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人の感情の変化を香りで感じ取る力を持つ主人公、香乃。そんな彼女の祖母が経営する、香り専門店『花月香房』が舞台のお話。キャラが皆魅力的。1話目と2話目はほっこりする話だが3話目からは一転。個人的には1話目、2話目の雰囲気が好き。香乃と雪弥さんのこれからが気になる。
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両親も妹もいるのに、何故に祖母と暮らしているのか。
雪弥さんがアルバイトをするようになったきっかけは・・・
そういう背景を感じながら、香りにまつわる
優しいミステリーと静かに育まれる恋に
色んな感情の揺れを感じます。
静かに時を重ねるように育っていく恋って いいわぁ~
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鎌倉が舞台ということで読んでみた。
最近流行りの短編ミステリーはあまり好みではないけれど、鎌倉の情景が素敵に描写されてて、サクサク読めた。
ただ、対象年齢が中高生向けなのか、登場人物の会話のやり取りやなんだか寒くて私にはノリが合わなかった…。
雪弥さんの大学は横国がモデルなのかな?
題材が興味深いだけに残念…。
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「香り」で謎解き、というのが面白い。
鎌倉を舞台に、香りに鋭敏な少女が身近な謎に関わっていくシリーズ、1作目です。
高校生の咲楽香乃は、香り専門店『花月香房』の店主の孫で、土日は店にも出ています。
香乃には、香りで人の感情を感じとる不思議な能力があるのですが、そのためにいろいろあって親元を離れ、祖母と暮らしていました。
大学生の雪弥は、土日はバイトに来ている大学生。
二人は子供の頃からの付き合いで、香乃の想いは伝えられないまま、静かに時を育んでいます。
店に来た人のために尽力していると、特殊な能力を生かすことが出来る場合もあります。
感情がわかるだけで、すべてが見えるわけではないのですが。
そんな香乃をいつもサポートしてくれるのが雪弥。
とても優しく完璧に見える雪弥さんですが、他所ではおそらく違う‥?
事件に巻き込まれるうちに少しずつ、いろいろな面が明らかに。
それもこれも、じわじわとこそばゆ~く進む可愛らしい恋のひとつの段階でしょうか(笑)
内気でおっとりして見える香乃ですが、意外に強い発言をして周りを驚かせることも。
それは内心、葛藤があって当たり前ですかね。
鎌倉の風物がしっとりしていて、いい雰囲気です。
登場する大人たちも個性があって、全体はほんわかしたトーンのこの世界の厚みになっています。
ちょっとお茶目だったり、口が悪かったり、意地っ張りだったり、人間臭くいきいきと描かれているので、面白く読めました☆
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すごくおもしろかった!鎌倉が舞台ということで読み始めたんだけど、鎌倉のおだやかな風景だったり人だったりが丁寧に描かれていて、読んでいてとてもほのぼのしたしあったかい気持ちになりました。
オレンジ文庫を最近読んでるけど、読みやすいし少女漫画的要素もあって終始きゅんとしながら読みました。
雪弥さんが本当に本当にかっこいいしとてもタイプです…続きも早く読みたい!
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鎌倉が舞台の本、好きだわー。
シリーズものなので、最初は星3.5くらいで。
後半にかけて4.5になるといいなー。
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香りに興味があり、鎌倉が舞台なので手に取った。
表紙で分かるが、やはり若い人向けのストーリーだった。でも内容やキャラクターは好きなので、続編も読んでみようと思う。
10
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鎌倉の香坊の孫娘、香乃。高2なのに中学生と見られるほど小柄。だが人の心を嗅ぎとる能力があり、そのために悩んでいた。バイトの雪弥と二人で色々な問題に巻き込まれていく。気弱だけど頑固な主人公。少女漫画みたいなお話です。
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人の心を香りで感じ取ってしまう主人公。
それ故に、1人祖母のいる香房で暮らしている。
そしてそこには、ものすごく古風なお兄さんが1人。
連続短編になっていて、最初の登場人物は
迷ってきたおばあちゃん。
年をとっても、こういう関係になりたいものです。
というか、こんな事されたら、ときめきそうな…w
2話目のお兄さんは…誠実そうです。
3兄弟、真ん中が典型的な金食い虫、という感じですが
他がきれいに育っていれば大丈夫?
決めつけていたからこそ、の気まずい関係。
言えなかった謝罪。
きちっと見てなかったから、という
自分の不甲斐なさもばれてしまった現実。
犬、賢いというより凄いです。
素晴らしい!
3話目は、アルバイトお兄さんの昔の彼女登場。
好きなのに何故? と思ったら、明かされる
付き合っていた当初の事。
これは駄目です。
そりゃ別れたくもなります。
敵情視察もしたくなります。
気持ちは分かりましたし、動機も分かりました。
が、とっさとはいえ…。
いい勉強になったと思いましょう?
そして最後4話目。
てっきり主人公一人っ子だと思ったら、な妹登場。
まったく性格が違いますが、これはこれで。
後悔した事は、もう取り返しがつきません。
後は、もう二度と同じ事をしないようにする努力。
中身は大変でしたでしょうが、青春、な感じでした。
という後日に、あれは…早い。
いや、アルバイト兄と主人公が遅すぎる??
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鎌倉校外学習に行く中2のために、「ビブリア古書堂の事件手帖」に続く読みやすい鎌倉が舞台の小説を探して辿り着く。
主人公香乃には、人の心の内を香りで感じとる特殊能力があり、その為に家族ともうまくいかず、鎌倉でお香を取り扱う店を取り仕切る祖母と暮らす。
そこでアルバイトをする大学生雪弥に密かに思いを寄せるのだが、特殊能力のため、何かと事件に巻き込まれて、その雪弥と共に奔走する。
読みやすく、鎌倉エリアのこともそこそこ出てくる。もどかしい感じが少女マンガのようで、男子には向かないかもしれない。2017
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華やかな描写の本ってすき。お香が興味深かったし、金木犀の香りの練り香水とかときめいた。柚子も良いな。
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お香、香りにまつわるミステリーというところに惹かれて読んでみましたー。雪弥さんが素敵。ヒロイン香乃ちゃんとの関係も気になります。続刊があるのでぜひ読みたい☺️
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・香りについてとからんでくる様々ななぞをたくさんの人に助けられたりしながら少しづつ解決していくのがとても面白く、解決した時には読んでいる人もとてもうれしくなる一冊です。
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高校生の香乃ちゃんの恋とちょっとしたミステリーと人情味あふれるあたたかくて可愛いお話でした。続編も読んでみたいです。
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鎌倉に店を構える「花月香房」は、香りを商う専門店。
祖母が店主、孫娘の香乃と大学生の雪弥さんがバイトに入って店をまわしている。
香乃は鼻がよく、人の感情まで香りでわかってしまう。
香りの日常ミステリー。
一番目の老婦人の恋文の記憶のお話が好きです。
もっとお香が活躍するお話を読んでみたいです。
お香の香りを体験したく思いました。お小遣いの範囲でですけども。