ダーリンの頭ン中 英語と語学 みんなのレビュー
- 著者:小栗 左多里, 著者:トニー・ラズロ
- 税込価格:1,045円(9pt)
- 出版社:KADOKAWA
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語学はこんな風に楽しいのである
2005/03/14 23:03
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕は言葉に関するHPを運営している割にはあまり言葉に関する本を読まない。これを独善的だと批判することもできるし、いや独創的なのだと負け惜しみを言うこともできるだろうけれど、実のところ僕はそんな大それたことを考えて読まないのではなくて、単にあまり読む気になる(言葉の)本に出会わなかったというだけのことだ。
これはそんな僕が読む気になった、言葉に関する本である。なんと言ってもとっつきが良い。マンガだし。でも、マンガだと侮ってはいけない。これは国際人と国際結婚した国際漫画家による国際エッセイ・マンガなのである。
紹介文を読んだだけで「多分この本は良いぞ」という予感があったのだが、果たしてその通りだった。何よりも「言葉は文化である」「言葉の違いは文化の違いである」という基本認識が貫かれている。その違いを楽しんでいる。異なった国の出身である夫婦2人して、とても楽しんでいる。お互いにお互いの母国語を検証しあうことによって、言葉の新しい面が浮き彫りになってくる──のは確かなのだけれど、実はそんな小難しい本ではなく楽しいマンガなのである。マンガを楽しむように言葉を楽しめるってすっごく良いなあと、僕は感慨深いのである。
そして、この本には僕が自分のHPで書き散らしてきたことと同じことが一杯書かれている──そういうのって、嬉しいのである。th の発音とか、n の発音とか、日本語表記と発音の不統一とか、日本語における受身の用法とか…。
え? お前の零細HPのことなんか知るか、って? そりゃそうでしょうね。あ、いやいや慌ててHP覗きに行かなくてもいいですよ。この本読んでりゃそれで充分ですから。
え? 読んでも完全には解らない、って? 大丈夫。この本の中でもラズロ氏が言ってます──「完全に理解できないところが楽しいんでしょ!!」って。
by yama-a 賢い言葉のWeb
学校の教材として推薦したい。
2005/04/06 05:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
電車の中で見た車内広告があまりにも衝撃的で、思わず購入。
『ダーリンは外国人』とは一味違う
異文化コミュニケーション。。
日本の英語教育はこんなにも間違っていたのか!!
と…
幼稚園から高校まで英語を勉強していたのに
いまだ会話ができない私はつぶやく…
言語オタクのダーリンから繰り広げられる
トリビアがシュールでうける。
思わず「へぇ〜へぇ〜」と机を叩きたくなる。
思わず声に出して発音の練習をしてしまう。
私も是非とも日本の英語教育に尺八を導入してもらいたい。
「Why 尺八?」
と思った人は是非ともこの本を読んでほしい。
おもしろいわー
2005/11/29 14:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷砂糖 - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり面白いです。
わははははっっと笑う本ではなく、知的好奇心を擽り満足させてくれる面白さです。
英語嫌いな人に!
2005/04/24 22:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ダーリンは外国人」「ダーリンは外国人2」「英語ができない私をせめないで!」に続き購入。
英語好きだけど、どうも苦手意識が強い…と思っていた矢先、ピッタリな本に出会いました。漫画だけどエッセイ。
堅苦しくないけど、軽くはない。
native(著者の夫)だから感じる疑問が赤裸々に語られていて、日本人だから気付かない落とし穴に気付かされたり。
ラズロ(夫)さんの語学マニアぶりには敬服します。一つのことにここまで熱中出来るなんて素晴らしい。
…などとつらつら思いつつ読む内に読み終わっちゃいます。
英語嫌いな人にこそ勧めたい。
英語学習の副読本や息抜きに!
2005/03/04 21:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ダーリンは外国人」を書かれた小栗 左多里とその旦那様の共著による英語や語学について、分かりやすく書かれている。
特に英語アレルギーを持っているけど英語学習をどうしてしなくてはいけなくなった人に読んでいただきたい。なぜなら、私は英語を聞いたままの発音で声に出して発声する事が出来なくて、日本語には複雑な発音がないからダメなんだと思い込んでいたのですが、この本を読んで、日本語だって複雑な発音があることを知り、早期学習をしなかったからダメなんじゃないし、そういうことなら努力すればいつか話せるようになるはずだと勇気をもらった。
また、日本語の優れた点や英単語の成り立ちなどがとてもわかりやすく解説されているので、言葉にとても興味を持つことが出来た。特に英語学習に一番必要な単語などを覚えるということは、とても単調で飽きてしまいやすいのだが、小栗さんとトニーさんのようにたった一つの単語から色々な単語に膨らんでいかせるという手法はとても参考になった。
この本では基本的に英語や日本語について多く書かれているが、この本に書かれていることはどの言語を勉強する上でも勉強法のベースになるので、何かしらの言語をマスターしようと考えている人は一度読んでみて欲しい。
「カッコとコッカ」
2016/11/19 19:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
探究心・好奇心の塊のようなトニーさんに本当に感心します。
言葉の名前・言われ・書き順・発音などなど、
今まで知らなかった言われて見えば何故?と
思うようなことがたくさん書かれています。
しかしなにより時にはしゃぎ、時に苦悩するトニーさんが可愛いです。