紙の本
大切な方へ 言葉で説明できないことを伝えるには
2011/12/30 19:59
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:thatwayitis - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしあなたの息子さんが、娘さんが進学、就職するときにもたせてあげてください。
もしあなたの大切な恋人が会社帰りにため息をついていたらこの本を贈ってあげてください。
言葉で説明できないことを言葉で表したかのような本。
いつの間にか無いものねだりが当たり前になっているひとたちにも最適です。
電子書籍
人生で大切なこと。
2017/04/30 23:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Pompon - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生で大切なことを、父から子にあてる手紙という形式で、簡単に書いてある一冊。
前半は物語になっており、読み応えもあります。
書いてある内容にどのくらい同意できるかは人によるかもしれないですが、
これからの未来に迷う、すべての人に一度読んで欲しい一冊です。
投稿元:
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ヤヴァイ本です!!!!!
111ページまでは、
『今回の喜多川さんの本は、なんだかなぁ』と思いながら読んでましたが、
これがすべての伏線でした。すごいです♪
喜多川さんが5年の歳月をかけて書かれた本だけあります!!!!!
ちょうど、僕が、中学校3年生に向けたメッセージを考えていたときに読んだってのもあると思いますが、
それにしても、共感するところ、多すぎです!!!!!
自分自身、もっともっと磨いていきたいことも多く書かれているので、今後座右の書とします。
『常識の外に出るということ』
成幸するための秘訣は、やっぱりコレしかありません。
以下、メモ。
___________________________________________
楽しいことを探しても、何も見つからない。
でも、必死になって何かをやろうとすると、それが自分にとって楽しいことに変わる。
「大きな成功を収めるための第一歩として、まずは資金が必要だ。そう、少なくとも一千万円は必要だろう。それで足りるかどうかはわからないが、少なくともそれくらいはなければ何もできない。」
多くの人が考えるこの考え方こそ、過ちの原因。
挑戦しないやつに限って、他人の失敗を笑い、自分のほうが偉いと言いたがる。
今の日本で普通に育ってきた人は、周囲から入ってくる数々の情報や教育によって、十数年間という長い時間をかけて、欲しいものを次から次へと手に入れるのが成功であり、それを可能にするだけのお金を手にした人を成功者と呼ぶような価値観を植え付けられる。
そうしなければ、国も企業も成り立たなくなってしまっているからね。
みんなが常識だと思っていることは、主にテレビや映画などを通じて植えつけられた一つの価値観でしかない。
世の中の多くの人は、成功なり幸せの基準を、よく考えもせずに、みんながそうだから自分もそれでいいと思っている。
成功とか幸せというものを、自分で決めるのではなく、他人との比較で決めているんだ。
まず、これだけは忘れてはいけない。
幸せの基準は、自分自身が決めるものだ。
他人との比較の中でしか幸せを見つけ出すことのできない人は、その考え方を捨てない限り、ますます人生に苦しむようになる。
幸せな人生を送るためには、自分だけの価値観を持って、それに忠実に生きなければならない。
他人となんか比べなくても、昨日の自分より一歩でも前進しようと努力しているとき、人は幸せを感じるようにできているんだ。
世の中の多くの人たちは、自分の力では変えられないものをあてにして、それが安定しているという前提のものに人生設計をしている。
本当の安定というのは、自分の力で変えられることを、変えようと努力しているときに得られる心の状態のことをい���。
「安定」というのは、何かを手に入れたときに得られるものではない。多額のお金を手にしたとき、ましてや、特定の職業に就いたときに得られるものでもない。
自分の力で変えられるものを変えようと努力しているときにこそ手にできるものなんだ。
?やりたいことを見つけられない。
?十分な資金がない。
この二つは、人生を成功させたいと思っているのにうまくいかないすべての人に共通する壁。
この二つを壁だと感じた時点で、成功者にはなれない。
「何かを始める資金がなければ、自分のやりたいことはできない」
成功者になれなかった人は、みんな共通してこう考えている。
