紙の本
タイトルの工夫があると
2018/09/30 21:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:IYIY - この投稿者のレビュー一覧を見る
「古今東西の学者に学ぶリーダーシップ」といったほうが、しっくりくる内容。
「最強」「集中講義」というわりには、学説カバーの普遍性や掘り方の深さといったところで、不満の残る内容。
投稿元:
レビューを見る
リーダーシップ理論の大まかなところが分かります。
概観することで、知識の不足していた部分が埋まりました。
あくまでもダイジェスト版なので、アウトラインを知るようなものです。
投稿元:
レビューを見る
新たに昇格した課長が、リーダーシップ理論の大家から、リーダーシップに関する講義を受けるという想定で書かれた、リーダーシップ理論の入門書。
講義のオリエンテーションをドラッカーが担当し、以降、コッター、マックス・ウェーバー、三隅ニ不ニ、ウォーレン・ベニス、グリーンリーフ、ミンツバーグが講義を担当する。
筆者があとがきに書いているが、リーダーシップ研究は、多くの論者がさまざまな議論を展開しているので、「これがスタンダードだ」という教科書が存在しない。上記の学者たちは、この分野の有名な研究者であり、彼らのリーダーシップ理論を学ぶことで、リーダーシップに関する研究の、おおよその内容を知ることが出来る。
一方で、リーダーシップは、理屈ではなく実践という側面が大きい。だから、新任課長が、実際の場面で活かすことを想定してリーダーシップ理論を学ぶ、という本になっている。
私は人事部門に所属しているが、人事部門の人間にとってのリーダーシップにまつわる最大の課題は、
1) 将来の経営を担えるリーダー素養を持った人財を早めに見つけ出すこと
2) そうやって見つけ出した人財を実際の経営者に育て上げること、そのためにタフなアサインメントを与えること。実際のリーダーを作ること
だと思っている。
そのために、リーダーシップ理論書をあらためて読んでいる。入門書であり、当たり前だけれども、特に目新しい内容はない。が、読みやすく、分かりやすくまとまった入門書だと思う。