「人生はたしかに短いけれど、急いで終わらせるには長すぎる」
2009/10/19 10:50
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
死にたがりの17歳を追いかける10余人の追跡劇は、紛失した携帯電話を探すヤクザや予知能力があるという老婦人もかかわってますます混沌とし始め、静かにしかし大きくなっていくのでした。アメリカのTVシリーズ『24』を彷彿とさせる刻一刻と状況が変化する24時間の物語ですが、テレビと違ってリアルタイムで進行しない分、15人の視点が小刻みに切り替わることで緊迫感を盛り上げています。
だんだん登場人物の立ち位置がはっきりしていくことにより、<17>と名乗る正体不明の心中相手の存在が物語の中で大きくなり始めます。<17>とは誰なのか、本当に死にたがっているのか? 今後、自警団やヤクザがどこまで物語に介入してくるのか、話がどこまで大きくなるのか。
物語の舞台である大晦日まで毎月刊行ということで、この先の展開が楽しみです。まだやっと夕方4時前後なのです。
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▼読了。二回目の目標確保失敗、まで。暴力団(?)、ヤンキー、自警団と絡んで、人がどんどん多くなって混迷を極める描写は、やっぱりマンモス進学校蓬莱学園を髣髴とさせる。
▼17の目論見が見えてくるのか来ないのか、というところでまたも幕。やはり一巻と同じく、今のところ評価不能。
▼ファブリ関連はちょっとドキドキした。こう見ると、笹浦だけ本筋とちょっと離れた俯瞰者的立ち位置なんだね。
▼中二病イスミくんの狼少年ぷりのせいで話がぐちゃぐちゃになっております。ファブリ・笹浦のゲームに関わってきそうだなー。
▼今のところ、好きな登場人物はミツハシくんです。(09/10/10 読了)
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1と2が同時販売
15人の群集劇?
いろいろ面白いとは思うけど
最後まで読まないと判断くだせないなー
笹浦はいいよねぇ…
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ファブリの登場によって物語が複雑化。もはやなにがなんだか。後半の公園のシーンのノンストップ感がやばい。元吉祥寺ユーザーからすると情景が完全に想像できてより面白かった。
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急展開してより面白くなってきた。15人以外の登場人物もけっこう出してくるのね。
続きもよめなくなってきたし、これは一気に読み切るかも。
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2010 4/25読了。WonderGooで購入。
ファブリ一味登場で状況がいっきに緊迫の度を増す巻。
ファブリの嫌な奴っぷりが半端ない・・・この先、吠え面かく展開になってくれないかと切に願いたい・・・。
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一巻に比べて話が展開してきて読みやすくはなってきたけれど、なんかまだ乗り切れない。パニック的な追いかけっこのシーンがいまいち盛り上がらないせいか?とりあえず、続けて三巻も読もう。
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文体に慣れてきたところで物語りも急展開。そろそろ混乱してきました。東京の地理に詳しくない人には辛いかなぁ。
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読み終わりました。
捜索隊は徐々に包囲網を縮めて行きますが、そこに目玉を繰り抜くのが趣味のやくざやら半ぐれの自警団やら暴走族やら、大勢出てきてしっちゃかめっちゃか。
そして最後に「17」から意外なメッセージが送られ、物語は新たな展開へ。
今回は息をもつかせぬスピード感ですよ。
大人はわかっちゃれない、もしくは2vs13◆そして2vs12
著者:新城カズマ(新城十馬)
イラスト:箸井地図
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シリーズ2巻目。三橋が動き出し、様相を変える徳永の捜索劇。ファブリの登場によって、他人の命を救うために自分の命を懸けることになっていく様には目が離せない。2巻に入ってから急加速で面白くなっていく。広がっていくネットワークに狭まる包囲網。警察に自警団についでに東京のアンダーグラウンドに知らず識らず足を突っ込んでいく捜索隊の面々。徳永発見から捕獲へ至るが、最早徳永が見つかったところで畳まれない大風呂敷。続き続きっ。