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おすすめ度:75点
前半部分の祐介の物語には、身につまされた。
やぶるべき5つの常識の殻
① 幸せは人との比較で決まる。
② 今ある安定が将来まで続く。
③ 成功とはお金持ちになることだ。
④ お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ
⑤ 失敗しないように生きる。
自分の価値観を持つ方法
① 「時間」を投資する。
② 頭を鍛える。
③ 心を鍛える
常識の殻の外に出て、新しく成功者の常識を身につける具体的な方法は何か。そう、本を読むことだ!
なぜ、父はこの物語を書いたのか?「死の存在だよ」ここの文章が一番自分にドンときた。「死」を意識することは自分を突き動かすことであると思う。
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世のサラリーマンは、絶対読むべき本です。しかもなるべく早く、20代のうちに。
私は30前半のサラリーマンですが、この本の内容はあまりにも的を射すぎていて、
空恐ろしくなりました(^_^;)
この本は、「前半」と「後半」に分かれています。
(それ以上説明するとネタバレ?になっちゃうので、ぜひご自身で読んで確かめてください)
前半は、人生の成功を夢見る男子大学生が、大学卒業→就職→結婚→車購入・・・と、
いわゆる一般的な人生を歩んでいくストーリ-。
ただ・・・いわゆるフツーに幸せな人生なんだけど・・・。
悪いことをしたわけじゃない。常に一生懸命頑張っている。人並みの幸せも手に入れている。
でも、なんとなく釈然としない。疑問、不安、焦燥感、劣等感、諦め、慰め・・・そういった
感情を抱きつつ、気付かないフリをしつつ・・・。
今では何十年ものローンを組んで購入したマンションのベランダで煙草をふかしながら、
一人たそがれる中年サラリーマンになった自分。
「・・・俺の人生って、これで・・・よかったのか?」
きっと世のサラリーマンの多くが抱えるであろう悩み~それも慢性的で無意識のうちに
考えるのを避けている~に対して、真正面からグサッ!と突き刺すような内容に、もう、
前半読み終えたあとはなんとも言えない嫌な気持ちになります(笑)
でも、これは誰しもいつかは向き合わなければならない問題。その答えを探し出すヒントが
満載の後半で、落ち込んだ気持ちが救われると共に、顔を上げて「よぉぉーし!」とやる気に
させてくれる、そんな本です。
・・・まだ読んでない人は「なんのこっちゃ」というレビューになってしまいましたが、
閉塞感漂う時代だからこそ、このような本と出会えて嬉しかったです。
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やばいです。胸が痛いです。うなずきました。読む前と読んだ後、違う場所にたってる可能性があるってこうゆうことか。読んでよかった。
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前半小説形式、後半手紙形式の初心者向け自己啓発本。大学生が入学したばかりに読むのにオススメです。実際小説の主人公も大学に行くため上京する途中の男の子ですし。
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多くのサラリーマンは、
自分の本当にやりたいことと、仕事がぴったりと
一致していることはないと思います。
それは朝の通勤電車でわかります。
「会社で仕事ができる!ワクワク」といった人が
何人いるでしょうか。
この本では、人生の目的を見つけることができず、
今の生活の安定のために働いている人は、
自分の人生の時間を「お金」に変えて
いるようなものだと教えてくれます。
自分の時間をお金に変えるよりも、
自分のやりたいこと、夢のためにも投資して
いかなければ、やりたいことは達成されないのでしょう。
・多くの人は、自分の持っている貴重な財産である「時間」を、
すぐその場で「お金」に換えて生きている。(p171)
■喜多川さんの本には、必ず裏切られます。
必ず良い意味で騙されるのです。
身につまされる祐介のストーリー、そして、
途中での「え~!」とサプライズ。
そして、そこから教えてくれる成功のヒントが
秀逸でした。
成功する人というのは、今この瞬間からでも、
やりたいことを始められる人なんだよ。(p153)
・やりたいと感じることは、お金を払ってでもやっていく。
それを続けることによって、自分の生きがいが見つかる。(p197)
・もうわかったね。常識の殻の外に出て、
新しく成功者の常識を身につける具体的な方法は何か。
そう、本を読むことだ!(p224)
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自己啓発本はあまり読まないが、先輩に薦められて借りた本です。
自分が今居る世界の常識という殻を破れ。
自分がお金を掛けてきたことの中にやりたいことがある。
やりたいこととは自分が何か社会の役に立てる自信があること。
色々考えよう。色々。
【主な内容】
・人との比較で幸せは決めるな。
・お金持ちになることが成功ではない。お金を行動の基準にするな。
・好きなことをやる続けるなら頭を鍛え続けよ。
・やりたいことというのは自分は世の中の人の役に立てる自信が持てること。
・お金を稼げるものでやりたいことという常識をはずせ。
・自分がお金をかけてきたことの中にやりたいことが潜んでいる。
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幸せになりたいと願っているのに、
「いま幸せ!」と自信をもって言えないのは、なぜ?