しかし面白いことに、成功者は誰一人としてそうは考えない。
成功する人というのは、今この瞬間からでも、やりたいことを始められる人のことを言う。
始めにお金がなくたって、成功できる。
できない理由をあげればきりがない。でも、それらすべてがなくても、成功する人はいる。
やりたいことがあって、それをゼロから始める勇気があって、ゼロからでも始められる方法を作り出す頭脳さえ持っていれば、誰だって会社を作ることはできるんだ。それこそ、今、この瞬間にでも。
登場人物の給料や貯蓄残高、家賃がわかるドラマなんてない。それぞれの収入や貯蓄なんて無視して物語が進んでいくんだ。
成功者になるということは、お金持ちになるということではないんだ。
世の中の多くの人が、
?他人と比較することで幸せかどうかを判断し、
?本当は不安定なものに依存して、それをもとに人生を設計し、
?「成功=お金持ち」と考え、お金をすべての行動の基準にして、
生きている。
その先に成功者になることを夢見て。
投資とは何か。
今ある財産を今使う。これは「消費」
今ある財産を今は使えないものに変えて、将来大きくなるのを待つ。これが「投資」
投資にまわせる財産は、今のおまえにもたくさんあるんだよ。
おまえの持っている大いなる財産。
それは「時間」だよ。
別のいいかたをすれば、人生そのものだ。
多くの人は、自分の持っている貴重な財産である「時間」を、すぐその場で「お金」に換えて生きている。
「時間」を投資すれば、それこそ大きなものとなって返ってくる。
たとえば、五時間の暇があるとしよう。
アルバイトをしてこの「五時間」という財産をお金に換えると、五千円ほど手にすることができる。多くの人は労働を将来の自分のための投資だと考えているが、それは間違いだ。その場でお金に換えているんだから、今の自分の欲求を満たす行為なんだよ。
ところが、この「五時間」という財産を別のことに費やしたとしよう。
そう、たとえば、この本を読むことに費やしたとしたらどうだろうか。
もちろんその場では、一円も手に入れることはできない。しかし、今後の人生において手にできるものは、どんなに少なく見積もっても、五千円以上の価値になる。
これが「時間を投資する」ということ。
「成功」の代価は何か。
「時間の投資」だ。
成功者たちは、次の二つのことに特に時間を投資してきた。
?頭を鍛えるため
?心を鍛えるため
自ら武器を放棄した者が、守ってもらうためだけに組織に依存していることが問題。
一生自分の好きなことをやって生きてゆく強さが欲しければ、
人間の持つ一番の武器である頭を鍛え続けなければならないんだ。
もちろん、学校の勉強だけが頭を鍛える方法ではない。
その人の心の中で何を考えているかで、人生が決まってくる。
「筋トレ」を続ければ誰もがきれいに割れた腹筋を手にできるように、「心トレ」によって、心を強く、明るく、美しくすることは、すべての人にできることなんだよ。
心というのは、日々の生活の中でつくられ、変わってゆく。
だから、昨日までは弱々しく、悲観的で、後悔ばかりしていた心の持ち主であっても、
どんなことをも恐れないで毎日をいきいきと生きる心に、
常に前向きなことだけを考える心に、
自分の夢に向かって、常に努力を続ける強い意志を生む心に、
いつも笑顔を絶やさない、明るい心に、
すべての人に愛を与える美しい心に、変わることができるんだよ。
「やりたいこと」というのは、本来、自分がお金を払ってでも手に入れたいと思っていることのはずだ。
ところが、将来のやりたいことは、「お金を稼げることの中から探す」のが常識になっている。その常識の外に出なければ、人生を通じてやりたいことなんて見つかるはずがない。
やりたいことは、そこら辺にあるものからふっとわいてくるものではない。
自分がやったことのあるものの中からしか生まれてこないんだ。やらずにわかる人なんていない。
自分が一生をかけてやりたいと思えることは、
時間をかけて、真剣に取り組み、
工夫を重ねた経験があることの中からしか生まれてこない。
やりたいことというのは、
自分が世の中の人の役に立てると自信が持てること、
それを通じて人を幸せにできると思えるものの中にこそあるんだ。
誰よりも映画が好きで、誰よりもたくさん映画を見続けた人は、いつか映画評論家という仕事に就くことになるだろう。
写真を撮るのが好きで、いろんな工夫をして自分の納得のいく写真を追求し続けた人は、写真家となってその感動を人に伝える仕事をする日がやってくるだろう。
もしかしたら、写真を撮るのに夢中になって世界中を旅しているうちに、旅行記を書くことになる人もいるかもしれない。
いずれにしても、自分がお金を払ってでもやりたいことを続けるからこそ、本当にやりたいことが見つかるということに変わりはない。
