人と再開して説教されるあたりの展開には、やっと溜飲でした。
犯人探しのどんでん返しには1本とられ、あぁ、やっぱりミステリだったんだ!の感。
(2008/8/21)
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ホームレスになった元医者が、昔命を助けた男の子に再会し、周辺で起こる事件を追うストーリー。
人が人と関わることで得るものについて思いを耽ってみたりした。
キャラクターが出来すぎてて、あんまり現実味がない感じがしたかも。
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ある町で立て続けに3件の殺人事件が起こり、
元医者のホームレスの男性が、刑事の依頼を受けて
色々と調べていくうちに、昔自分が救った少年が
関係しているらしい事を知ってしまいます。
人の心を殺しても罪にならないのか、と言う事が
テーマなのだそうです。
文章が稚拙に感じました。
流れや犯人も何となく予想が付いてしまうし…。
気楽に読む分には楽しむ事はできました。
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他人の心を傷つけた者は、どのように裁かれるべきか。ミステリーの体裁を装いつつも、何があっても「生きろ!」啓蒙するかのような内容。
罪にならず裁かれないならば、自らがどのように償うべきか。家庭を顧みず妻と子どもを死に至らしめた主人公は、エリート医師からホームレスに転落し、拘泥する。
しかし、そこまで語らせていいのだろうか。気持ちに反して人の心を傷つけた経験は誰しもあると思うが、自らの奥底に秘めて教訓とし行動しているはず。逆に、喋らせることで登場人物を薄っぺらくしている。