紙の本
分かりやすい
2015/10/23 00:25
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投稿者:7013 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだまだ知らないことも多いことに気が付かされた。様々なことについてこれまで以上に知識がふえることだろう。シンプルに書かれている点もよかった。
紙の本
投資は繰り返す
2016/08/27 07:52
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
サブプライム問題や欧州財政危機など、歴史の中にも一定のパターンがあることがわかる。一方で、時代の流れを先読みし資産を増やしていく人たちにしたたかさを感じた。
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投稿者:飛べ!ここがローストビーフだ !? - この投稿者のレビュー一覧を見る
初心者にはいいかも知れないが、タイトルが「投資賢者」となっているだけに、いかがなものかと思う。
ズバリ”退職金で投資デビューをしてはいけない!”としたほうが著者の知識を生かせるのではないか。
著者が長年勤めていた証券業界は一般に”ウサンクサイ”と思われているので、近づくものは少ない。
問題は銀行で販売されている投資信託だ。
ここに焦点をあてて、近づくべからずとやったほうが、本書の主旨にあっている。
行動経済学やら心理学やら、聞きかじり程度と思われるより、
証券業界の裏をズバリ書いたほうが売れるのではないだろうか。
退職して時間も経っているので、守秘義務も時効では??
まぁ時効はないが、影響が無いのでは?
それにしても未だに個人投資家相手に株式営業している実態には驚かされた。
そんなに儲かるのなら、著者のように何十年も証券会社に勤めている場合ではないはず、
とつくづく感じる一冊であった。
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大江さんお得意の経済行動学を用いて、投資でついやってしまう行動を解説している。投資の結果は自己責任だし、プロが必ず大儲けをするとも限らないのが投資の世界。アマチュアの私たちは、心理的な罠にひっかからないよう、賢く投資行動をしたいものだ。
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実は老後の備えには向いていない「個人年金保険」
生保の個人年金保険は契約件数が2000万件を超えているのに対して、国民年金基金はわずか50万人程度、個人型確定拠出年金にいたっては20万人がやっと。なぜ?
確定拠出年金
加入者が選択できるように用意されている商品数が多くなればなるほど、株式投資信託ではなく、公社債やMMFへの投資が増える傾向がある。
今度下がったら買おう
買いたい弱気
認知的不協和の解消
人間が自分の心の中に矛盾する事態を同時に抱えた場合の不快さを表しているのが認知的不協和であり、人はそういう状況になって、その状況が変えられないものであると、自分の考えや行動を変えてその矛盾の状態を解消しようとします。
イソップ物語に出てくるキツネとブドウの話
「そのブドウはきっとまずいに違いない」
ハーディング現象
みんなと同じ方向に動くことで安心するという心理
現金がリアルマネーだというのは、明らかにヒューリスティックによる勘違いです。通貨の歴史をたどってみれば、価値を交換するための仲介物として生まれたのが通貨ですから、そもそもの成り立ちからしてこれはバーチャルなものです。
株式こそリアルマネー、活動することによって新たな付加価値を生み出す主体
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投資家が陥りがちな行動をこれでもかと言わんばかりに述べられていた。
経験上体験済みだがあえて述べられていたのがよかったが結論がありがちなことだったのが残念。
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投資のセミナーでよく聞く「常識」が間違っている、もしくはそうとも断言できないことがあることを知らせてくれる。行動経済学の基礎的な本。
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非課税優遇の個人拠出型年金やNISAは、できるだけハイリスクの商品に特化すること。第3号被扶養者も個人型確定拠出年金は必須、などなど、投資に参考になる書籍です。
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うーん、行動心理学、行動経済学を投資の面から掘り下げた、というのを期待して読んだが、初心者向けに投資に陥いりがちな罠、警戒すべきことや心構えなどを行動心理学を交えてレクチャーするという内容で期待していたものとは違った。この本に例として多く紹介されている、「定年後に退職金で投資でも初めて見っか」というような初めての投資を考えている人にはまずはこの本を読んでみるのはいいと思う。
著者はあの野村證券(「野村證券第2事業法人部」の述懐ほか野村の営業成績至上主義〈顧客、では間違ってもない〉は悪名高い)の社員であり、証券会社銀行などの投資商品営業には警鐘を鳴らすものの甘い書き方。しかしそのソフトな口調であってもこれらの社員が自ら勧める金融商品についてよく知らず「販売のプロ」であっても投資のプロではないと書き、注意すべき点を多々挙げている。日本の銀行や大手証券会社の対面販売にはお勧めできる金融商品は非常に少ない、ということはもっと知られるべきだが、大マスコミはほとんど取り上げず、リスクをとる(金融リスクではなく仕事を依頼される機会を失うリスク)一部の金融評論家の本でしか明け透けに語られないのは大いに問題である。
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タイトルに一瞬イラっときたが、我慢して読んでみるとそこには自分が知らなかった行動心理学に基づく投資の真実があった。
①コストを下げることによる認知的不協和の解消(衝動的にナンピン買いしてしまう理由)
②確証バイアス(自分の判断を肯定してほしくて、ついつい証券セールスに同意を求めてしまう)
また、行動心理学の観点からだけではなく、下記に示す自分が知らなかった事実も発見できた!!
インフレに弱いのは預金ではなく、現金を保有すること。
昔は金利が高くて黙っててもお金が増えていたが、それ以上に消費者物価指数の上昇が大きかった(オイルショック時は、名目金利が7.75%だったが消費者物価指数は23%で、実質金利はマイナス)!!
逆に昨今のデフレ時は、名目金利は0.05%だが消費者物価指数の下落により、実質金利は約1%!!
セールスマンも商品を売ることで、生計を立てているのだから、彼らの言葉を安易に信じるのは危険!!低金利だから、投資しようという安易な言葉に惑わされるのではなく、自分でしっかりと判断して投資することの重要性がわかった。
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行動心理学の専門用語を使って、なぜ非論理的な行動をとってしまうかや、負ける理由を細かく書いている。知ったからといって防げるものではないかも知れないが、上手くいかない理由が知れる良書。
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タイトルには投資に大切な心理という文言が入っているが、内容はもっともっと基本的なことが書いてある。
対象は投資未経験者だと思う。
自分も含めて生業としてやっている者にとっては少し段階が違いすぎた。
しかしこれから足を踏み入れる人にとって大事な事柄になるので読んでおいてまったく損はないと思う。
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心理学、行動経済学の観点から経済行為でありがちな間違いを指摘している。このコロナショックでかなりダメージを被っている今、改めて考えさせられる一冊。
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投資が失敗するのは何故なのか。人間心理に基づく様々な罠や勘違いを教えてくれる一冊。
行動経済学の観点からも投資にありがちな失敗を解説してくれて、行動経済学が好きな僕にとって面白い内容だった。
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投資&心理学。
「権威付け効果」「双曲割引」「確証バイアス」などの、なんか聞いたことがあるような言葉が時折出てきて、投資家が陥りがちな心理を解説。
"投資の利益は不労所得という勘違い"のトピックが印象的だった。
投資は頭脳労働、投資家の仕事は損をすること。その通りだと思います。
単純に心理学にも興味を持った。