紙の本
面白かったです
2004/07/23 21:47
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投稿者:ai - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです! でも…だんだんかなり女性向けになってきていますね。
まぁ、作者が女性ですし、そういうなり行きは仕方がないと思います。男性が女性向けになったら…すこし引きますしね。
相変わらず文章がうまいです。
キーリとハーヴェイの雰囲気がそっち系に行きそうな所をギリギリでとめるのもいいです。だんだんそれじゃすまなくまりそうですけど。
とにかく恋愛が平気な方にオススメですね。ホラーと旅と格闘がまざっています。
私がこの本を読んだのは本屋でこれがあと一冊だったからなんです。それだけ人気があるのかなーと思い買ってみました。一から買ったのですがこれがもうはまっちゃったんですよ。だからかなりはまれると思います。
紙の本
興行団での日常
2018/06/30 18:16
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投稿者:gonna - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻にも登場した興行団に身を寄せているキーリたちの物語です。
4巻で再会したものの、キーリとハーヴェイの気持ちが微妙にすれ違ってて、まだまだギクシャクしています。
お互いを大事に思う気持ちはあっても、両方とも不器用なためにうまく表現出来ていないのですが、そのあたりの心情描写も見ものです。
今巻で驚いたのは、ヨアヒムが生きていたことです。
1巻ラストでどう見ても助かったようには思えないですが、さすが不死人…
5・6巻は上下巻になっていて、表紙の少年ハーヴェイが本格的に活躍するのは6巻です。
それまでの展開がやや冗長でまどろっこしいのですが、6巻を読むために、しばし我慢です。
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興業団のキャンプに世話になりながら霊の見えるナナの面倒を見たりしているキーリ。幽体離脱?のできるベアフットも登場。ヨアヒムに会い、ハーヴェイの核の現状について聞いてしまうキーリ。
後半はハーヴェイとヨアヒムたちの過去の話が出てきて、昔から変わらないんだなと思いました。
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ハーヴェイとキーリの微妙な距離感がすごく素敵だった。
お互いを想うが故に・・・キーリもハーヴェイも(特にハーヴェイ)気づいているからこそ近づけない。
ハーヴェイには毎度まいど早く幸せになって欲しいと想う。
背負うものは重いけれど・・・
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最初は短編のようだった物語が一気に進みだしたと感じる一冊でしたが、個人的には最初の兵長の話が良かった〜。兵長個人のことなんだけど、そこにハーヴェイやキーリも色んな意味で関わっているのだなぁと。
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キーリとハーヴェイそしてラジオの兵長は、不死人がいるという噂を聞いて、ベアトリクスかもしれないとウエスタベリへやって来た。街は植民祭の季節。ハーヴェイの知り合いの興行団と出会い、彼らのキャンプに世話になる事にしたキーリ達。そこを拠点にベアトリクス捜索を開始する。しかしハーヴェイは、なぜか一人で出掛けてしまう。興行団の手伝いをして時間を過ごすキーリ。ある日買い物に出掛けたキーリの目の前に予期せぬ人物が現れる。そして――!?
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ヨアヒムが再登場。そしていつも通り危ない事に足を(頭を?)突っ込むキーリとハーヴェイ。不死人になる前のハーヴェイ(エイフラム)とヨアヒムの話も。記憶がほとんどないとはいえ、あまり変わりのない二人に思わずにやりとしてしまう。やはり変わりのないこの二人のやり取りにも苦笑。
久々に読んだが、やっぱり面白い。3日で上下巻2冊読み終わってしまった。かなり覚えていない部分があって、読み返したい気分になった。
2009/03/31
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思い出巡るホーム・シティ…シリーズ第5作
読了日:2007.08.26
分 類:長編
ページ:301P、287P
価 格:各550円
発行日:2004年7月、9月発行
出版社:電撃文庫
評 定:★★★★
●作品データ●
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主人公 : キーリ/ハーヴェイ
語り口 : 3人称
ジャンル: ライトノベル
対 象 : ヤングアダルト向け
雰囲気 : 暗め、幻想、退廃的
結 末 : つづく
イラスト:田上 俊介
デザイン:Yoshihiko Kamabe
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---【100字紹介】----------------------
ベアトリクス捜索のため、噂を頼りに
南ウエスタベリにやってきたキーリ、ハーヴェイ、
ラジオの憑依霊・兵長。植民祭に浮き立つ街で、
思わぬ人物と出会った事から運命の歯車が…
悲しい戦争の記憶を綴るシリーズ第5作
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「キーリ」第5作。上下巻なので5・6巻です。
前作で合流したキーリとハーヴェイですが、今度はベアトリクスとはぐれてしまったので(というか撒いたでしょ、キーリ…(- -;))、そちらの捜索に乗り出しています。
不死人が出たという噂を頼りに第1作で登場したウエスタベリに戻ってきました。奇しくも植民祭の時季。というわけで、今回はラッキーなことに拠点がやってきてくれました、これまた第1作登場の興行団です。
前半はまったりとこの興行団の面々の話が書かれ、それから捜索していた目的の不死人のこと、そして…、あちこちにちりばめられていた「過去の記憶」が一気に浮上してきます。「あの人」に出会ったせいで、何か運命の歯車が動き始めてしまったような。
本作は、いつもにも増して切ないお話ですね。ハーヴェイも兵長も、80年も前に死んでいる人なんだ、と痛切に感じてしまいました。最初から分かってたことのはずではあるのですけれど。色々な思いが交錯して、それが断片的に登場して。初の上下巻ということで、長さがありますが、展開・配列も巧いなあと思います。下巻がやたらアクション小説になってますけど(笑)。
完結まであと3冊。
だんだん先が短くなってきて、読者も何だか切迫感に包まれるような気分です。ああ、どんなことでも、いつか終わりが来てしまうんだ、って。何となく、離れがたい気分…ですが、まだ3冊ある。うん、3冊ある。せめて3冊分、キーリにも、ハーヴェイにも、他の面々にも、精一杯笑って、楽しんで、過ごしていて欲しいなあと思ってしまうのでした。
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文章・描写 :★★★★
展開・結末 :★★★★
キャラクタ :★★★+
独 自 性 :★★★+
読 後 感 :★★★+
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菜の花の一押しキャラ…ハーヴェイ
「お前はなんだってそう昔っからモノの扱いが雑なんだ!
