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古事記を読んだら次はこれ。間違い探しっていうより、微妙に表現が違うのが、かえって想像力を豊かにします。
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図書館から借りました
神話。日本最古の国史。
複数の説を並列で登場させる。
古い、アマテラス大御神あたりの話は微妙に違う話がいくつもあるのだが、だんだんに数が減っていき、すっきりとする。おそらく、統一されたんだか、文字で記されるようになったんだか。
なんとなく知ってはいるけれど、ちゃんとは読んだことがなかったので。
ただ、この本は400頁超えなので、読み終わるのに二日かかってしまう。
日本の国ができるまで。(文字通り、水の中から国土を引っ張り上げて、島を生むまで)
いざなぎ・いざなみ神話で、女の方から誘うのはいけない、とわざわざうるさく書いてあるのは。
基本の神話(原型)が、女性主権だった(元は母系所帯のはずだから当然だろう)のを、戦主体政治になってから女を圧する必要が出来てきたからか?
まあなんにしろ。
やたらと戦の多い話であった。
神話はだいたい、知ってたなー。
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いいとこ取りの抄訳なので当然と言えば当然なんですが、
終盤84節、
蘇我馬子の登場が凄く唐突に感じられました。
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現代語訳でも、もう一度じっくり読まないとよく分からん。
前半の神話よりも、後半、天皇や皇后やらのぐちゃぐちゃの人間関係のほうがおもろかった。
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【認識】
日本書紀を現代語に翻訳した書籍
【対象】
・日本書紀に興味のある人
・原文(漢語)を読めない人
【感想】
原文どうしで比較するとどうなるかは知らないが、古事記よりも文章的に堅い印象。
古事記と同様に前半は天皇の由来を語るための神話。
後半は天皇が誰とくっついて、どうなったかとかそういう話。
個人的に前半が好き。
後半は天皇が思い通りにいかなくて激おこってのが多く、エピソードが単調で退屈だった。
普通の物語と違って面白いところは、そのエピソード必要あったの!!ってなるところ。
○○しますから許してください→許さない、という逸話に対して、その○○を細かく説明する必要ありましたか???、となる。
かなりあっけなく死罪にするので通常の物語とは異なる構造で非常に面白い。