だからこそ、時間の投資が必要なんだ。
多くの人は、��学、高校と一生懸命勉強して少しでもいい大学に行き、少しでも就職に有利になるように生きる。それが成功の人生への近道だと思っている。親は子どもにそういう人生を与えようとするし、先生をはじめとした大人たちも少しでもいい学歴を目指せとアドバイスする。
これが、やぶらなければならない最後の常識だ。
なぜなら、このレールに乗って生きてきたからこそ、失敗を恐れずに挑戦する勇気をなくしてしまう人がたくさんいるからなんだ。
成功するというのは、数多く失敗しているということでしかない。
成功率そのものが飛び抜けて優れている人がいるというわけではない。みんな同じなんだ。
つまり、誰よりも多くの成功を手にした人は、
誰よりもたくさん挑戦した人でしかない。
同時に、誰よりもたくさん失敗を経験してきている。
大学というのは、勉強において大きな失敗をしなかった人たちが集まる場所になりやすい。
失敗を恐れる心が、すべてを不可能にしてしまうんだ。
挑戦する勇気を失ったものは、幸せな人生をも失ってしまう。
そもそも失敗なんてものは存在しない。
多くの人は、はじめに予想したとおりの結果が手に入ることを成功、予想通りにいかないことを失敗と呼ぶ。でも、本当にそうだろうか?
思ったとおりに事が運んだのがそもそもの不幸のはじまりだったということもあれば、起こって欲しくないと思っていたことが、実は自分の人生にとって一番必要な経験だったということもある。
そう考えると、挑戦したことによって手に入る経験はすべてが財産だということがわかる。その経験が、おまえを成功の人生へと導いてくれるんだ。
成功した人がかっこいいんじゃない。
挑戦し続ける生き方をするのがかっこいいんだ。
失敗とはどういう状態のことをいうのか、わかるかい?
試験で不合格になること。
人に負けること。
事業に失敗すること。
思い通りの結果が手に入らないこと。
一般にはそんなことだと思われているだろう。
でも、これらは本当に恐れるべきことだろうか。
本当に恐れるべきことは、多くの人が成功と考えていることのほうだ。
もし、人生すべてにおいて、おまえの望んだとおりのことしか起こらないとしたらどうだろう?
どんなに大きな望みも、小さな望みも、すべてが思いどおりになる人生。
さぞかし楽しいだろうと思うかい?
答えは反対だ。
その人にとっては、すべてのことが当たり前になってしまう。
すべてが思いどおりにいく人生なんて、何の感動も感謝もない。
そんな人生では、いくら多くのものを手に入れようとも幸せを感じることなんてできない。
思うようにいかない出来事は、何もなければ退屈な人生に、感動や感謝を与えてくれる退屈しのぎのための道具なんだ。
普通の人が失敗と呼んでいる出来事こそが、
人生に感動や感謝、新しい出会いといった、
幸せな人生を送る上で必要なものすべてを運んでくれるんだ。
決して、手に入れた物質によって幸せになるわけではない。
人生におけるただ一つの失敗は、やりたいことがたくさんあったにも関わらず、結果を恐れて動けないまま、人生を終えることだよ。
つまり、何の挑戦もせずに一度しかない人生を終わってしまうことこそが失敗なんだ。
素直になれないからといって、それだけの理由で相手を否定してしまうと、大切なことすら伝わらないままになってしまう。
病気をしていようがいまいが、人間はあと数日で死ぬかもしれないし、これから三十年以上生きることができるかもしれない。それは誰にもわからない。
でも、たとえあと二、三十年生きたところで、今伝えたいことは、今伝えなければ、チャンスはもう二度とないんだ。
人間を作り上げている原子は、生物ではないから、増えもしないし、なくなりもしない。
今の私をつくっている原子は、昨日は米を作っていた原子や、先週は牛を作っていた原子などが組み合わさってできているんだよ。そして、この部品である原子は、死にもしなければ増えもしない。つまり、ずっとこの世に存在していたんだ。百年前も、二千年前も、それこそ地球が誕生したときからずっと、この地球上に存在していたんだよ。
ということは、おまえはこの世に生まれて十九年程度しかたっていないけれども、おまえをつくっているすべての部品は、地球が誕生した瞬間から、つまり四十六億年も前から、この地球上にあったものを使ってできているんだよ。
私たちは裸で、何も持たずに生まれてくる。そして、約百年だけ、この世に何十億年も存在する部品を使って「自分」というものを作っていいという期間が許されている。それが終わると、何も持たずに死んでいく。そのあとは、いくら同じ部品を集めても、もう「自分」というものをつくることはできない。
その貴重な「自分」というものをつくることが許された期間に何をするか。
私はそう思って今を生きている。
幸せの基準を自分自身で決めているか?
