紙の本
COOL 世界各国
2018/08/04 10:28
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHK BSの長寿番組「Cool Japan」についてまとめられた一冊。
外国人はこういったところを評価するのか!と楽しく読みました。
また、「分類か、関係か」(p208~)も興味深い考察です。
しかし、考えてみればcoolコロンビア、coolセネガル、coolポーランドといったポイントもあるはず。最近テレビでも、いわば日本礼讚番組が増えている感じがして不思議です。
電子書籍
日本と日本人を見つめ直す企画
2018/05/31 22:08
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投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る
レヴューを見ると映像を見た方々にとってはインパクトに欠ける旨のことが書かれていた
テレビとは無縁な自分にとってすべてのネタは新鮮だった
そもそもテレビでは語れない内容、使えない表現(ましてや某国営放送で)で満たされている
著者の経験や読書から得た内容をもとに
外国人と我々のもののとらえ方の違いを見事に切り出していると感じた
例えば、「世間」に生きる我々と「社会」に生きる外国人
特に「気を見る西洋人」と「森を見る東洋人」からは思わず膝をうつ内容である
要するにテレビで放映した部分は単に例であり
そのつぶさな解説が本書の本体を為す
この意味で本書は明らかに独立した読み物である
演劇を作るプロ側から我国へのメッセージが最後に熱く語られている
これは我々と我々の国を見直す企画に他ならない
紙の本
「社会」と「世間」
2015/10/07 21:58
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投稿者:ヨンデリーヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱりテレビで見た方が面白かったかな?映像向き。
っていうか、もとが映像なんだし(笑)
だから、もう少し図版が欲しいところ。
が、新書じゃムリか。
敢えて書籍にまとめたなりの面白さとしては、著者言うところの「社会」と「世間」という視点。
通勤電車内もこの視点で眺めると、めっちゃ奥深い、面白い。
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大好きな番組「クール・ジャパン」。もう10年目にもなるのね。で、その内容を司会の鴻上さんがまとめた本。つい最近見た記憶のあるエピソードもしっかり入っているし、鴻上さんのいろんな考察とか裏話とかもふんだんに入っているのでただの番組まとめ本以上の出来ではないでしょうか。キリスト教が西欧文化というか人々の考え方とか習慣に与えた影響とか、世間と社会の話とか、実に興味深いな。
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クール=カッコいい、優れている、素敵だ。1位洗浄機付便座、2位お花見、3位100円ショップ、4位花火、5位食品サンプル、6位おにぎり、7位カプセルホテル、8位盆踊り、9位紅葉狩り、10位新幹線、11位居酒屋、12位富士登山、13位大阪人気質、14位スーパー銭湯、15位自動販売機、16位立体駐車場、17位ICカード乗車券、18位ニッカボッカ、19位神前挙式、20位マンガ喫茶
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日本のこと、海外のこと、その差異などが細かく書かれていて最後まで面白く読めた。
筆者の語り口が軽妙。
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買ってきて積んどいたら、娘(中1)に先を越された。おもしろかったらしい。
わたしにとっては日頃の留学生たちとの付き合いを通じておどろかされたりおもしろがったりしていることを追体験しているような内容。
著者が出演している番組を見たことはないけれど、過剰に外国人からほめられたいでも日本を美化して自慢したいでもなく(日本発のユニークさを紹介するのが主眼なので、そのマイナス部分にはずいぶん目をつぶっているかもしれないけど)、ただ文化の違いや多様性をおもしろがるという方向性なので楽しく読めた。
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途中までで、図書館に返却。書きぶりも、内容もおもしろい!日本って良いよなぁと改めて思う。
その後、再度借りて、最後まで読破。クールジャパンを読んで、日本を誇りに思うのは少し違うと書いてあったけど、やっぱりそれでも、誇りに思う。おかしなところは、世界で揉まれて変化していけばいいし、自分も日本にこもらず、しがみつかず生きていければと思う。
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日本人ほど外国からどう思われているか気にする国民もいないだろうと思う。自分自身もどちらかというと気になる方だ。そんな人が手に取りそうな本だ。まあ、やはりというか、クールベスト20なんかが出てくるが、最も面白かったのは世間と社会の話だ。鴻上の別著『「空気」と「世間」』も読んでみようと思う。
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脱アンチNHKとなってから、たまに氏の番組を見ていたが、書籍化されたので入手。過去のネタも知り、単なる日本礼賛的内容ではなく、独特の舌鋒で、かつ軽いタッチで突っ込む内容。それが良かった(類似の本や番組は結構好きだったので、本書の内容はほぼトレースでき、ネタ的な新鮮味は特にないのだが、それでもおもしろいので)。
政府の文化支援の的外れ性の指摘は素晴らしい。有識者は沢山近所にいるのだから、積極的に民間に委託すれば良いのにと思う。せっかくのコンテンツを曲解されることが一番悔しいものであるので。
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日本ってすごいすごい、と自画自賛するだけでおわらないところがよいです。東洋と西洋の違い、東洋の中でも東アジアとそれ以外での違いなど、外からクールと表現される部分に目をむけながら、これからの「クール」を考えられる一冊です。
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鴻上さんはいつ読んでも面白いなあ。語り口が飄々としてて一見軽いんだけど、とっても洞察が深くて感心し、ためになります。dating period のとこがすごくスッキリしました!そうだろうなとは思ってたけど、ここまでハッキリ書いてるものは初めて読みました。
あと日本人は世間話はするけど、社会話はしないってとこもすごい納得。さらに社会話の例として犬散歩してる人同士が挨拶するってあって、これも激しく同意!!自分も初めて犬飼って思ったのは、「あれ、日本人って犬連れてる人にはこんなに気軽に話しかけてくるんだ!」というものでした。全然知らない人でも犬連れ同士だと必ず挨拶するし、犬同士を会わせるときは「大丈夫ですか〜?」
とか「いいですか?」とかか声かけます。これって本の中に出てきた、外国のスーパーのレジでHi!と挨拶して「私は怪しいものじゃございません。万引きしません。社会の一員です」ってアピールするのと一緒だなと思いました。鴻上さんの世間の本も読んでみようかな。
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帯文:”日本はまだまだ奥が深い” ”NHK-BSの人気番組『cool japan』の司会者として、世界を旅する演劇人として、外国人から聞いて議論したニッポンの姿。”
目次:プロローグ 「クール・ジャパン」とはなにか?、第1章 外国人が見つけた日本のクール・ベスト20、第2章 日本人とは?、第3章 日本は世間でできている、第4章 日本の「おもてなし」はやはりクール!、第5章 日本食はすごい、第6章 世界に誇れるメイド・イン・ジャパン、…他
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テレビ番組に携わっている著者が、そこで取上げた話題や、更に踏み込んだ外国と日本との着想の違いに関する考察や、“クール・ジャパン”が「日本発の好いモノ」、「日本が誇るべきモノ」という“一般名詞”的な意味を帯びたり、“政策”のようになる中で、「演劇文化を担っている」という立場も交えて思ったことを綴っている一冊だ。なかなかに興味深い!!
「一寸したネタ」を愉しむような感で、意外に深く、日頃の暮らしや感覚に関して考え直してみる契機になりそうな…そんな一冊である。
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NHKの番組「cool japan」の司会者が見た、聞いた「クール・ジャパンとは?」
外国人が「クール」だと思う日本の文化、「理解できない」と感じている日本の風習などを紹介。
番組や自らの海外経験を通して感じた、日本(日本人)の姿、その進むべき道についても意見を述べている。