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投稿者:秩父のトラック屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の指針を示してくれている必読書。
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以前、テレビで読書について話されている著者の穏やかな語り口調や仕草などに惹かれたことから、手に取った一冊。
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能力が劣っていようとも、逆境に立たされようとも、素晴らしい未来が待っていると思って生きていると、それだけで人生はうまくいくものです。ーーー自分の未来には幸運が待ち受けていると、信じることが大切だと思います。ーー(本文より)
確かに未来が暗いと思うと何もできないし、今を楽しむことさえできない。しかし、一転して未来を明るいものだ、幸運が待っているんだと思うと、普段のたわいない行いも有意義なものへと変わってくる。
素晴らしメッセージだと思います。
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「趣味や遊びの楽しさは、仕事の充実があってこそ味わえるものです。仕事をおろそかにして趣味や遊びの世界に喜びを見出しても、一時的には楽しいかもしれませんが、心から湧き上がる喜びを味わうことは、ないだろうと思います。」
そのとおりだと思う。
仕事の話はしないのに、趣味や遊びの話ばかりする人がよくいるけど、ただ逃げているだけのように感じる。
プライベートを充実させる為にも、仕事には全力で臨むべきだと思った。
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稲森さんが一歩ずつ歩いてきた道を辿らせてもらったような気分。
前向き・地道な努力・社会貢献 は成功者と言われる人たちがみな口にし、共通することだけれど、その言葉の中にどれだけの苦しみと痛みを重ねてきたのか。圧倒的な強さと人に対する優しさがなければきっと成し遂げられなかったと思う。新しい年を迎えるに当たって、とても励みになる本だった。
15/12/31
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この本もそうですが、1年に1回は自分を戒める意味でも稲盛和夫の著書を読むことは社会人として本当に大事だと感じています。
仕事を取り組む姿勢や考え方など、学べるエッセンスがたくさん含まれています。
まさに、人生・仕事の結果=考え方x熱意x能力で、世のため人のために精一杯諦めずに精進することの大切さを改めて実感するのでした。
経営者としての考え方としても参考になる一冊だと思いました。
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読みやすく、するする読めた。いろいろ示唆にとむところはあったと思う。まずオードソックスにまじめであること、一生懸命であること、誠実であること、そういうことを大切にしましょう、ということだ。それに反論する気はない。まったく正しいと思う。ただ、そこから漏れてしまうものがあるとき、いかに考え、判断していかも考えなければと思った。別にほんとに反論しているわけじゃなくてさ。本人は善意で、一生懸命と思っていても、それが間違った方向である、ってことはあるわけでね。そのとき、どうするかがまた問われていくんだろうな。そういう意味では、本書で語られていることは、正論であって反論できず、そのぶん網目が大きいとも思えてしまったんだよね。
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【感想】
この本は漢字にフリ仮名が打っていて、文字のフォントもやや大きい。
どちらかというと子供向けの本なのかな?と思いながらスラスラと読んだ。
子供向けとは言え、稲盛イズムのコンセプトは全く変わらない。
「能力<熱意≦考え方」であったり、仕事へのバイタリティも目を見張るものがある。
やっぱり、仕事には真摯に、そして楽しんで立ち向かうことが大切だろう。
稲盛氏ほどは到底難しいが・・・やはり真摯に行なった仕事から得られるメリットや喜びは大層であると思う。
「誰にも負けない努力をしているか?」
「本当に全て出し尽くしたのか?」
このあたりは普段からしっかりと見据えて仕事を行なおう。
マクロな視点を持ちつつも、目先の頑張りもしっかりと!
それにしても稲盛氏のバイタリティは決して真似できませんわ。
ホトケやないか。いや、阿修羅や。
【この本から何を実践する?】
・どんな仕事や試練も好きになる、楽しんで立ち向かう
・好調におごらず、不遇にくじけない。
・素直な心を持って人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめること
【内容まとめ】
1.「人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力」これは稲盛和夫全作品の共通項目
2.逆境の中でも「仕事を好きになる」事ができれば、そこから良い循環が生み出される。「継続は力なり」というが、人生で大切なことは「継続」。
3.どんな環境であれ、必死で生きていない動植物は息絶えてしまう。一生懸命努力するからこそ生き残っていける。
人間も生きるために必死で努力することは当たり前のこと!!
4.「好調におごらず、不遇にくじけない」
→若い時に成功しても決して驕らず、また災難や大きな挫折があっても挫けてはいけない。
大切なことは、失敗にしろ挫折にしろ、どういうふうに自分が受け取るかということ。
試練を真正面から受け止めて、それをバネに更に努力を重ねていくこと。
5.本当に「誰にも負けない努力」をしているか?
6.本当に伸びる人は、素直な心を持って人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人。
7.「禍福はあざなえる縄のごとし」
→よいことと悪いことが織り成されていくのが人生というもの。
良いにつけ悪いにつけ、どちらの物事にも感謝の気持ちを持って生きる事が大切。
【引用】
人間には「利己の心」と「利他の心」があります。
「自分だけ良ければいい」という利己の心と、他人を慈しみ愛する利他の心が同居しています。
p16
・人生を決める3つの要素
人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力
熱意…人生を生きて行くために、どのくらい熱意を持って生きて行くかが、とても大きな要素。
「誰にも負けないような努力を、本当にしているかどうか」その熱意の強さが非常に大事!
