紙の本
ガイドブックとしても
2024/01/24 14:18
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノーベル賞候補の作家たちを扱っているということは現代文学のガイドブックということにもなる。文学のカイドブックなんてと思う人もいるかもしれないが、こういった情報なくしてはなかなか辿り着けないものなのでありがたい。
紙の本
カズオ・イシグロやボブ・ディランが本当にノーベル賞を獲った
2021/12/05 22:16
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本が出版されたのが2014年、この本が出版されてから、この本に掲載されている人の中ではカズオ・イシグロやボブ・ディランが本当にノーベル賞を獲った。しかしフィリップ・ロス氏のように鬼籍に入られた方もいらっしゃる
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『ノーベル文学賞に近い』とされる作家38人を紹介したブックガイド。
掲載されているのは村上春樹を始め、ミラン・クンデラ、トマス・ピンチョン、サルマン・ラシュディ、カズオ・イシグロ、ウラジーミル・ソローキン、ポール・オースター……等々。各作家に割かれるページ数は少なく、突っ込んだ評論でもないが、各々の魅力を伝えるのに過不足ない紹介文となっている。また、作品の傾向を数値化し、代表作のあらすじ、似た傾向の作家紹介を一目で解るように纏められており、そこを拾い読みするだけでも面白い(予想以上に既読が多かったのは残念だが……)。
名前が挙がっている中で、将来、誰が受賞者になるのかは解らないが、読みたい本が色々と増えてしまった。
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250pに満たない文章量で38人の世界の作家を取り上げているのだから当然その批評は深くはないけれど、さまざまな読書のきっかけとしてはかなり健闘しているのではないだろうか。あとは実際に読むべし。その先には想像もしなかった世界がいっぱい広がってるはず。
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村上春樹のファンじゃなくても、ノーベル文学賞候補をめぐる毎年の騒ぎは聞いた事があるはず。世界中のノーベル文学賞に近い作家たちについて、プロフィール、代表作のあらすじやその作家を好む人がよく読んでいる作家の紹介まで、遠大な世界文学の地平に踏み出す一冊。
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文学賞絡みで入手した一冊。賛否はあれど、何といっても文学賞最高峰に君臨する賞に、最も近い位置につけている作家達の特集。その割に、名前すら知らない人もちらほらいたのは自身の不明によるもの。これが出版された後、既にこの中から2人の受賞作家が出ているし、少数ながら自分で読んだことのある作家の作品も優れたものが多かったし、これから読むべきものの指標としても優れたブックガイドたり得る。
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ノーベル文学賞にもっとも近い作家たちいま読みたい38人の素顔と作品
著作者:都甲幸治
発行者:
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
ノーベル文学賞