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近未来、「汚い戦争」で汚れた地上に根強く残る、形を変えたヤマタノオロチ伝説。祭りでクシナダ姫を務めるはずの少女は、名を変え、なぜか鳶として働いていて――。
ところどころわかりにくい部分もあったけど、読み直してほぼ解消。風の谷のナウシカを思い浮かべるとすんなり読めるかも。
震災後だからか、よけいに身につまされる。つまりはそういうことだよね。創作上とはいえ(震災前に描かれたのだしこのマンガにまったく罪はないけど)、事実と重ねると本当にやりきれない。
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タッチの優しい白土三平、みたいな絵がすてき。
古事記とナウシカと空色勾玉が混ざったような話で面白かった!
〝上橋菜穂子さん絶賛!〟だそうです。あ、上橋作品の挿絵描いてるのね!
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和風ナウシカの煽り文句に釣られて購入。世界設定は確かにナウシカだけど、話は別物でした。
当初の期待は裏切られたものの、素直に面白い漫画でした。なんとなく大塚英志原作の漫画にありそうな感じ。
個人的には好きな絵だけど、嫌いな人もいるだろう癖のある絵柄です。
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ものすごい発想力と構成力。
同人誌で、デジタルで描いてるようで、絵が見難かったりもしますが、中身がすごい。
帯で上橋さんが絶賛してるのに今気づきました。
重厚な一冊。
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「汚い戦争」によって汚染された地域の近隣を舞台にしたコミック。
古事記をモチーフにしたファンタジーな世界観と、戦争や労働、伝統や風習などリアルな社会描写が融合した作品。
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はじめは鳶職人の成長物語かっと思って読み始めたら
古代浪漫+環境問題をミックスした和風ファンタジーでした。
幻想的な絵柄が美しい。
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談話室の和風伝奇的な話教えてかなんかで登録してたのかな?たぶん。
絵と話がきれいで読みやすかった。ただちょっとアクションシーンはなにがどうなってるかわかりにくかったです。同人誌だったらしいので充分ですけどね。進撃の巨人も最初の頃ほんまわからんかったし。(アニメスゲーてなった)
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こういう日本の民俗学っぽい雰囲気は好き嫌いが分かれると思うけどなかなか面白かった。
オチだけは読めちゃうのが残念ですが。
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アイデアやストーリーは良いし、神話と絡めてこっているので面白いと思う。
コマわりや台詞が急で、何を語っているかがわかりずらいところが多く、ストーリーが複雑に見えてきてしまうところがあった。もう少し枚数を増やしてもよいので、緩急をつけて丁寧に説明した方が良いと思った。
絵も書き込みが多いが少しシンプルにした方がわかりやすい。ポイントとなるところとあまり必要ないところのメリハリをつけたほうが良いと思った。
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"本屋さんで、目立つところにディスプレイされていて、手にとった。漫画は久しぶり。八岐大蛇と素戔嗚尊の神話から生まれたファンタジー。時代も場所も現在の日本とは違うところ。戦争があり土壌が汚染されている世界。毎年行われるお祭り。そのお祭りにまつわる伝説。
漫画は、絵の質感というか、絵の雰囲気で読む気になる物と、そうでない物に分かれる。この絵の感じは嫌いじゃないなぁ。"
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現代から数百年後の日本を幻視させてくれ、そこで生きる人々が本当に活き活き描かれている傑作。作品に流れる重層化したタイムスケールと、メインキャラクターが鳶職ちゅう地に足ついた感が作品世界の強度を恐ろしいくらいの確固たるものに仕上げられていて、ドップリと話の中に浸かった。 この話のように、危険区域は不可侵かつ絶対的に神聖な区域として奉られるちゅうのは現実を冷静に捉えた作者の予測やろうけど、まず確実に迎えることになる未来やな。 ともあれ、現在日本に住む我々にとって、未来を想像させどうあるべきか考えるには良い一冊やわ。
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白井弓子さんは・・ 今月の14日に読んだ・・・「コミック星新一☆親しげな悪魔(2012)」に参加されてて、読んで興味を持った漫画家さんです。 今回は・・・ 『天顕祭 (2008)』を読んでみた。 やっぱ何といっても・・・職人さんは・・・かっこいいよなー。憧れる。
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同人作品だったというのが、恐ろしや。
汚染された未来、神話、そして、地に足のついた生活感。
この生活感がすごいと思う。