理解者から見たジョブズ
2016/02/19 22:21
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投稿者:okb - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジェイ氏はジョブズの良き理解者としての立場で、彼の偉大さを綴っている。ジョブズのカリスマ性を感じられる一冊。
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丁度、この本を読み終えた直後に、ジョブズ氏の訃報を知る事に・・・
最高のイノベーターによって、PC、MP3プレイヤー、スマートフォン
タブレッットPC、いろんなモノをより楽しくしてくれた。
ありがとうジョブズ・・・
http://ameblo.jp/148take/entry-11040179201.html
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初代macからiPhone iPadを生み出す現在までのジョブズの軌跡が読めます。ジョブズという人間のすごさ、すばらしさにしびれまくりです。appleの製品は、どれもがひどく格好良くて、それはジョブズの技術者からしたら無理難題と思える事をとことん進めていこうパワーと、またそれに引き寄せられた人たちの最高のチームで出来てるんだよね。今後もapple製品にはやられっぱなしになりそう。。。
しかしROCRという超失敗作の携帯電話作ってたことは知らなかった。。。
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ジョブズの側近だった著者、身近な人間ならではのプライベートなエピソードも交えた語りが特徴の本です。
この本を読んでいる最中の訃報だったので、知人を失ったようなショックを受けました。
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いわゆるジョブズ本の一つ。中身的には既知の事実がほとんどだが、読みやすく書かれている。アップルファンなら一読する価値はある。本書を読みながら、過去のジョブズのプレゼンなどを見直してしまった。ただし、ジョブズ本として最初に読むべき本というわけではないだろう。
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ジョブズの仕事の進め方についての本。面白いエピソードが沢山。とにかく先を見つめていた人だったんだなぁという感想。
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「Only the paranoid survive」
ジョブズの生き方からまっさきに浮かんだ言葉は、インテル創業者
のこの言葉である。
ジョブズのよき理解者として共に歩んできた筆者だからこそ
ジョブズが妥協せず、拘り抜いて生涯を送ったことがよく伝わって
くる書である。
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2011年41冊目。
343頁。
書店で購入。
≪本文引用≫
p.30
スティーブを突き動かす原動力は何だったのだろうか。スティーブの左腕ともいうべき役割(なにしろ彼は左利きだ)を務めたわたしの意見では、答えは本人が語った言葉にあると思う。自分自身について、また、自分の役割や目標について話すなかで、こう述べている。「偉大な製品は、情熱的な人々からしか生まれない」「偉大な製品は、情熱あふれるチームからしか生まれない」
p.61
海賊になろう! 海軍に入るな。
p.163
スティーブの考えによると、チャンスの始まりは「満たされていない欲求」にある。その欲求にこたえる製品をつくることができれば、「必需品」として重宝される。
p.188
すぐれた起業家の場合、一見すると無関係な複数のプロジェクトを並行して進めるケースが非常に多い。スティーブもそうだ。ばらばらな「次の大きな何か」を、やがて一つの主要戦略に統合していく。ただ、ネクストとピクサーを同時にあやつっていたころ、統合は必ずしもうまくいかなかった。
p.193
起業家のだいじな要件は、勢いを持っていることだろう。わたしが知る優秀なリーダーには、きまってこの特性がある。あきらめず、ひたすら前進し、挫折にもへこたれない。次のアイデアを探し求め続ける。わたしはこの姿勢をスティーブから学び、ビジネスの指針にしている。おかげで、過去8年間で10種類以上の新製品を生み出すことができた。
マーティン・ルーサー・キングもこんな言葉を残している。「成功にどんな反応を示すかではなく、失敗にどう対処するかで人間を判断しなさい」
p.230
「わたしは、何をやるかと同じくらい、何をやらないかにも誇りを持っている」
p.307
スティーブと親しく、彼を心から尊敬しているある人物は、こう語る。「アップルやスティーブの素晴らしいところは、技術が整うまで、製品を出そうとしないところです。その点には、本当に敬意を払うべきだと思います」
p.314
業界を分析する人々や、ほかの会社の人々の目には、iPadがタブレットだと映っているのかもしれない。しかし、スティーブの構想の中では、iPadは情報を媒介する装置、コンテンツを利用者へ届けるための土台だ。と同時に、iPhone、すなわちアプリを実行する環境の延長でもある。大半のアプリは、iPad上で動かしたほうが、コンテンツを扱いやすい。
グーグルは、広告から利益を上げ、携帯アプリケーションを通じて収入を増やしているが、コンテンツの流通はよそにまかせて、自分たちは媒体に徹しようとしている。対照的に、スティーブは、ピクサーやディズニーでの経験を通じて、最も重要なのはコンテンツのほうだと見抜いた。
p.326
・取り組む以上、どのプロジェクトにも情熱をそそげ。
・チャンスに気づいたら、それを原動力にして、そのチャンスを活かす製品をつくれ。
・役に立つ人材をいつでも受け入れられる態勢をとれ。
・直感的な製品に仕上がるように最善を尽くし、ユーザー��ニュアルが必要なくなるぐらいにせよ。
・自分の製品については、心から正直に向き合え。
・製品が、一個人としての自分や、自分の特徴をあらわすよう心がけよ。
・部下たちの働きぶりに気を配り、何か1つ成し遂げるたびに担当チームを祝福せよ。
・いま実現可能なレベルを超えて、完璧な未来の姿を思い浮かべ、その理想に一歩一歩近づくように、新しいアイデアを積み重ねよ。
・「それはできない」と言い張る人間に耳を貸すな。
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スティーブ・ジョブズの身近にいたジェイ・エリオットが書いたもので他の本にはないスティーブ・ジョブズの側面を描いている。
スティーブ・ジョブズはやはり尊敬すべき偉人だ。
【感銘を受けた言葉】
①偉大な製品は、情熱的な人々からしか生まれない
②成功する起業家とそうでない起業家の違いのおよそ半分は、純粋に忍耐力の有無にある
③海賊になろう!海軍にはいるな!