その中で、「考え方」が人生を変える。
マイナス100からプラス100まであるから、悪い考え方を持っていれば、能力や熱意があればあるだけ、人生や仕事の結果は大きなマイナスとなる!
・良い考え方
前向きで建設的であること。
みんなと一緒に歩もうという協調性。
善意に満ちていること。
思いやりがあって、優しい心を持っていること。
正直で真面目で努力を惜しまないこと。
利己的でなく、強欲でないこと。
そして、感謝の気持ちを持っていること。
p46
・仕事を好きになれば、すべてが変わる
やっと鹿児島から出て来て働きだしたのに、ボロ会社にいたせいでますます惨めになっていった。
しかし、その逆境の中でも「仕事を好きになる」事ができれば、そこから良い循環が生み出される。
また、コツコツと仕事をやっていくというひたむきな努力こそが、やがて偉大なことを成すのではないかと思えるようになる。
「継続は力なり」というが、人生で大切なことは「継続」。
つまり同じ事を真面目に続けていく事。
p84
・一生懸命生きる事が当然
野良猫だって、雑草だって、毎日必死に生きないと生き残れない。
どんな環境であれ、必死で生きていない動植物は、みな息絶えてしまう。
一生懸命努力するからこそ、生き残っていける。
だから人間も生きるために必死で努力することは当たり前のこと!!
必死で努力しても、うまくいかないことはある。
これ以上やれないというくらい一生懸命に努力したのであれば諦める事もできるが、もしそれが中途半端に取り組んだ結果であれば、後で悔やむし落ち込んでしまう。
どんなに不利な状況であっても、つねに精一杯努力をすることが、私たちがこの世の中で生きていくための前提である!!
p90
・アメーバ経営
会社を「アメーバ」と呼ばれる小さな集団に分け、それぞれのリーダーが責任を持って経営を行うというもの。
その小集団は固定したものではなく、ひとつひとつが環境の変化に適応して、形を変えたり増えたりしていくために、アメーバと名付けられた。
p107
「動機善なりや、私心なかりしか」
新しい事業である第二電電を興したいと考えた際、半年間、夜寝る前にこのような自問自答を繰り返した。
p127??
・好調におごらず、不遇にくじけない
苦しいことや辛いことがあれば、その状況から脱出したいと思うのが人間です。
でも、現実から逃げようとしても逃げられないことの方が多いです。
不運でも、不遇であろうとも、それに耐えて明るく前向きに努力を続けるのが人生で、それをすることで私の人生は夢が実現していきました。
ベンチャー企業の経営者には、若くして成功を収め、億万長者になった人もいます。
しかしその成功もその人にとっては試練の一つで、いずれそのツケがまわってきます。
成功しても、せっかく得た地位を失い、かえって悲惨な運命を辿る可能性もあります。
若い時に成功しても決して驕らず、また災難や大きな挫折があっても挫けてはいけません。
大切なことは、失敗にしろ挫折にしろ、どういうふうに自分が受け取るかということです。
試練を真正面から受け止めて、それをバネに更に努力を重ねていくことが、自分を作っていくことだと思います。
p145
・京セラフィロソフィ
1.心をベースとして経営する
2.原理原則に従う
3.ベクトルを合わせる
4.感謝の気持ちを持つ
5.利他の心を判断基準にする
6.人間の無限の可能性を追求する
p161
・経営とは?
従業員みんなと、その家族の生活を守ることがmust
また、社会的にも大きな使命を持っているという意識が必要。
・本当に「誰にも負けない努力」をしているか?
周りを見てみると、自分が寝ている時もまだ起きて一生懸命がんばっている人がいる。
自分も負けずに努力すること。
寝る間も惜しんで頑張らないと、仕事というものはうまくいくものではない!
p167
・素直な心
必要なのは「野蛮な勇気」ではなく「真の勇気」。
また、天狗にならずに「これでいいのか?」と自戒しながら努力し続けること。
能力のある人や気性の荒い人、我の強い人は往々にして人の意見を聞かず、たとえ聞いても反発するもの。
しかし本当に伸びる人は、素直な心を持って人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人。
素直な心がなければ、人間は成長も進歩もしない!
p174
人間が本当に心から喜びを得られる対象というものは、仕事の中にこそある。
働くことで得られる喜びは趣味や娯楽と比べても格別であり、決して代替できない。
真面目に一生懸命に仕事に打ち込み、辛さや苦しさを超えて成し遂げた時の達成感。
それに代わる喜びはない!
