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新聞広告で何度も目にしていたら、読まずにいられなくなり購入。
やっぱり私が読むべき一冊でした。
本の読み方に共感。
歴史に学ぶ点も納得。
教養としての時事問題は、わかりやすくてありがとう。
そんな中でも一番の驚きは考える力。
連合王国の教育。宿題のくだりはたまげました。
いかに私も考えられていないか。
また必ず読み直すことになる一冊。
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新書にしてはちょっと分厚めで気合の入った本やなぁとは思った。読み進めていて、このひとは確かに教養があるというか、土台がしっかりしたひとやなぁというのが伝わってくる。読んでいて、こんなふうになりたい、という思いも掻き立てられる。ただ、ちょくちょく古い価値観というか、それはさすがにないよ、と思ってしまうことも書いてあったのが気になった。いまの就職活動は著者の指摘するような甘いものちゃうと思うし、英語がこれから必要、というのも言い古されているし、たぶんこれからも日本に英語は広まり切らないんちゃうかな、と思う。
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・意見が決められないのは考え不足が原因。
・教育=自分の頭で考え、自分の意見を言える人を育てる。
・数字・fact・logic
・メリハリのある生き方
何も考えずに、感覚でものを言ってきた。
情報を集める(旅・人・本)→背景には何があるのか?を考える→自分の言葉で語る
時代に求められる人の在り方だと思う。
何を語るかが、その人自身の価値とも言える。
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今日とは何か、出口さんの視点での示唆を与えてくれる。歴史・言語・長い間生きながらえた名著が大事と実感。
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徒然なるままに、って感じ。成功しているし、いい歳だし、経験豊富な人からの人生アドバイス受けたい時にはいい本。
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私には教養が不足してると感じましたし、広く浅くでもいいので教養をつけておく必要性を感じました。
あとは、自分で考えることの必要性ですね。はい、論文読みます。
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内容は読む前から既に予想がつくのだけれども、ついついこの手の本を手に取ってしまう自分がいます。。大枠の彼の意見には賛成することが多いです。
彼の本やインタビュー記事を読む度にあー歴史や古典もっと勉強したいなと感じます。
下記ネガをあえて書くとすると、、、
ただトフル100点って簡単に書かれていますが、相当頑張らないと取れません。TOEIC900点でも取れませんし、950点とってもなかなか取れません。レベルがちゃいます。その辺り簡単にいっても。。と、英語を長年勉強して、苦労している私はふと思いました。
あと健康管理は彼の持って生まれた体の丈夫さも多分にあるように感じました。どこでもすぐに眠れるっていう体質が健康の秘訣にあるのかもしれません。健康管理に関しては人それぞれ免疫が弱い人、病気で大変な人もいるので、簡単に気にしないことで片付けるのはどうかなあと思います。ただ、これは本人の立場にならないとこのフラストレーション/気持ちは分かりませんが。
読書のところで、新しい分野の勉強には分厚い本から入る。という点について。これも万人には通用しないと思います。彼が相当に読書が慣れている。地頭がいい。理解力に優れている。という素地に基づくなと感じます。語彙力が相当ある。という点もあると思います。つまり、読書量がこなせるようになってくるとそのようなアプローチも出来るのであろうと思います。ただそのレベルに達するには相当鍛錬が必要だと思います。気分的にもいきなり分厚い本でアレルギーを起こして嫌になってしまっては入り口で断念することになりかねません。
と書きつつ、彼の標準はグローバルなトップ人材ですね。そう思い返すと、彼の書くことは納得がいきます。新書は一般の人向けではありますが。
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冒頭のココ・シャネルの引用がすばらしく、原典にあたりたくなり検索したがはっきりせず。
同様の引用は著者の前著にも登場することは分かった。読書や仕事については他著書との重複が多いのかもしれない。
時事問題に対するスタンスは基本的には現状肯定・穏健で、MOF担が長かった故のバランス感覚を感じた。
年をとり「教養」を涵養することに興味を失いつつあった私にとっては、得るものの多い本でした。