ライター何百個失くした!」 (ヨアヒム)
それはさすがに失くしすぎ。
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このへんがいちばん恋愛要素高い感じがする。ガキだと思ってたらいつの間にか女っぽく…は年の差カップルにありがちな設定だけど、この2人の場合ハーヴェイが年取らないから尚更だね。このあたりからヨアヒムが私の好みのタイプなんじゃ…と思い始めた気がします。
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キーリⅤ はじまりの白日の庭(上)
キーリとハーヴェイそしてラジオの兵長は、不死人がいるという噂を聞いて、ベアトリクスかもしれないとウエスタベリへやって来た。街は植民祭の季節。ハーヴェイの知り合いの興行団と出会い、彼らのキャンプに世話になる事にしたキーリ達。そこを拠点にベアトリクス捜索を開始する。しかしハーヴェイは、なぜか一人で出掛けてしまう。興行団の手伝いをして時間を過ごすキーリ。ある日買い物に出かけたキーリの目の前に予期せぬ人物が現れる。そしてーー!?
新展開を見せる人気シリーズ。今回のエピソードは、〈上〉〈下〉巻構成。
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4巻の感想が遅れた理由のひとつに、今回の表紙があります。
鉄棒にもたれるキーリさんの隣にいる少年がもう気になって気になって!これちっちゃいハーヴェイさんだよなてことはどういうことなのああああ気になるよー!
というのを書いたのが約2ヶ月前←
なんだかんだでいろんな人の過去が分かったりわからなかったり。
取り敢えずちっちゃいハーヴェイていうかエイフラムかわええ!!!
昔からそこそこ気遣いできる子かわええええええええ!
なんかもう内容的に覚えてるのがそこしか…←
評価は☆5にしようと思ってはいた、はい。
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パーク編上巻。まさかハーキリ一択のわたしに公式がヨアキリ持ちかけてくるなんて。やめてください!!!!!!!沼に落ちてしまいますやめてくださヌォオッ\ズボッ/
ウエスタベリにて、にせもののふしにんや三巻から四巻の間、ハーヴェイが何をしていたかのお話。そしてヨアヒム。ヨアヒムはハーヴェイのお気に入りが気に入らない男の子だよ!キーリも欲しがっちゃうよ!不死人の男どもはなんでこんなに不器用ばっかりなんでしょうかね。ちなみにキーリもそれに匹敵するぶきっちょさなので残念ですがこの巻ではくっつきません、続きを(ry)
ハーヴェイの嫉妬にドキドキしますね。なんでこいつらこんなにくっつかないの。
あと壁ドンでときめいたのですがこれ2004年なので壁ドンとしては初出じゃないですか?これってトリビアになりませんか?
続き物なので最後がまた気になる感じでヨアヒム(ショタ)…。今回はハーヴェイ死にかけてないので(回想除く)比較的安心して…見れそうな気がした?キーリが死にかけるのでもっと不安ですよ。後半へ続く。
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キーリ、ハーヴェイ、兵長は、植民祭中のウエスタベリにやってきます。彼らを迎え入れたのは、ハーヴェイの知り合いのシマンが団長を務める興行団でした。そこには、幼いころのキーリと同じく、霊が見えるために周囲の人びとから孤立しがちな少女ナナがいました。キーリたちは彼女と交流を深め、ナナの心は徐々に周りの人びとに開かれていきます。
そんななか、キーリはまたしてもヨアヒムと出会うことになります。教会の手先として不死人の回収に当たっていた彼は、首都のラボで開発された「核」の模造品を心臓の替わりに埋め込まれていました。そんな彼から、ハーヴェイの」核」がまともに機能しておらず、彼はやがて死ぬことになるという、衝撃の言葉が告げられます。
その後キーリは、ダウンタウンの少年たちに襲われて倒れてしまい、意識が霊体となって彼女の身体から離脱してしまいます。
今回は、上下巻構成のストーリーの前半です。ヨアヒムとの再会によって物語は新たな展開へと進んでいきますが、比較的ゆるやかにストーリーが進行しており、この物語の独特の雰囲気にたっぷり浸ることができます。