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寂しい・・
2021/11/26 01:34
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投稿者:まる子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
(少しネタバレですが)たくさんの人が旅立ってしまった・・・。寂しい。怒涛の展開の巻。翡蝉の想の深さと不器用さと優しさに涙がこぼれる。
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素晴らしい姫と従者の青年との絆
2016/11/30 23:32
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投稿者:ゆうゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近のコミックの中では一番好きな作品です。 長らく連載していましたが いよいよ12月に最終回になる作品なので 今からドキドキです。 スケールが大きく 美しい姫であるはずなのに 父である王にも 第2王妃にも ぞんざいな扱いを受けて 国をおわれてしまう、といった悲しいスタートなのですが 従者とし側にいる 青い目と金髪の美しい青年が支えてくれます。 姫は初めて恋を実感した相手は 死んだ母の愛人と世間で言われていた男性。 でも最後は壮絶な死を迎えるわけです。 この作品は読むたび 涙。民のために、国のために、母の敵のために、と進んできたヒロインはやがて最大の悲劇に向かっていくのかどうなのか。 ハッピーエンドは難しいのかもしれないけれど 実際そういった最終回だったら ちょっとショックが大きすぎる…なんて思っています。(笑)
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ネタバレなしに感想書くのは無理!な怒涛の展開。
曾国王位継承騒動編終幕。
前回のひきから、始まるクーデター。
なぜ、亜姫を奪還したい黄国の青逸を招いたのか、そもそも危険を冒してまで亜姫をさらった理由は?という疑問が一気に氷解する冒頭。
この作者本当に頭使って書いている。
玉璽がそろう重要シーンを今ここでもってくるのか!と感動した。
そして、腹グロ王子と呼ばれた旦の内面が明かされ、光との今までの回想シーンの真実が描かれる。
けっこうさらっとなんでもやっているように見え、黄国の宰相に『天の龍』と絶賛される旦にとって、兄・光こそが妬み憧れ甘えた唯一の『龍』だったということ。
それなんて『タッチ』?という展開に呼応して、すべてをあきらめてきた光が自身が見込んだ弟に国の運命を託すため動き、愛した女と共に戦う。
っていうか、まさかこの人死ぬとは予想外でした。
どっちかというと、二人まとめて死ぬか、こっちじゃない人が死ぬかだろうなと思ってました。
最後の伏線にいくために、容赦なく人気キャラを退場させる思いきりはすごい。
その伏線とは、その人物を殺した人物が同じように主のために命を賭すという展開。
最初の人物のように、大事な相手を直接救うのではなく、大事な人間がその道をいくために別の人物をかばうという同じ構図をわざと持ってきている。
正直、この人は死ぬだろうとは予測してました。
他のキャラと比べて曾国ではあたまひとつとびぬけて目立ってましたし。
それをどこにもってくるのかということ、作者は最高のシーンを作り上げた。
旦じゃないけれど、この作者にいわるゆる天性の資質というものは無いと思う。
努力して努力して考え抜いた構成だと思っている。
おそらくこの後の展開も最後まで決まっているのだと思うので、悪名高きそして前科ありまくりの小学館の編集部、打ち切りだけはやめてくれ。
おなじみの巻頭プロローグと前曾国王の最後のシーンを見て思ったのが、『真の王』という生き物になってしまった王の『顔』というか表情を作者は書いていない。
臨終や終焉において、亜王も黄王もそして曾王も顔を取戻し、情愛や後につぐものへのメッセージを打ち出す。
そうなると土妃の顔が半分無くなっている眼帯の表現は何かの暗示かも。
巻末お笑いがなかったのは残念だけど、雰囲気壊れないから今回はそれでよかったかも。
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ネタバレなので詳細は書きませんが。
悲しいけれど話は大きく進んだ感。
ベタな泣き所ががっつりありました。
出来れば前の数巻を読んでから読むのが良い感じかと思われます。
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曾国の話が終了。亜姫も簿星とやっと再会。
曾国王の顔がずっと影になってましたけど、最後死の間際に顔が出て、まともなことを言ってましたけど、これって結構効果的。
光の側にいた翠蝉も旦の側にいた段謹も死んじゃいました。少女漫画で死って少ないけど、上に立つ者は下にいる者の犠牲の上に成り立ってるんだなぁとちょっと切なくなっちゃった。
次はやっと土妃との対決?
そろそろ終わりかなぁ。
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万人に利する政策などあるはずは無く、誰かを幸せにすれば誰かに恨まれ。玉座を狙う権謀術策に神経をすり減らし、疑心ばかりが育つ。『王』は孤独な生き物なのだ。狂王の父を斃し、新曾国王となった旦。重責に負けず、兄弟仲良く国を治めて欲しいですね。
次巻は亜姫vs土妃。亜国は内戦になってしまうのか? 王族の内紛に巻き込まれて酷い目に遭うのは嫌だと一般庶民は思うだろうね。ふたりが直接バトルして勝敗を決めてくれれば被害も少なくて済むんだけど。そういう訳にもいかないし…。
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翠蝉の気持ちは光に届いたかな。戦とはいえ、主あるいは臣下を残して逝く者、残される者、どちらが辛いんだろう?ただ、逝く際にきちんと言葉を遺して逝けるのならば、双方共にその辛さも少しだけではあるが緩和されるんじゃないかな。曾の国に新たな王がたち、次はとうとう亜姫の番か。
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どんどんドラマチックになっていきますね。途中で読むのを止めることが出来ません。
旦と光、亜姫と薄星、光と翠蝉、それぞれ大切に想う気持ちが美しかった。
爺と曾国王の最期も見事でした。
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王になるという狂気がよく描かれてる。あのキャラが死んでしまったのは悲しいな……。主人公たちの行く道の未来を暗示しているようで。