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主人公の男の子の性格は好きになれないけれど,
徐々に距離を縮めてく感じが良かった。
今時な話だった。一読サラっとしただけだけど深く読んだら感想変わりそう。映画楽しみにしてます
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ちょっと携帯小説っぽくてあんまり好きなストーリーではないはずなんだけど、やっぱり有川さんの作品。
人が変わっていくのを描く話はすき。
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皆が違う立場で、違う考え方で、相手の考えを想像する事はできても完璧じゃないんだなと思いました。
本当に大切な人とこそ、考えを伝えあって受け止めあって、反発し合う事が必要なんですね。
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耳に障害を持つ女性に恋をするお話。
お互いの気持ちをぶつけて、分かり合うことの大切さを知る事が出来る。どんな人にも当てはまると思う。
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図書館戦争と並行して読んだ。
やはり有川浩さんはすごいなぁ、と改めて。
心の中に触ると痛い部分を持っている二人が、心を通わせたり、かみ合わないことにいら立ったりしながらも、相手を想うがゆえに一生懸命お互いに向き合おうとし、想いをかなえる物語(この先はまたわからないけれど、という本人たちの注釈ありつつ)。
「図書館戦争」とはまた少し違った意味だったりもするが、言葉の持つ意味を考えさせられた。自分が伝えたい意図と受け止める側の受け止め方が微妙に違った時に生じるいら立ち、そのいら立ちをそのままに流すのではなく、向き合う大切さを学んだ気がする。
私個人としては、最近加齢によってとみに耳の聞こえが悪くなっている母への対応も反省させられた。
有川さんの著者あとがきにはいつも裏話があり楽しみだったりするが、今回も「図書館戦争」の表紙絵に本作の本物の表紙を入れたいという仕掛けがあったことを知り、にやり。
山本弘氏の解説文もすばらしく、障害へのメディアの扱いについての一過言にもその通りだなと思った。しかし、この解説文の中でなにより衝撃だったのが、私も本を読む前に観ていたTVアニメにて、小牧と毬江の物語の章は描かれなかったんだな、とあまり深く考えずに思っていたが、この章が放映できないことが前提となったアニメ化だったと知り、別の意味で衝撃だった。
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すごくいい恋愛小説でした。それも、ただの恋愛だけではなくて難聴の方の知識や気持ちをしっかりと表現しようとしていることが伝わりました。個人的に、伸行さん好きです。しっかりと考えを持っていて、あまり言いたくないけど関西弁で。読んでいて、こう言われたら嫌なのか、とか学ぶこともできました。すごく良かった。貸してくれた友達に感謝!
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読み始めから、先々の展開が楽しみでまだ途中ですがコメントしたくなってしまいました。
伸行とひろみの展開が楽しみです。
どこか自分のことと似ているところがあったりして、有川さんの本はいつも楽しみにして読んでいます。
↓
二人の展開がゆっくり流れていて、とても純粋な恋愛。
また有川さん作品を早く読みたいです。
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図書館戦争シリーズの内乱で実際に登場するレインツリーの国という本のモデルとして書かれたそうです。
耳が聞こえないことを巡って、障害者と健聴者との微妙なズレがこの物語を面白くさせているのだと思う。
著者が伝えたいことは、作品の中の登場人物たちが暑く語ってくれてます、とあとがきにささっと書いてあるあたりほんとうに面白かった。
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恋愛小説は滅多に読まない私ですが、ご飯を片手間にしてまでも、読み続けたくなってしまった本。
2人のメール、チャットのやり取りが好きで、その部分をじっくりと一言一言理解しながら読みたいなと、感じました。
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図書館戦争の作中に登場する小説という位置付けですが、こちら単体でも楽しめます。思いやる気持ちが相手にとっては負担になってしまうこともある、真っ直ぐな気持ちのぶつけ合いが好感。メールのやり取りの部分のフォントが丸文字で読みづらいのはちょっと。
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『ストーリー・セラー』で有川浩に初挑戦。
「イケル」と判断。その勢いで話題作かと読んではみたけれど…。
普通だった。こんな感じなのね…って感覚。
ということで、本日『阪急電車』を入手。
さて、もうひとつ試そう。
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聴覚障害の人の考えていることを拾い上げて、健聴者とのラブコメに仕上げている。同情哀れみでなく、ともに生きるためには、としてよくできた作品である。
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有川浩による恋愛小説。
図書館戦争シリーズの中でエピソードとして出てくる本をきちんと物語として描いたもので、中途失聴の女性を主役にすえた作品。図書館戦争シリーズでも言葉の検閲を暗に(正面から?)批判した作者が、「なぜかタブー視されている」障害者を主役に物語を描きたいとして作品化したそうだ。
一般的に聴覚障害というと先天的な難聴や失聴をイメージしがちだが、本書では様々なタイプがあること、同じように見えるためにひとくくりにして判断されることで余計に孤立していくことなど、自分たちが気がついていなかったことにハッとさせられるシーンが多く盛り込まれている。
障害者を扱うというだけで様々な制約が課せられるようで、実際に図書館戦争のアニメではそうしたエピソードが放映されなかったということもあり、これに異を唱えるべく作者の思いがほとばしっている。
こうした課題提起をさしおいても、相変わらずの少女漫画ちっくな有川印の恋愛ものとして安定感を見せる。ただ、扱っているテーマが茶化すことができないものであるためか、いつものベタベタな甘々展開とはやや異なっている。また、有川作品としては短めで、とっつきやすい。
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「映画化!」と本屋さんで特集されていて気になって買ってみました。
何にも知らないで読んでみた私には、難聴者と健聴者という思ってもみなかったラブストーリーで、どんどん引き込まれていきました。
伸がコテコテの関西人っていうのも今までにない感じで新鮮でした。
有川浩さんの作品を読んだのはこの「レインツリーの国」が初めてだったのですが、すっかり有川ワールドの虜になってしまいました!
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伸行が女性の髪形やファッションの見立てのセンスがあったりとちょっとご都合主義かなあという設定の部分はあるけど、恋愛の物語としては面白い。こういう「恋愛」小説は自分の中で意識して避けてきたけど、これを機に色々読んでみようかなあと思った。作中の「フェアリーゲーム」の元ネタが笹本祐一氏の小説のようなのでこれも同時にチェックしてみたい。感想はこんなところです。