安定志向になっていないか?
お金が行動の基準になっていないか?
やりたいことをどうやって見つけるか?
失敗を恐れていないか?
常にそう自分に問いかけながら、自らの人生を歩んでいって欲しい。
人生を変えるのに、長い時間はいらないんだ。自分が何年にもわたって信じて生きてきた価値観なんて、数時間で変わってしまうものなのさ。
たった一冊の本との出会いによって。
常識の殻の外に出て、新しく成功者の常識を身につける具体的な方法は何か。
本を読むことだ!
重要な真理ほど単純なものだ。
いつだって本を読みなさい。
その習慣がおまえに成功者の常識を与えてくれるだろう。
自分が本当にやりたいことともめぐり合わせてくれるだろう。
〜あとがきより〜
人間は一人ひとり違う。だ���らこそ、一人ひとりが違う常識にしばられて生きるほうが自然なことなんです。
テレビが家庭の主として、かつては父親がいた位置に鎮座し始めてから、「常識」は父親が子どもに伝えるべきものではなくなりました。そして、どの家庭においても差がないものになりました。
〜父から息子へ贈る本リスト〜
『アルケミスト −夢を旅した少年』
パウロ・コエーリョ/角川文庫
『君と会えたから・・・』
喜多川泰/ディスカバー・トゥエンティーワン
『I met a boy.父の日に、バンビ公園で』
松尾健史/ディスカバー・トゥエンティーワン
『この世で一番の奇跡』
オグ・マンディーノ/PHP文庫
『君たちはどう生きるか』
吉野源三郎/岩波文庫
『「原因」と「結果」の法則』
ジェームズ・アレン/サンマーク出版
『アミ 小さな宇宙人』
エンリケ・バリオス/徳間書店
『新史 太閤記』(上下)
司馬遼太郎/新潮文庫
『手紙屋 ー 僕の就職活動を変えた十通の手紙』
喜多川泰/ディスカバー・トゥエンティーワン
『手紙屋〜蛍雪編 − 私の受験勉強を変えた十通の手紙』
喜多川泰/ディスカバー・トゥエンティーワン
『ビジネスマンの父より息子への三十通の手紙』
キングスレイ・ウォード/新潮文庫
『壬生義士伝』(上下)
浅田次郎/文春文庫
『坂の上の雲』(一〜八)
司馬遼太郎/文春文庫
『賢者の書』
喜多川泰/ディスカバー・トゥエンティーワン
『君に成功を贈る』
中村天風/日本経営合理化協会出版局
『人を動かす』
デール・カーネギー/創元社
『クマともりとひと − 森山会長講演録』
日本熊森協会
『植松努 信じる力 − 植松努講演録』
NPO読書普及協会
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日々過ぎ去る時間から一旦離れ・遠ざかり、俯瞰してみよう!
そこから、得られるものがあるという物語形式の本。
何気なく日々を過ごし、今までの人生を振り返る自分。
それを現在に戻って見る自分。
・・ちょっとゾクっとしました。
大きく学んだこと1つ挙げるならば
■「今ある安定が将来まで続く」という常識の殻を破れ!
