紙の本
ヒトイチ
2015/12/30 12:19
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察が警察を追うシリーズ絶好調ですね。展開が早くかつ警察内も本当のようで現実感にあふれています。とにかく楽しい文句なしです。
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元警視庁公安部にいた濱嘉之さんの作品。
他の警察物にはない、世間にはあまり知られていない世界を中心に小気味良く展開します。
ご都合主義的な展開もありますが、楽しく読めます。
ただ、全体的に少し平たい印象があります。
シリーズ展開されるのでしたら、次回作に期待です。
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淡々と話が進んでいく印象で、ドキドキするということはあまりありませんでした。監察という部署のためか、キャラクターの性格が冷静な部分が多いせいか、あまり大きな感情の動きはない印象です。心理描写は少なめかもしれません。
警察の仕組みやそれぞれの部署の捜査のやり方、関係性、出世の難しさが細かく書かれています。あの組織の中で働く大変さ、出世は如何に大変かがよくわかります。その中で結果を出している人には本当に頭が下がります。
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作者は警視庁勤務経験も有するらしいが、そうした意味での「ディーテールの精密さ」が積み上げられ、全体として「巧みなフィクション」に纏まり、「絶妙なエンターテイメント」に仕上がっているのが本作だと思った。
本作の主人公…そろそろ“監察係”から異動となりそうな「4年目」の勤務らしい…或いは、この“監察係”としての次回作、または「異動した部署での更なる活躍」の次回作も期待出来そうな感じがした…
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サクサク読めましたが、各章が別々の話だつたり、ストーリーにあまり面白さを感じませんでした。
この作家ってこんなもんでしたっけと思えるほど。
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本当に面白い濱嘉之先生の警察小説
今回も人に嫌われるであろう部門
人事一課…警察官の警察・・・監査部隊です
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この方の警察小説、なんだかんだでいつも新刊が出ると買ってしまうのだが…
主人公が、男前で、お洒落で、仕事ができて、女にモテて…とそんな人おるかー!というキャラクター設定で毎回疑問に思う。
本作はまだ、その描写が少なくてあまりそこに突っ込みどころを感じなくてすみました。
次回作に期待。
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警察の内部が詳細に書かれていて、一種の警察ウンチク小説となっている。「警察が警察を追う」という警視庁人事一課監察係はたしかに面白い。ただ濱嘉之の主人公はいつも完全無欠のスーパーマンである。本編の榎本博史もそうである。結局は警察讃美でもある。「政党助成金のような悪しき習慣は廃止すべき」には共感。ただし、政党交付金は習慣でなく制度であって、法律を変えれば廃止できるものである。
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面白くなくはないんだけど。ぐっと掴みがないというか、ぐぐぐぐぅーっと引き込まれるほどの引きはない。
淡々と事件、淡々と解決。
みたいな、キャラ設定がふつうもふつうだからなのか?
警察内部の事件だかで、死んだりなんだりがあまりないからなのか?
なんつーか、白い巨塔ほどドロドロもしてないし、事件もまぁ、ありきたりで、なんとも味気ない一冊。。。
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この作家は、沢山情報や資料持ってんだけど、プレゼンが下手かなぁ。惜しいんだよなぁ。と思いながらいつも読んでる。
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舞台は人事課監察官になったが、ストーリーは他の作品と似ている。部内職員を調査することの悩ましさなども描かれず。
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昔は、制服を着ている人が、警察官だと思っていた。
推理小説で、警視総監とか、、、出て来たりして、警視庁と検察庁が、あるのだと理解してきた。
それも階級がそれぞれあり、警視庁本部の組織図で、公安という部署もこの中の一つなのだと、、、、
この本を読んでいて、警察ものなのに、殺人事件が起こらない所がいい。
何でもかんでも、殺人事件が、発端とした物語が多すぎるように思われる。
警視庁人事一課を通称ヒトイチと、主人公は榎本博史!
料理が得意で、彼女の方が食べる人という設定も面白いし、彼女菜々子さんも、私と同様に、警察の階級を良く知らない人で、最後の言葉、「ブラック企業みたい!」というのと、同様な感じで、私だけが知らないのではないと確信した。(笑)
作者が、警視庁へ入庁して、エリート街道を歩いてきた人であるから、このような詳しい内部事情が書けるのだと、理解した。
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監察とは、警察職員の規律の保持につとめ、不祥事案の絶無を目的としている。
いわば警察内部を捜査する役割をもっている。
新宿警察署組織犯罪対策課・課長代理の三田村洋一は、検挙率も高く署内でも一目置かれている、
匿名による内部告発で名指しされた三田村に対して、榎本たちは捜査を開始する。
濱さんの経歴もあって細部にわたって現実味のある物語となっている。
監察は諸手を挙げて歓迎されるような部署ではない。
けれど、不祥事が表沙汰になる前に誰かが不正の目を摘まなければならない。
榎本たちチームは、三田村に関する様々な情報を事細からに集めていく。
地味な仕事ではあるけれど、警察の自浄といった面から見れば大切な仕事なのだろう。
「監察」という題材のためか、読んでいてあまり盛り上がりを感じなかった。
「ヒトイチ」では周囲の協力が得られていたが、まったく情報が掴めないときはどうするのか。
そんな物語も読んでみたい。
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警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。大組織の片隅で囁かれる噂や、匿名の内部告発を洗っていくと、思わぬ人物に疑惑がおよぶ。監察に追われたら最後、仲間の警官といえども丸裸にされるー。
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警察官の不祥事を探す警察の警察、警視庁人事一課、通称 ヒトイチ。
監察係長の榎本の元に届く噂や内部告発の数々に、榎本係長は、どう対応するのか?
3つのストーリーが、迫真のドラマを演じます。
ハラハラ、ドキドキの良書。