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電子書籍
経済からみた株仲間
2020/12/23 13:08
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
株仲間が解散させられた時期に流通が混乱して経済成長率がマイナスになったり不正をした者を仲間に通知し全業者で雇用しないという商人の結託による多角的懲罰戦略を取っていたなど面白かった
紙の本
経済学教授の著者が,「株仲間」に焦点を当て,最新手法で江戸の高度経済成長のシステムを解き明かす
2000/07/17 03:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1980年代以降,経済史研究における最新の流れのひとつに,歴史制度分析がある。歴史の中で,なぜ,特定地域,特定の時代に特化した経済発展が見られたのか。歴史制度分析は,過去の経済学では説明し切れなかったこうした問題に新たな角度から分析の光を当てる。
本書では,新古典派経済学,マルクス経済学といった過去の理論を踏まえて歴史制度分析の意義を解説し,その上で,往時の最先進国英国にも匹敵する経済成長を遂げた江戸の市場経済を,歴史制度分析の視点から解析している。
「できるかぎり数量的に裏付けることを試みたい(はじめに)」ということで,相当に専門的な内容ではあるが,学者らしいていねいな検証には説得力がある。江戸の封建社会下で,いかにして「契約とその履行」という市場経済の根幹となるシステムが成立していったのか。著者は「株仲間」というシステムに注目し,細かな制度の一つひとつを検証することで江戸市場経済の構造を解き明かしていく。
(C) ブックレビュー社 2000
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