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小学校高学年~
村に訪れようとしている危機を救おうとする、10歳の少女“りん“。
影なし山の自然と一緒に立ち向かう、りんの真摯な想いが、いいですね!
ぜひお子さんに読んでほしい一冊です。
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ばけもの沼のある影なし山には誰も近寄らない。りんだけは山に入って遊び、薬草を取り、木のみを集めても平気だった。ある日、ばけもの沼から不思議な歌声が聞こえてきた。なにか大切なことがあると感じたりんは、ばさまが止めるのもきかず、月夜のばけもの沼に向かった…。山や岩、泉や沼に神秘的なものを感じてきた日本人らしいファンタジー。ストーリー展開が速くて読みやすい。りんのまっすぐな気持ちがすがすがしい。
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優しさと、勇気。
凛とした心。
気持ちの良い真っ直ぐさ。
ストレートな冒険ものです。
佐竹美穂さんの絵もばっちり合ってて良い感じ。
安心してお勧めできます。
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中編2編.
10歳の女の子リンの健気な活躍.自然の中に宿る神のようなものに包まれて,謎を解いて影なし山,影さし山の村を救う.石になってしまったキツネさんの挿話が良かった.
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佐竹さんの絵というだけでファンタジーの世界に入っていける。表紙の狐岩にどんな秘密が隠されているのかわくわくしながら読みました。