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ラベリング
心の状態、体の動作を、客観的に言葉で確認すると、「反応から抜け出せる」
①貪欲 ②怒り ③妄想
の3つに分類して理解する
妄想をリセットする基本は「今、妄想している」と客観的に言葉で確認すること
妄想vs視覚
妄想vsカラダの感覚
妄想と感覚の違いを意識しながら「感覚の方に意識を集中させる」練習を積んでいくと「妄想から抜け出せる」
悩みはいつも「心の内側」に生じる。だから、悩みを抜けるには、「心の外」にあるカラダの感覚に意識を向けることがベスト
悩みの原因は、心の反応
心の反応の背景には、「求める心」や「7つの欲求」がある
心の状態をよく理解するには、
①言葉で確認する
②感覚を意識する
③貪欲・怒り・妄想の3つに分類する
良し悪しを判断しない
判断は、アタマの中にしか存在しないから妄想である
「つい判断してしまう」からの卒業
①「あ、判断した」という気づきの言葉
②「自分は自分」と考える
③いっそのこと「素直になる」
自信を持つには
①やってみる
②体験を積む
③ある程度の成果を出せるようになる
④周囲が認めてくれるようになる
⑤「こう動けば、ある程度の成果が出せる」と見通しがつくようになる
感情を上げもせず、下げもせず
①不快な感情が生まれるのを防ぐ。湧いてしまった感情は、早めにリセット(解消)する
②相手とどう関わるかを考える
困った相手と「どうか変わるか」
①相手のことを「判断」しない
②過去は「忘れる」
③相手を「新しい人」と考える
④「理解しあう」ことを目的とする
⑤「関わりのゴール」を見る
「他人の目が気になる」の正体
①認められたい欲求がある
②その欲求で反応して、「どう見られているのだろう」と妄想する
→承認欲が作り出す妄想
比べない
自分と他人を較べて「等しい」とも「劣っている」とも「優れている」とも考えてはならない。それらは新たな苦しみを生むから
心のよりどころ
慈 慈しみの心 相手が幸せであるようにと願う心
悲 悲の心 相手の苦しみ・悲しみをそのまま理解すること
喜 喜の心 相手の喜び・楽しさをそのまま理解すること
捨 捨の心 手放す心、捨て置く心、反応しない心。中立心ともいい、欲や怒りという反応に気づいて、ストップをかける心がけ
正しい生き方とは
①反応せずに、正しく理解すること "正見"
②三毒などの悪い反応を浄化すること(心をきれいに保つこと) "清浄行"
③人々・生命の幸せを願うこと 慈・悲・喜・捨の心で向き合うこと
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悩みの原因は欲に対する反応
まずは心の状態をしっかり見る
ココロの状態を言葉で確認する
イライラしている
歩いている
掃除をしている
緊張している
目をつむってカラダの感覚を意識する
鼻をとおる空気
歩いている足の裏
手を握る感覚
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【でも気になる】
『嫌われる勇気』ではないが、まわりを気にしすぎると、少なからず影響を受けてしまうので、確かに疲れます。
まわりを気にしないようにしても、やはり気になってしまいますので、『嫌われる勇気』でありましたように、ある程度敵がいる方が、自分らしく生きている状態であり、敵がいない状態は八方美人でまわりに気をつかいすぎて、自分らしく生きていない状態であると捉えることが正解のように感じます。
さらに言えば、突き抜けてしまえば反論されることも少なくなっていきます。
突き抜けるまでは様々な摩擦抵抗を受けますが、いちいち気にする必要はないのです。
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ブッダの教えが非常に分かりやすく書かれている。
が、分かりやすさ故、かえって流し読みしてしまい頭に入ってこなかったようにも思う。
(ということはつまり雑念を持って読んでいたのか?)
心がざわついた時には、心を穏やかにして再度読みたいと思う。
けれど心に響く部分もたくさんあった。
今の私にとって重要に感じた二か所だけ引用しておく。
特に、心は無常であり、自分自身の心が変わり続けるのと同じで、相手もそうであり、昨日と今日では別人であるという話は、他人と接するうえでとても大切な考え方だと思った。
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人間関係に悩みがあると、ついついこういう本に答を求めてしまいます。この本にも書かれていますが、でも、結局、“自分自身の心”なのですよね^^;
相手にこうして欲しいという求める心があると、相手の対応に不満を持ったり、そうしてくれない相手を責める気持ちになったりします。
自分と他を比較したりせず、ありのまま理解するようにしたら、穏やかな心で暮らしていけるのでしょう。そういう境地にたどり着けるか分かりませんが、少なくとも相手の言動に振り回されないようにしたいと切に思っています。ふうっ(ため息)
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わかりやすい文章で書いてあり、短時間で読めました。
読んでいる最中に何度も心がすっとします。
対人関係の悩みではっとさせられることが多かったです。「相手のことを判断しない」という考えは新たな発見でした。判断しないようにするための方法も書かれており簡単に取り組めました。数ページしか読んでいない段階で何度も読み返そうと決めた本はこれが初めてです。
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言ってることはわからなくもないんだけど、だから具体的にどうすればいいの?か、よくわからない。。。私だけ?
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この本は、原始仏教ブッディズムといわれるブッダ本人が直接語ったとされている教えを、我々現代人がいかに有効に活用できるかを説いた一冊。
知らない人からするとえっーーーー!