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他のジョブズの本と違い、直接的なメソッドが書いてあるわけではない。
ジョブズの考え方だとか物事への取り組み方がよく書いてある。
出来事の良い面だけを書いているわけではないのが好印象。
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著者がスティーブを身近で支えてきたこともあり、全てのエピソードがリアルで、スティーブの強烈な意志で世界を牽引している様がリアルに伝わってきます。途中スティーブの色んなプレゼンをYouTubeで観たせいもあるかもしれませんが。とにかく読了時、胸の内に何か熱い火種を落とされたような感覚になりました。
あー自分も何かこのままじゃいけない気がする…。
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最高のジョブズ本。外に向かっての交渉力ではなく、中でチームをまとめ鼓舞する姿勢こそ学ぶべきものですし、この著者でなければ書けないことです。
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「きみたちは、何かを信じなければいけない。自分の勇気、運命、人生、カルマ…何でもいい。点と点がいつかつながるにちがいないと強く思えば、自信を持っておのれの心のままにそ進んでいける。たとえ、ほかの人たちの道から逸れていっても、歩み続けることができ、やがて大きな違いを生みだせるだろう。」
(スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学、二00五年卒業式のスピーチより)
MAC開発期からジョブズがアップルを放逐されるあいだ、ジョブズを身近で支えていた当時の人事担当副社長ジェイ・エリオットによるジョブズ本。
いまやビジネスマン向けジョブズ本は数多く出版されているが、エンジニアリング面でも、ビジネスにおける彼のテクニック面でもなく、本書はリーダーの心構えが組織に浸透し、ビジョンが製品として結実していくか、いわばリーダーシップに重点をおいた本のようにも読める。
うちの会社の殿上人たちはここ数年「変える」ことをスローガンにかかえていろんな施策を進めているが、いかにそこに魂が通っていないことか。
本書をよくよく熟読して、いかに「ビジョン」が大切か、いかに「現場感」が必要かよくよく考えてもらいたいものだ。
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ジョブズ本もいくつか読んだが側近SVPが書いたものなので経営視点でのジョブスの行動分析がよい。Apple側からみたソニーやキヤノンなどの日本企業との連携の話も興味深い。製品にかける情熱、チームビルディングなどなど、ジョブズ・ウェイに学ぶべき点は多い。
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ジョブズ関連の本は探せばいくらでもあるが、その多くは第三者によって書かれたもので、しかもどれも内容は似ていて、いかにジョブズが非凡であるか滔々と語り、いかに彼が素晴らしいかを列挙しているだけのものだ。しかし、本書は実際にアップルでジョブズの左腕として(ジョブズは左利きなのだ)長年近くで共に働いてきた人物によって書かれたものだ。それだけでも読むに値するジョブズ本であるといえるだろう。
スティーブジョブズの貫く原則を列挙してみよう。
・取り組む以上、どのプロジェクトにも情熱をそそげ。
・チャンスに気づいたら、それを原動力にして、そのチャンスを活かす製品をつくれ。
・役に立つ人材をいつでも受け入れられる態勢をとれ。
・「それはできない」と言い張る人間に耳を貸すな。
・自分の製品については、心から正直に向合え。
などなどだ。
本書を読んでわかったというか再確認したことだが、ジョブズの非凡な仕事は、完璧主義と絶対諦めない信念とその口説きの上手さに拠るところが大きい。先月ジョブズが事実上引退したわけだが、これから彼を目標とし手本とする起業家が活躍して世界に、宇宙に衝撃を与えるプロダクトを生み出していくことだろう。