自分含め、自分を更にバージョンUPさせたい!と考えるのは
誰しも同じ。(と考えます。)
しかし
それは現状がこのまま永遠に続くという
勝手な思い込みである土台の上に
僕らはあれこれ右往左往しているのでは。
逆に、現状はこのまま永遠に続かない!
って腹の底から思えた時にこそ
現状に対する未来へのアクションがとれるのではと
シビれました。
親孝行したいと思った時に親はいない、とよく言ったもので
じゃぁ親へたまには電話してみようかな、
と即行動に移してみた僕でした。
喜んでくれるし、気分イイもんですネ♪
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何度も読み返す本の一つです。
挑戦こそが人生だということを、何度も読んでも奮い起してくれます。良著です。
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成功者とは何か?の定義が今までと180度変わってしまった。
なんとなーく会社に行って、なんとなーく働いている時に読んでみた。
父親が上京する息子に、手書きの小説を渡す、というストーリーのせいか、
読み終えると自然に優しい気持になっている気がした。
ストーリーも面白く、自然に成長するために必要な考え方が身に付いていくような気がする。
とても読みやすく、単なるお説教臭い自己啓発書や上から目線のビジネス書とは一線を画している。
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隣の本屋に毎日通って一週間、立ち読みをしきった瞬間にレジに並んでいました。
大学がきまって上京したは良いものの、さぁこれから何をして過そうか?大学生ってなんなのか?
あやふやな考えのまま毎日を過していたあたしにとっては指針となる心強い一冊。
また、東京で初めて私がかった本!
今はまだ高校2年ですがこれから受験期にはいる弟に贈ろうと思い、
物語の中の主人公の名前を弟のものに書き換えている作業中。
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コレ、イイです!
まず、読むしかありません。
この考えを自分に沁みつかせたいなと思いました。祐介の物語のような人生を歩むところでした。同じ考えしてました。。
本を読むっていいなと改めて実感しました。
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内容は父親から、大学進学に合わせて東京に上京する息子に対して書かれた小説(長文の手紙)なのですが、ある一人の青年の物語がかかれてあり、その後父親からのメッセージという2段階で構成されています。
自分にも当てはまる部分が多いだけにいろいろと考えさせられるものがありました。
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Kodama's review
『5時間アルバイトをして、5千円を手に入れるより、5時間で1冊の本を読むことの方が、今後の人生において、どんなに小さく見積もっても5千円以上の価値になる…』
強烈に納得。
もちろん、今読んでも、とても勉強させられる1冊でしたが、出来れば、20年前に読みたかったと思える1冊でした。
(09.4.27)
お勧め度
★★★★★
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喜多川作品の中で一番好きです。
たくましい肉体が筋トレの積み重ねによるものだということは誰もが知っているのに、それが心となると多くの人が生まれつきだと勘違いしてしまう。そんなふうに、なかなか気がつかないけれど人生で大切なことを、わかりやすく教えてくれます。
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図書館で借りた本。購入したい。
お金だったり、物だったり、まわりとの比較で生きるむなしさを理解するととものに、お金ではなく何を大切にするばいいのかに気付かせてくれた。
人と自分を比較せず、自分の価値観の中で生きる。比べるなら昨日の自分と比べる。一歩でも前進できれば、一年で365歩も前進できる。「時間」を投資し、「頭」と「心」を鍛えて行きたいと思う。
『アルケミスト―夢を旅した少年』
『君と会えたから……』
『 I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。』
『この世で一番の奇跡』
『君たちはどう生きるか』
『「原因」と「結果」の法則』
『アミ小さな宇宙人』
『新史 太閤記』
『手紙屋』
『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
『壬生義士伝』
『坂の上の雲』
『賢者の書』
『君に成功を贈る』
『人を動かす』
『クマともりとひと―森山会長講演録』
