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電子書籍
愛がありますねー
2016/03/05 09:59
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の絵の美しさにつられて買いました。
最初はなかなか話が見えなかったのですが、異次元の存在であるデーモンが地球で己を支配し繋ぎとめられる存在「鎖」を探し、その過程で接触した「鎖」になる素質のない人間は時間が逆流して無に帰ってしまう。デーモンたちの本能は「鎖」、更には「聖典(サクリード)」といえるものに出会い、そのものから愛の言葉を受け取ると、本来永遠に生きられる彼らは「恍惚の死」を得られる。一方、人間の方は彼らを駆除するための組織を世界規模で立ち上げて、増えすぎたデーモンたちと戦う。
母から「鎖」の素質を受け継いだもな。双子のりなは母がデーモンであるミカと接触したときに、体内で2次接触をしたため、遅行性の「逆行症候群(リターン・シンドローム」を発症し、少しずつ若返ってゆく。もなはりなを救うため、ミカの勧めるまま呼び出されたデーモン(ビースト)を支配下に置く。ビーストは「K2」と名付けられる。「デーモン聖典」はこのK2の成長物語でもあります。私は彼が一番かわいくて好きです。
記憶喪失になって身寄りのないもなとりなを遠縁として引き取った忍もいろいろ訳アリですが、トラウマもあったりしていい味出してます。
「デーモンたちが愛の言葉による恍惚の死を求める」というのは変わった着想で、面白いですね。
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