父親に送られて読んだ本です。
登場人物である祐輔と同じことを思いました。
「さすが父親だけあって、痛いところをついてくるなぁ」
当り前のことを言っているとわかるのに、
それを理解し、身につけることは難しい。
お金と幸せを=(イコール)で結ばないようにすることが難しい。
世の中すべてお金だ、と思っている人も、
暮らしていけるだけのお金があればいい、と思っている人も、
結局、価値判断の基準がお金になってしまっている現実に気づかされました。
とても、ためになったと思っているので、★5つです!
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以前から、みんなと同じでいなければダメだったり、失敗を恐れていましたが、この本を読んでからその考えも少しずつでも直せていけたらと思いました。この著書の本は何度読んでもいいですね。
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高校生の人には是非読んで欲しいですね。アラフォーの自分に置き換えると、「幸せの基準を自分自身で決めているか?」について考えるところがありそう。仕事だけの人生にならないように。「本」を読むことで人生を豊かにすることはQuite Agreeです。
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読んだ後、とっても清々しかった。
・人と比べてるんじゃねー
・安定なんてあるわけねー
・金じゃねんだよー
・成功した人がかっこいんじゃねー
挑戦しつづける人がかっこいいんだーんだー
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名著「手紙屋」を書いた喜多川さんの本。上京する息子へやぶるべき5つの常識の殻を自ら本を書いて伝えている。子供がいたらこんなことが出来る親になりたい!良著でした。
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● しかも、よりによって、自分が働かずに楽できると思って考えたプランの一番大事な部分、たとえるなら鵜飼いの「鵜」に当たる部分を、その発案者である祐介自身にやらせようというのだ。
● マンションは自分のものなんて言うが、ローンを払っているうちは自分のものなんかじゃない。今後三十年間、少しでも状況が悪くなったら手放さなければならないんだ。自分のものだなんて思えない。こんな当たり前のことにどうして気づかなかったんだろう。これじゃあ、このマンションは銀行のものだ。
● それもそのはずだ。今の日本で普通に育ってきた人は、周囲から入ってくる数々の情報や教育によって、十数年間という長い時間をかけて、欲しいものを次から次へと手に入れるのが成功であり、それを可能にするだけのお金を手にした人を成功者と呼ぶような価値観を植え付けられる。あらゆるメディアも教育も、すべての人に「消費=富の証」という考えを植え付けるシステムになってしまっている。そうしなければ、国も企業も成り立たなくなってしまっているからね。
● 他の人が持っていても、自分の人生に必要なければ追い求めない。逆に誰も持っていないものであっても、自分の人生に必要ならば、何としてでも手に入れる。そういった自分なりの価値観を持つ必要がある。
● 他人となんか比べなくても、昨日の自分よりも一歩でも前進しようと努力しているとき、人は幸せと感じるようにできているんだ。
● 本当の安定というのは、自分の力で変えられることを、変えようと努力しているときに得られる心の状態のことをいうんだ。
● 多くの人は労働を将来の自分のための投資だと考えているが、それは間違いだ。その場でお金に換えているんだから、今の自分の欲求を満たす行為なんだよ。
● おまえが本当に成功を手に入れたいと考えているのなら、どんなに面倒であろうとも、頭を鍛え続けることを放棄してはいけない。それを手放してしまったときからおまえの人生は、守ってもらうために支配される側になってしまうからだ。
● そして、失敗しないことが成功だと思っている。でも、実はそうではない。成功するというのは、数多く失敗しているということでしかない。
● 人生におけるただ一つの失敗は、やりたいことがたくさんあったにもかかわらず、結果を恐れて動けないまま、人生を終えることだよ。
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成功を目指して上京する息子に宛てた、父親のメッセージの形式で綴られる本でした。
この人の本は「また会おうと〜」同様に一つの明確なテーマがあって、今回は「常識の殻を出ろ」でした。
自己啓発と小説の間のような内容で説教臭さもあるけれど、失敗を嫌って挑戦を避けたり、自分にも他人にも言い訳したり、イロイロと薄っぺらい自分を見透かされた様な気分になる一冊。
将来何がしたいのかのイメージを棚卸しする時期なのかもしれません。年末年始ですしね。
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喜多川さんの本は何冊か読んでいるが、本作品は一番良かったように思う。
この著書の本は1回読むだけでは、勿体ない。
2,3回読んで味がでてくる、飲み込んで自分のものに出来る、そういう本です。
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しばらく前に読みましたが、今年のマイベストの本です。
カテゴリーは自己啓発ですが、その展開が素晴らしい。
前半は小説です。この小説、サラリーマンをしている人にはとても応える内容です。サラリーマンを卒業するために日々努力している私には、とてもグサッとくる内容です。
後半は前半の”人生、こんなはずじゃなかった”小説に対して、人生を自分のためのものにするにはどうするかをわかりやすく啓発してくれる内容です。
書かれている啓発内容は知っている者ばかりですが、前半の小説があったため、説得力が違います。