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自分はまだ中年ではないわけですけれども、酒井氏の本はそこそこに読んできて個人的に好きですのでこの本も手にとってみました!
ヽ(・ω・)/ズコー
中年といってもどうなんでしょうねぇ…若い頃と比べて変わったところはあったのか…。自分のことは振り返ってみるとアレですね、自分はそれほどはっちゃけた若者ではなかったため…なんというか、あの頃の自分、つまりは20歳くらいの自分が今までにも続いているというか…そんな感じですね。
ヽ(・ω・)/ズコー
けれどもまあ、酒井氏も本書で述べていたようにあんまり落ち込んだり緊張したりしなくなってきているのかもしれません…感情が鈍磨してきているというかアレですね、どんな物事でもまあ、失敗しても死ぬるわけじゃないし…みたいな感じで冷静に? 見られるようになってきたっていうのはアレですね、歳を取る、ということの唯一良い所ですかね!
おしまい…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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「中年」としてのあり方について考えさせられ、身につまされるエッセイ集です。
当然のことながら自分も中年なら周囲も中年なので自分のことがよくわからなかったりするわけですが、同世代の著者の中年観には「気を付けよう」とはっとさせられることばかりです。
とはいえ著者もあとがきで書いているように、中年であることを楽しんで生きていきたいと思います。
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中年期って、人生の中で一番しんどい時期なのかもしれない。どっちつかずで。
それに今の時代、女性は「中年でも綺麗であるべき!」という風潮があるから余計に大変そう。本人的にも、諦めたくない気持ちが強いだろうし。
と、他人事のように書いてみましたが、若い子からすれば私だってもう「オバサン」。身につまされるお話も沢山ありました。
「女を捨てている」とは思われたくないけれど、いつまでも頑張りたくはない。その折り合いってどの辺りでつけられるんでしょうねぇ・・・。
適度に頑張り、適度に諦める。それができれば理想的なんだけどな。
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ほぼ同世代の著者。
更年期、閉経、プチ同窓会、などまさに共通の話題が盛りだくさん。
旅行の話し、親が子を連れていくから、子が親を連れていくに移行する転換期が逆転の構図か…。
お嫁さんが姑さんをヨーロッパ旅行に連れていってあげるってほんと聖人の域だわ。
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同世代として、身につまされる話題ばかりです(苦笑)
昔だったらとっくに「おばあさん」世代になっていたはずの中年が、医学の進歩や時代で、若者であることを長く(自分勝手に?)引き伸ばし、「おばさん」になることすら、拒否しようとしている。確かにこれでいいのか、自分です。
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「(医学の進歩により平均寿命が延び)人生は延びたけど、子宮や卵巣の性質は向上していないというのが、今の問題点」などと、誰も言ってくれないことをズバリ指摘してくれる酒井さん。
だけど酒井さん同様産まなかった女としては、なかなかしんどい内容ではあった。
酒井さんは未婚でも仕事で成功しているからね…
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前回あたりの週刊現代のエッセイは何か辛いものを感じたが、今回はまた突き抜けていて、力が抜け、ポジティブなおばさん=中年になった気がする。どれも納得の分析で満足。
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この人とジェーン・スーが大人女子の自意識のグルになるのかしら。俺が読んでも面白かったが女性が読む方がずっと面白いんだろうと思った。
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いよいよ酒井さんの中年シリーズ(…なんてあるか知らないけど)も終盤となり、次は熟年へと突入か。
同世代なだけにワカルワカル、ナルホドそういう世界へ私もこれから入っていくのですねと気構えをもらったり。でもさ、ちょっと遠吠えし過ぎでは?!と思うこともしばしば。同年齢に達した時、言ってた通りだったと思うのか、遠吠えだったなと思うのか…こわいな。
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バブル時代をまだ引きずっているこういう人いる…と若干嫌悪感。
引きずらず切り替えられた中年とそうでない中年の差ってなんだろう?と思ったりもして。
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中年ではあるが、おばさんではない。人生70年時代には考えられなかった、長い生乾き時代を生きなくてはならない中年達の苦悩やジタバタを綴ったエッセイ。集英社文芸WEB『レンザブロー』連載を単行本化。
そんな感じでジタバタやっております。
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「ハワイ」「親旅」「チヤホヤ」など
言い得て妙
つまりは中年のなんというか
ダサさというか、情けなさというか、
みっともなさは、若くも年老いてもいない点、
中途半端さにあるという指摘は
もっともだと思った
個人的に「親旅」は人生の指標と
言っていいほど心に響いた。
これからの人生、何度も思い返すことだろう
P42
なぜ人は、親を「連れていく」ことに
イライラするのでしょうか。
それは「新しい役割に慣れていない」からの
イライラだった気がします
P43
親が主、という建て前がありつつも、
子供の方が様々な経験値が上。
…と、そんなねじれ現象があったからこそ、
我々世代の親子関係は複雑だったのでしょう
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P5
自分のことを
「中年ではあるがおばさんだとは
思っていない」という人は、
「中年」は年齢を示す言葉で
「おばさん」は、精神のあり方を
示す言葉だと思っています
P6
下の世代に言いたいのは
「我々も疲れている」という
ことなのでした。
笛吹けど踊らぬ若い人々を見て
「我々が踊らずしてどうする!」と、
発奮して踊る、中年。
単純に「踊りたいから」という
理由もありますが、
時には足腰が痛いのに無理して
踊る時も、あるのです。
静かなダンスフロアが
哀しすぎるからと、
ほとんど半泣きの表情で踊っている
中年もいることを
若者達は知らないことでしょう
P6
そんな我々は、引退が許されない
世代でもあります。
若い世代が交代してくれないので、
いつまでもダンスフロアから
退場することができないのです