『植松努 信じる力―植松努講演録』
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やぶるべき常識の殻
①幸せは人との比較で決まる
→幸せの基準は自分で決める
昨日の自分よりも一歩でも前進しようとしているとき
人間は幸せを感じるようにできている
②今ある安定が将来まで続く
→本当の安定とは、自分の力で変えられることを
変えようと努力しているときに得られる心の状態を言う
③成功とはお金持ちになること
→成功する人とは、今の瞬間からでも
やりたいことを始められる人である
お金を行動の基準にして生きる人生が、自分らしい
素晴らしい人生から遠ざかってしまう
自分の価値観を持つ方法
①時間を投資する
「消費」=今ある財産を今使う
「投資」=今ある財産を今は使えないものに変えて
将来大きくなるのを待つ
「成功」の代価は、「お金」ではなく「時間の投資」である
ある事柄を達成するには、相応の正しい代価がある。万能な
代価はない
②頭を鍛える
頭を鍛え続けることを放棄してはいけない。
放棄した瞬間に自らの人生を守ってもらうために支配される側
になってしまう。
一生自分の好きなことをやっていく強さを身に付けるためには
人間の持つ一番の武器である頭を鍛え続けなくてはならない
③心を鍛える
すばらしく鍛え上げられた肉体を見たときに
「あの人はいいなぁ。生まれつき素晴らしい筋肉が付いていて」
と言う人はいない
毎日の訓練の賜物であることを誰でも知っているからである
ところがこれが心となるとすぐに
「生まれつき」という言葉で片付けてしまう
意志の強い人をみて
「私もあの人みたいに、生まれつき意志が強ければ......。」
といい、いつでもポジティブな人がいれば
「私もあの人みたいに、くよくよしない性格ならどんなに楽か」
という
でも「筋トレ」を続ければ誰でもきれいに割れた腹筋を
手に出来るように、「心トレ」によって
心を強く、明るく、楽しくすることは全ての人ができること
但し、すぐにというわけにはいかない
数日だけ200回/日腹筋をやったところで、見た目には
何も変わらないのが当たり前だということは、「筋トレ」
の話であれば誰でもわかる
仮に一旦理想の体型を手に入れても、
何もせずに放っておいたら、だんだん元に戻ってしまうことも
みんな知っている
これらのことは心を鍛えるとき、「心トレ」にもすべて
当てはまる
だから、
「一日やってみたけど効果がないから前向きになるのは無理」
なんて考えてはいけない
やぶるべき常識の殻
④お金を稼げることのなかからやりたいことを選ぶ
「やりたいこと」というのは、本来自分がお金を払ってでも
手に入れたいと思っていることのはず
自分が一生をかけてやりた���と思えることは、
時間をかけて真剣に取組み、工夫を重ねた経験のあることの
なかからしか生まれない
やりたいことというのは
自分が世の中の人の役に立てると自信がもてること
それを通じて人を幸せに出来ると思えるもののなかにこそある
自分がお金を払ってでもやりたいことを続けるからこそ
本当にやりたいことが見つかる
だからこそ、時間の投資が必要なんだ
⑤失敗しないように生きる
失敗を恐れずに挑戦する勇気、
これがないと成功者の道は進めない
成功するということは、数多く失敗していることでもある
成功率そのものが飛びぬけて優れている人がいるわけではない
普通の人が失敗と呼んでいる出来事こそが、人生に感動や
感謝、新しい出会いといった、幸せな人生を送る上で
必要なものすべてを運んできてくれる
人生における唯一つの失敗は
やりたいことがたくさんあったにもかかわらず
結果を恐れて動けないまま人生を終えること
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前半は・・なんか喜多川先生らしくないなぁ。なんだかしっくりこになぁとおもっていたら、後半にどんでん返し。そういう事ですか!
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上京する息子に手渡された直筆の本。
小説と間違った5つの常識を教える。
前半の裕介物語のように、飲み込まれてる人はたくさんいる。
わたしも裕介と同じような年を重ねるところだった。
・幸せの基準は自分自身で決める
・安定なんてものはない
・お金が行動の基準であってはいけない
・やりたいことは、時間をかけて、真剣に取り組み、工夫を重ねた経験があ ることの中からしかまれてこない。
・人生におけるただ1つの失敗は、
やりたいことを恐れ動けないまま
人生を終えてしまう事である。
自分と重なることばかり。
はっと、胸をぎゅーっとさせられる本。
最後に主人公が人生のスタートとして下り立つのが高円寺。
今のあたしに神様から送られた本なんだ。
ありがとうございます。
わたしも将来子供や孫に伝えられるように、
たくさん本を読もう、たくさんの人に出逢って話を聞こう!