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紙の本
盛り上がるところがないような
2018/05/02 14:31
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
初見の作家さんです。
31年前の3人の少年と警官の失踪、そしてその少年の内の一人だった男が現在の横浜中華街で殺され発見された。
というメインストーリーに横浜中華街を舞台にした中華人民共和国と中華民国(台湾)籍の人たちの対立や、日中国交正常化以前の日本在住華僑(古華僑)とそれ以降の日本へ渡って来た新華僑との対立。
さらに日本の警察の外事課(公安課)の活動など、中々面白そうな題材を揃えて描いているのですが、淡白というか全編を通して盛り上がる所がなくて残念でした。
登場人物の中でかつて横浜中華街を統べた男「山手の蒋介石」こと范国偉というのいるのですが、この人物をもっと上手くというか存在感強く描けていれば、作品全体がより小説としての深みや味わいが出て魅力的なものになったのではないかと思いました。
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