と驚かれるのが、ブッダ自身は死後の世界とか、輪廻転生などに関して全く肯定していなかったという事。
基本的には合理的に説明できない事、考えても答えの出ない事を考えてても意味ねーじゃん!という考え方だったらしい(笑)
で、そのような答えのない問いを「妄想」というらしい。
そして一般的な宗教とブッディズムの違いは「妄想に意味を見るか?見ないか?」という事らしい。
そういう意味では、ブッディズムとは宗教ではないみたい。
どちらかというと思想的なものなのかな?
そもそもブッダ自身は仏教というものを知らない。
なぜなら死後に誰かが勝手に創ったものだから。
ブッディズムが思想という事に話を戻すと、その考え方というのは、とても「使える」ものが多い。
例えば本書のタイトルでもある「反応しない練習」。
何事にも全く反応しないというのも不気味だけど(笑)
確かに余計過ぎる過剰反応が、人を苦しめているのは間違いない。
だからあえて自分自身の反応を言葉に表して、客観視するという方法が紹介されている。
「自分は今疲れているな」「イライラしているな」とか、心の中で言葉にして意識してみる。
これ、実際試してみたけど、面白いですよ。いかに自分が余計で過剰な反応を繰り返しているのかがよくわかる(笑)
その奇妙さを体感してみるだけでも面白い。
そんな感じでブッダの教えをもとにこの本では幾つかの実践的な幸せに生きるための小技が提案されている。
有効度は人それぞれだろうけど、そんな考え方もあるのか?
という事を知れるだけでも価値のある本だと思います。
ズバリオススメ!
「ブッダの教えとは、辛い現実を変える事でも、闘う事でもない。せめて苦しみを増やさず納得できる生き方を全うしようとする合理的な思考法である。」
ブッダは2500年前のライフハッカーのようです!
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読むと心のモヤモヤがスーッと晴れていく。
そうか、自分の心はこんなに反応していたのか。
自分が今まで気にしていたのは、妄想だったんだ。
自分はもっと、自分が感じるままに生きていいんだ!
仏教の考えの中に、快を大事にするというものがあるそうで、
これは意外だった。
読みやすい言葉で丁寧に書かれており、誰でも読める、
どんな人にもお勧めしたい本だ。
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不思議な本。
自己啓発のようで自己啓発ではないし、ブッダを出しておきながら宗教ではないし、哲学にしては中身が具体的だし..
マインドフルネス+メンタルヘルスの手法をブッダの考え方ベースで語っている本ともいえそうです。
本書では伝いたいメッセージは
「正しい理解によって、人間の苦悩から自由になれる」
ということ。
正しい理解とは、反応しないこと。反応しないとは、ムダに判断しないこと。ありのままを受けとること。
反応しちゃうし、判断しちゃいます。そうしないように練習しなさいとエクササイズを提供してくれています。
また、禁欲を否定しているところが面白いです。
(つまり欲を追いかけてOK)
「欲も活かしよう」といっています。
欲求を生きるエネルギーに変えて「快」を感じる生き方は合理的として「快」を増やして「不快」を減らす人生を送ることを伝えています。
欲の中でも、承認欲についての考え方がまたよいです。
承認欲(他人に認められたいと思うこと)はアドラー心理学でも否定されていますが、本書の考え方は「承認欲はモチベーションとして使うならOK」です。
承認欲をモチベーションとして利用し、今の仕事・生活を改善し、自分の物事に集中し、自分で納得できるようにすること。承認欲を決して目的そのものとはしないということです。
承認欲そのものを否定しないところが面白いポイントだと思います。
そんなわけで
反応する前に「まず、理解する」
良し悪しを「判断」しない
マイナスの感情で「損しない」
他人の目から「自由になる」
「正しく」競争する
考える「基準」を持つ
ブッダの合理的な考え方。少しずつでも実践できるといいなぁって思う本でした!
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言われたことに脊髄反射で言い返さない。受け流す。相手を判断しない。そのままを受け入れる。なかなか難しいけど心に留めておこう。
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この通りに生きれたらすぐ幸せになれるが難しいので★4。まずは反応しそうになったら自分に意識を向ける事を習慣づけたい。巷に多いすぐ感情的になる女性に特に勧めたい1冊。
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心の乱れを抑えるには外界に反応しないこと。そのために今の感覚・視覚を重視する。現実ではないことは妄想であると気づく。等など。語り口がわかりやすく、実生活で活かせるように色々な心がけについても書いてある。
よくスマホから離れられずネットで面白い記事はないだろうかと"反応"ばかり求めている人におすすめである。
原始仏教の本を最近よくよんでいる。次はおおもとのブッダの本を読んでみたい。
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五つの妨げに気をつけることが大事。
①快楽に流される心
②怒り
③やる気の出ない心
④そわそわと落ち着かない心
⑤疑い
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ブッダも悩みに悩んで悟りを開いた。その悩みは現代にも通じている。
最近マインドフルネスを実践するようになって、心の平穏を感じられるようになった。本書を読んで、そのプロセスが分かり、なるほどと納得した。
原始仏教は宗教というより哲学。信じるものは救われるというより、考えた末の合理的な生き方のススメ。日々の悩み苦しみ、未来への不安、過去に対する後悔を取り除く、考え方。もっとしっかり理解していきたい。