引き込まれました
2015/10/24 14:17
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投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を見る機会があり、なんとなしに見てみるとこれが面白い!
ゆっくり見たくて購入しました。
主人公ルーナは優しくけなげ、あけみは生意気だけど憎めない、
特に殺し屋の双子がドジでかわいい!
島流しの刑に処された上、全ての記憶を失ったルーナ姫
2024/07/31 20:48
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
敗戦後ほどなく作品を発表し始め、
40年以上、日本漫画界で活躍して、
生前より、「漫画の神様」と称されもした、
不世出の漫画家の文庫版全集の
電子書籍版です。
本品に収録されているのは、
エンゼルの丘。
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どれいをのがれて
あけみという少女
人魚の淵
殺し屋ふたり組
せまる魔手
エンゼル島最後の日
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海と人魚のお伽話。
昔の作品だが、今の時代に読んでも本当に面白い。ルーナ、おじさん
あけみ、ピョーマ、フグへいさん、
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▼娘⑻に手塚治虫を好きになって貰いたい完全に親のわがままエゴだけど活動の一環。そんなエゴを持つくらいだから、僕は手塚治虫さんが子供の頃からずっと好きです。小学生の頃に「ドラえもん」→「藤子不二雄」→「トキワ荘」・・・みたいな道のりを経て手塚治虫大陸に上陸。小学生高学年から中学生にかけて、丁度時代が「過去の名作漫画をハードカバーで再版して懐かし世代に売る」というビジネスが始まったお陰と、あとは手塚治虫漫画全集講談社の恩恵で、初期SFからアトム、ブラックジャック、ブッダ、火の鳥・・・ほぼほぼ網羅していたんです。どろろ、ワンダースリーは当然のこと、キャプテンKenとかサボテン君あたりまで。
▼というわけで「ふしぎなメルモ」「リボンの騎士」がうまくいったので、「エンゼルの丘」。ただ、これは実は初読でした。少女漫画だからな・・・という偏見があったんでしょう。読んでみて、これぁ、オモシロイ。さすが手塚治虫。
▼謎の島の王女様が、色々あって日本にやってきたら、瓜二つというか割らずそのまんま、というそっくりさんがいて。これが日本のお嬢様。この二人が入れ替わるんです。当然ながら王女さんは陰謀に追われていて、日本のお嬢様にも。恋の行方と重なって、島から日本へと海をかける大スペクタクル冒険ロマン。そして事件の中心主人公は常に少女なんです。これはたまりません。
▼娘に読ませたところ、これが潔いくらいにどハマりしてくれて。この「エンゼルの丘」を換骨奪胎してノベライズした、という青い鳥文庫の「海色のangel」(全5巻!)まで買い与えたら読んでしまいました。2023年は娘が青い鳥文庫で活字本を読むことが始まり定着した1年間でしたが、その大事な一角を担ってくれてました。手塚さん感謝。そういう感謝の意を込めると、満点以上の読書でした。
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・雑に言うと、手塚治虫版人魚姫。
・脇役が魅力的だった。フグ平さん、女殺し屋の二人組など。
・ルーナ姫と間違えられる人間の少女、あけみちゃんの物語がじんときた。
・もっと連載が続けばもっと深まりそうだったかもしれないような余白も。