めぐりあう映画たち
2016/01/05 03:36
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世界には数え切れないほどの映画が存在する。一生かけたとしてもその全てを見ることは不可能だろう。しかしできるだけたくさんの素晴らしい映画にめぐりあいたい。そんな気持ちになる1冊だ。
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三度 楽しめる
観たことのある映画を
こんなふうに解釈してもらえる 楽しみ
まだ観ていないけれども
きっと 観るだろうな
と 思わせられる 楽しみ
そして
観ることはないだろうけれども
あぁ こんな映画なんだろうな
と 勝手に 想像する 楽しみ
まさに 読む「映画」ですね
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こっちの方が観たことがあるのが多かったからか印象に残ったし,にやりとさせられるところも多かった。ロストイントランスレーションの批評がいちばん印象的かな。
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沢木耕太郎が映画を批評する。読んだ人に「映画を見てみたい」と思うように書いたという。彼が言うように、紹介された映画評を読んで、映画を見てみたい気分になる。そのほとんどが古い映画なのですでに見ている映画もあったが、自分と違った見方をしている。紹介された映画で気に入ったのはDVDを借りて見てみようと思う。
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どれも短く端的にまとまっていて、映画が見たくなる。
大御所作家ということを感じさせない、率直な若々しい意見なので、読む方も素直に読める。あとがきにもあったが、あまり悪い面は記載しないようにしているのだと思う。
ドキュメンタリー映画については、さすがに辛口。誰でも自分が得意なものには、点が辛くなるものですね。
以下、いくつか気になる映画があった。
・あの娘と自転車に乗って
・ナビィの恋
・ショーミーラブ
・うちへ帰ろう
・ザ・カップ
・こころの湯
・蝶の舌
・魔王
・チャック&バック
・血の記憶
・インザペッドルーム
・ダークブルー
・8Mile
・藍色夏恋
・エヴァとステファンとすてきな家族
・殺人の記憶
・21グラム
・ウィスキー
・そして、ひと粒のひかり
・天空の草原のナンサ
・太陽に恋して
・ココシリ
・トランスアメリカ
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映画評でありエッセイでもある本著。
1999年から2007年までの90篇が収載されている。
映画を観るのは億劫だけど雰囲気を感じたいと思い
手に取りました。
沢木さんの「文章案内力」というか読み手に
「?」を感じさせることなく引き込む心地よい文章は
さすがです。
たくさんの映画を観た気になってしまいました。
少しは映画館で観たいんですけどなかなか行けません。。
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感想は「~街から」に。
https://booklog.jp/users/yaj1102/archives/1/402251132X
期間は99/10~07/3。鑑賞済みは90本中12本
シックス・センス/ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/グリーンマイル/ショコラ/ビューティフル・マインド/壬生義士伝/戦場のピアニスト/8Mile/ミスティック・リバー/ロスト・イン・トランスレーション/レイ/かもめ食堂/
「ロスト・イン~」の沢木評がかなり厳しめ。自分は海外生活をしていたころで、異邦での相手との気持ちのすれ違いなど「あるある」が非常に親近感あり面白いと思った作品だった(物語全体としてどうか?というは確かにあったけど)。
「ロスト~」をはじめ、比較的厳しめ評価の作品も多いのが「~森へ」のほうかな、という印象。
『シックス・センス』『ビューティフル・マインド』など、予想もしない「そうきたかー!?」と驚きのあった、お気に入り作品があった年代だったなぁと懐かしく読んだ。その驚きの部分に触れずに、これらの作品の魅力に迫る筆致はさすがだね。