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高校の時から 古代ギリシア・ローマの話は好きで、「対比列伝」等を楽しく読んでいました。
やっぱり歴史モノは『 人 』ですよね!
あのルネッサンスの塩野七生先生が古代ローマ史を書く!
というので最終巻まで毎回楽しみにして読んでいました。
塩野さんの歴史モノは 小説を読むように読みやすくて、感動できます。
「ポエニ戦役」や「カエサル」とか大きな事件も面白かったですが、小さな事件や文化とかも退屈せずに、とても面白く読めましたよ。
kainは ティベリウスのファンになってしまいましたよv
「十字軍物語」も読んでいますが、キリスト教がメジャーになる前は 物語として面白く、キリスト教が台等してきてからは 人間の本質の歴史物語として面白いですね。
背表紙を並べただけで50cmはある長い物語ですが、何回も読み返せる傑作です!!
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ローマの誕生から最初の500年間。ローマ隆盛の要因は、他の民族の文化や思想を理解して、積極的にローマ市民にしていった開放性にあると。
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表紙を見てとっつきにくいかもと思ったけど、読んでみたら面白かった。紀元前の歴史をここまでわかりやすく書ける著者の力量がすごい。
時折歴史上に登場する賢人やローマの政治の話が楽しくて、歴史を知るのは面白いなーとあらためて思った。
あと当然のことながら名称がカタカナばかりなので、がんばって覚えながら読まないとたまにわからなくなる…
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ペリクレスの言葉が秀逸。学生時代に読もうとして挫折したと記憶していたが、今、読んでみるとはまった。なぜ??
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勉強にはなるんだけど、人物名が頭に入ってこない。。
そして、読みにくい。。
読み物ではなく、歴史の教科書、という感じ。
でも、一通りの歴史は頭にいれたいなぁ!
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ローマ人の誕生から滅亡までを全15巻にまとめており、物語調なので歴史に興味がない人にも読みやすいと思います。
【熊本大学】ペンネーム:いのっち
☆この本は熊本大学附属図書館中央館にあります。
請求記号 232 Sh,75 (1)~(15)
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食わず嫌いの塩野七生でしたが、この作品は最高!
ローマの500年にわたる歴史を、こんなにリズムよくしかもユーモラスな文体で書ききるとは!
恐れ入りました!
知識の量も常人ではなく、エピソードも満点。
とにかく情報量が多いので、一回読んだだけではとてもじゃないが咀嚼できない!
手元に置いて、ことあるごとに開いて目を通したい一冊!
名将ピュロスとローマの戦い面白かったな。
文学的であり、理知的で、サービス精神旺盛!
キリスト教の考え方や、近代啓蒙主義的な思想を背負っていないところが、非常に好感がもてる!
古代ローマの時代性を的確に捉えようとする、澄んだ眼差しが非常に素晴らしく、歴史を書く方は、斯くあるべきと思いました。
全ての方にオススメです。
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ジツは。
10年くらい前に購入した、この本を上下巻に分けた文庫本版が本棚の奥に埋もれていました。
たしか購入当時、テレビで「世界ふしぎ発見!」かなんかを見てローマの歴史にキョーミをもったとオモワレ、勢いで本を買ったまではよかったのですが、当時はまったく読書の習慣がなかったタメ、その後一度も本を開くことなく現在に至っていたのを思い出して読みはじめたトコロ、ワリにオモシロくて、先日訪れた香港・中国にももって行って読んでいました。
が。
読み終える直前の下巻を中国のホテルに忘れてきてしまったので帰国してすぐ図書館で借りてきてつづきを読んだという、あたかもローマの歴史のように壮大なエピソードをもつ作品です。
この本は、建国からの王政を経て共和政に移行し、徐々に勢力を広げてイタリア半島を統一するまでの古代ローマを描いたモノで、私がホントにキョーミがあったのはそのあと、帝政時代の「ローマ帝国」だったタメ、この作品でそこまでたどり着かないとわかったときはけっこうガク然としましたが、ローマという国が柔軟かつ貪欲に国のカタチを整えていったことがよくわかったことや、2代目のローマ王の名前が「ヌマ」っていう名前のヒトだったことを知り、むかし全日本女子プロレスに、土木作業員みたいなリングコスチュームを着た「ぬまっち」というレスラーがいたことを思い出したりして、オモシロかったですたい。
この巻以降、時代を追って何作がシリーズがつづくらしいので、そっちもそのウチ読んでみようと思います。
http://blueskyblog.blog3.fc2.com/blog-entry-1429.html
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ローマが王国として成立し、その後共和制になるまでを描く。気にはなりつつもその分量から手をつけかねていたが、実家にあった文庫本の1巻目を読んだら面白くて止まらなくなった。
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すごい大作に手をつけてしまった~。ハードカバーで15巻、文庫版だと43巻…。
最近読書からはなれてたので1巻読み終えるのにちと時間がかかってしまいました。
読み終わるころにやっとエンジンかかってきて、おや?面白いぞ、と。
明日はどうやら雨のようなので、この勢いで2巻を読んでしまおう。
なんか、テルマエ・ロマエ映画公開あたりから、この「ローマ人の物語」図書館においてちょっとばかり競争率が激しくなってきてる…ような気がするので。
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良いと思うところに付箋をつけて読むことにする。
かっこいいから、ラテン語表題もメモ!
