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読み終わった瞬間は台所仕事しっかりやろうた思える。とりあえず家に置きっぱなしのココナッツオイルどうにかしてみようかな…
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「ごはんを変えるだけで人生は変わる」。数年ほど前にも読んだことがありましたが、改めて読み直すと、この本に書かれていることは、方法論でなく「在り方」だと気付かされました。
台所という空間に神聖さを見出し、命をつくる食材への感謝。そして、食べた人が幸せになりますようにという祈りをこめた料理の時間。ごはんに想いを込めるからこそ、料理にエネルギーが宿り、そのエネルギーが食べた人を幸せにする……そんな素敵な循環が毎日のごはんの時間で生み出されるって、素晴らしいことだと感じます。
ごはんは毎日食べるものだからこそ、想いの積み重ねた人とそうでない人の差は大きなものとなるでしょう。料理の時間を見直すことが楽しみになる、そんな1冊です。
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ごはんを食べる、という概念を根底から覆してくれた一冊です。
単に空腹を満たす行為と思っていましたが、「食事は神事。食べることによって生かされている。動物、鳥、魚のみならず、野菜、果実、穀物にもいのちのがある。」という考えに衝撃を受けました。
一粒の米も苦労の賜物。いただきますという言葉は、「あまつちの恵み 箸を高く捧げて いただきます」土と木々、海と空と太陽に、また食べ物を作って下さった方々、食べ物を運んで下さった方々、ありがとう」その全ての気持ちを、一言に集約した言葉なんですね。
ごはんを作る、という行為も単に食材を調理するのではなく、いのちの恵みをカラダに取り入れる聖なる儀式かもしれないと思いました。