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紙の本
古くとも今に通じる親の心
2019/08/01 08:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:茴香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が小学生の頃に読んで衝撃を受けた本でした。おやゆびしゃぶりの子供の話は怖くて忘れられませんでした。
親になり、懐かしくて子供にと思い購入しましたが、予想に反して面白がって何度も何度も読んでいます。
言葉のテンポもよく、ちょうどひらがなを覚え始めた子供も文字を追いながら読んでいます。
古い本ですが、今にも通じる教訓がたくさん込められた絵本だと思います。
紙の本
戦前の絵本の雰囲気を伝える、こわくて目が離せない・・そして洒落た一冊
2010/08/04 09:59
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プラチナ若葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本がはじめて描かれたのは1844年!日本はまだ江戸時代のことである。そして日本語に訳され、出版されたのは昭和11年、戦前のことである。
当然絵も訳文も古い。
「おとこ の なか で わんぱく フリード あし の いたみ は まだ やまぬ」
という文では 「おとこ の なか」が「お床の中」だとはとっさに思いつかず ??と思ったけれど、挿絵のベッドに横たわる男の子を見てようやく理解した。
そしてこの本、何よりも内容にとてもインパクトがあり、くすりと笑ってしまうようなユーモラスな部分もあるが、それよりも一度読んだら忘れられない怖さがある。
マッチをいたずらして灰になってしまう女の子、舐めた指をちょん切られてしまう男の子、しつけが目的でかかれた絵本なのを差し引いても怖すぎて、デリケートな子が読んだら悪夢をみてしまうかもしれない。
それでも韻を踏んだ文章は端麗で、絵やページのレイアウトもとても美しい魅力的な本である。
戦前の絵本のレベルの高さと、洋の東西を問わず昔からずっと変わらない好奇心から危険な目に遭ってしまう子どもをいさめる親の気持ち、そういうものをこの本はしっかり私たちに伝えてくれる。
子どもに読み聞かせるだけでなく、大人が文化について考えながら鑑賞するのにはもってこいのお勧めの一冊である。
紙の本
異色の絵本
2016/12/02 09:49
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の純粋さだけだはなく、好奇心が持つ残酷さについても考えさせられた。脅かすばかりではなく、優しく見守ることも大切なのかもしれない。
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