RES GESTAE POPULI ROMANI
=ROMA NON UNO DIE AEDIFICATA EST=
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いつか読んでやろうと思って積ん読になってたのをバンコクにまで持ってきて読んだ。実は前回駐在の直前に赴任中に読もうと八重洲ブックセンターに駈け込んで買ったのだが、7年近く居て結局読まず、送料かけて日本との間を1往復半させたことになる。
19年かけて熟成させて重い本を開いて愕然。どこが面白いのか全く判らん。単なる史書じゃん、これ。ギリシャ・ローマ史に世の人がそんなに興味あるとも思えんし、なんでこれがベストセラーになったの? 俺の読み方が悪いの?
もちろん筆者なりの分析や解釈が含まれてるんだろうけど、それで?って感じ。浅田彰の「構造と力」読んだときと同じような印象。
まいったなー。2巻目以降どうしよーかなー。日本に持ち帰るほどの意味ないし、読むのに時間を使うだけの価値も自分にとってはないし。
星ひとつでもいいんだけど、労作であることは間違いないし、金と時間かけて一つ星でしたってのも業腹だし。
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昨年完結した「ローマ人の物語」。 読んでみたいと思いつつも、なかなかの長編、さらに世界史はほんど勉強してこなかった私に読めるのか? という思いがあり、なかなか手をつけられなかった書籍。
たまには歴史ものもいいかな? と思い、とりあえず第1巻にチャレンジしてみた。
当初、地中海周辺の地図もイマイチわからず、出てくる人名もなかなかとっつきづらく苦労した。
なんとなく読みすすめていくうちに、紀元前とは思えないほどの発達したローマ人の考え方に驚かされつつ、徐々にではあるが、引き込まれていった。
ローマに限らず、その周辺の都市(たとえば、ギリシアのポリス国家)の発達した生活ぶり、すでに政治が成り立っていたことへの驚きもあった。
二千数百年前にして、成文法が制定され、共和制を確立したローマ。
私はこのころの人々は、強い者が弱い者を支配する独裁制しかイメージになかっただけに、驚きも大きい。
そしてローマの勢力の広げ方。 敗者を支配下に置くのではなく、市民権を与え、領土を広げるというやり方は、まさに知的。
「ローマは遥かなり」
時間だけではなく、もっと深い意味をもつことば。
第1巻を読んだだけでも、この意味をかみしめることができるローマの歴史。
まだ序章に過ぎないわけだが、この先が楽しみである
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ローマ人の考え方には、集団を如何に統率するか、企業が他社を買収したのちに如何に統合していくかは現代の経営でも学ぶことがあると思いました。
高校で学んだ世界史でのローマ史は退屈でしたが、深く知るとこんなに面白く役に立つんだ!と感じました。学校での歴史は暗記中心でしたが改める必要がありますね。歴史のつまらない教科書読むより、この本読んだ方がいい気がします
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日本では縄文時代・・・。すでに政治の仕組みを整えていた。異文化を受け入れて発展していく。そうでないものは衰退。今に通じる。