p181
・どんなときも明るく感謝の気持ちを
「禍福はあざなえる縄のごとし」
よいことと悪いことが織り成されていくのが人生というもの。
良いにつけ悪いにつけ、どちらの物事にも感謝の気持ちを持って生きる事が大切。
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「京セラ」「KDDI」をつくり、「日本航空」を再生させた稲盛さんが著者が、NHKBSの番組「100年インタビュー」で語った青春時代の挫折と苦悩、仕事への情熱、人生哲学。
字が驚くほど大きいので、要点を1時間で読めます。
高校、大学の受験失敗、入社した会社は潰れかけという挫折を経て、20代前半で京セラを企業。
『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』とし、能力・熱意は、0~100だが、考え方は-100~100の範囲。
「誰にも負けない努力をした」と語れる経験と、経営者として数々の苦難を乗り越えてきた熱意の感じれる一冊です。
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"何をするにしても最初はビビってしまうような小心なタイプの人が、どんどん経験を積み、度胸を身につけていく。そのような人こそが、真の勇気を持った人に成長していきます。"
"素直というと、従順な意味合いにとられがちですが、そうではなく、自分自身の至らなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢です。"
成功するかわからないことを喜んで引き受けますと返事できる人ってかっこいいな、もしうまくいかなかったとしてもかっこいい。自分はいつも保険をかけてしまう、、信念の差だなー。
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良い本に出会いました
ありがとうございます。
どんなに辛くても、常に明るい気持ちで
理想を掲げ、希望を持ち続ける。
感謝すること。
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2022年9月4日読了。
京セラの創業者(JALの会長)稲盛さんの本
・どんな仕事にも意味がある。
・誰にも負けない努力をして初めて仕事が楽しくなる
・謙虚な心 感謝の心が大事
・幸運だけじゃなく、不運にも感謝する。
感謝の気持を持つ!と自分に課すことが大事
色々と仕事に悩む自分にとって
凄く勉強になる言葉の数々だった。
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NHKの番組で行われたインタビューをもとに、稲盛さんのエピソードから人生を振り返り、企業人としての示唆を提示している。
忙しさを解決するためのアメーバ組織。苦しみを解決したときに強みが生まれるのは、ここでもそうだ。ドンキ、テレ東もしかり。
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人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力。考え方はマイナスもある。
仕事を好きになればいい循環が生まれる。好きになるよう努力する。最初から好きな仕事が見つかるわけではない。どんな仕事でも一生懸命やる。
研究から手を引け、といわれてやめる決心をした。
300万の資本金を集めて、他人の担保で銀行から1000万借りて事業を始めた。早く返して自己資本で経営する方式選んだ。
京セラフィロソフィ手帳=全従業員の物心両面の幸福を追求する、人類社会の進歩発展に貢献する。
会社を作った最初の目的は、「自分の技術を世に問う」だった。
トップダウンのほうが効率的。アメーバ経営はリーダーが必要。リーダーは立派な人間性を持つ必要がある。だからフィロソフィを理解できた人をリーダーにする。
人間として何が正しいのか、からぶれなければアメーバ同士が争うことはない。
アメーバの成果への報酬は賞賛と感謝。お金ではない。代償を求めず仲間に尽くすこと、が人間として正しいこと。金銭で報いなかったのは、業績が落ちたときに収入が減れば心理面で落ち込むから。
第二電電の際に「動機善なりや、私心なかりしか」と自分に問うた。国鉄系の日本テレコム、道路公団とトヨタの日本高速通信が名乗りを上げた。
JRと公団に頼んだ。国の公共施設だから。
NTTの真藤さんからマイクロウェーブを提供して貰った。
頭がいいだけの人間しかいないとベンチャーは生み出せない。否定的な意見ばかりが先行する。
好調におごらない。成功は実は試練。
JALの再生
「人間として何が正しいのか」を座標軸にする。
京セラフィロソフィが正しいことの証明になる。=心をベースとして経営する、原理原則に従う、ベクトルを合わせる、感謝の気持ちを持つ、利他の心を判断基準にする、人間の無限の可能性を追求する、
盛和塾
アメリカ、ブラジル、中国、台湾にもある。
誰にも負けない努力をする。
素直な心=松下幸之助さんの原動力。
「大きな成功を願うならば、大きな自己犠牲を払わなくてはならない」ジェームズアレン
趣味や娯楽は仕事の中にある。
どんな仕事でも一生懸命やる。
仕事を生活の糧を得るため、と考えるのは間違い。働くことに意味と価値がある。
人生は便利な乗り物はない。
苦境の時、感謝の気持ちなどもつ気になれない。かといって好調なときも当たり前だと思って、もっともっとと欲張る。
何があっても感謝の気持ちを持つ、と心に刻む。
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人生と言うのは、私たちがどう考えるのかによって変わっていきます。素晴らしい考え方を持てば、それだけで人生はうまくいくものです
自分の分身になるような人を1人でも多く作り、その人たちに経営の責任の一端を担っていただこうと思って始めたのがアメーバ経営です
成功するまで諦めない
京セラフィロソフィー
・心をベースとして経営する。
・原理原則に従う。
・ベクトルを合わせる。
・感謝の気持ちを持つ。
・利他の心を判断基準にする。
人間の無限の可能性を追求する。
従業員が幸せになる経営を目指す