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中国の人のハングリー具合に驚いた。日本人は、ワーカホリック。電車でも、スマホのゲームにみんな必死。出口さんががいるので、おられる以上の溝ができると思う。しっかり、学びたい。
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自分自身、教養がないなと思っていて、教養が身につくといいなってぼんやり思っていて、新聞の書評か何かで目に止まり、この本を読んだ。
教養が身につくといいなって思ってたけど、何でそう思ってるかは自分自身よくわかってなくて、そういうときに著者の考えになるほどなと思った。
著者にとって教養とは、人生を面白くするツールだそう。
この考えは腑に落ちた。
何か本を読んでいても、どこかへ出かけても、もっと背景を知っていればずっと面白いだろうな
ってよく思うから。
以下、この本を読んでこれは覚えておこう、意識して生活しようと思ったことのメモ
・「腑に落ちる」ことが本気を呼び起こす
・物事を考えるには、タテ(時間軸・歴史軸)とヨコ(空間軸・世界軸)で考える
・数字、ファクト、ロジックで考える
・キケロの言葉「自分が生まれる前についてむちでいることは、ずっと子どものままでいることだ」
・起こった歴史(出来事)は、あくまで1つ
・仕事の時間はせいぜい2〜3割。職場や仕事を背負い込み過ぎる必要はない
・地球の歴史(46億年)に関する教養が、余計な悩みやストレスから皆さんを守ってくれる
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ライフネット生命CEOで世界史についての本を何冊か出している、出口治明氏の「教養」に関する本
一番印象に残ったのは、出口氏の教養の源泉は「本・人・旅」の三つであり、学んだ割合を示すと、本50%、人25%、旅25%というところ。
僕も、本こそ最も安価で短時間で広く深い教養を付けられると思い、読書を第一の趣味としてきたが、それに加え、仕事以外のコミュニティへの参加や、出張ついでの歴史めぐり旅行を、今後も充実させていきたい。
その他、以下のような点も、ものの考え方や、生き方として参考にしたい。
・「知識」だけではダメで、「自分の頭で考えられる」ことが「教養」
・「タテ(時間軸・歴史軸)」と「ヨコ(空間軸・世界軸)」の二つの視点で考える
・情報リテラシーを付けるためには、「数字」「ファクト」「ロジック」が大事
・人生の楽しみは、喜怒哀楽の総量(絶対値)(つまりプラスとマイナスの感情、どちらでもあるだけ良いということ)
・1年間(=8760時間)のうち、仕事時間は残業を入れてもせいぜい2000時間(2割程度)。だから、2-3割の仕事よりも、その他の7-8割、食べ・寝て・遊び・子育てする時間の方が、よほど大事
ちなみに、うちの会社の偉い方が、上記のいくつかのことを年頭あいさつで言われていたんだけど、この本を読んだんだなぁ、って思いながら聞いてました。
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読みやすく説得力に富んだ文章で、「腑に落ち」やすい。
「価値観の押し付けが一番嫌い」という著者のスタンスが随所に滲み出ており、誰でも違和感なく読めるはず。
現在の日本の危機的状況(自分で考えられない日本人)に警鐘を鳴らしており、どこか危機感を覚えさせられる。
「とは言われても、何をしたら良いか分からない…」という方は、まず本書を読んでみてはどうだろうか。
第6章までは、教養の重要性、本・人・旅から教養を得ることのすすめがメイン。
第7,8章は、時事問題に著者なりに切り込んでおり、今般の時事問題を考える上で、何読み返す価値がある。
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60歳でライフネット生命保険起業した出口治明社長による教養本。多分、ライターの人のインタビューに対する回答をライターがまとめたものだと思います。「教養とは何か」ということに関する学術的な内容ではなく、著者の経験にもとづく種々のトピックに関する短いお話しがもりだくさんで読みやすい。短いブログを再編集した書籍のような感じです。酒の席での話のネタに使えそう。内容はそんなに目新しいものではないけど、共感できる主張も多い。京大卒の人だからかもしれません。教養は人生を面白くするためのツールであるとか、人と会うのも面白いかどうかが一番の基準だとか。後半は、読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法などの経験談とか、国内外の時事問題の合理的な捉え方が述べられていて、参考になりました。
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人間なんさいになっても世界を知りたいし、今日はどの謎が解けるのかとワクワクしながら毎日を生きていく。そんな毎日が送れることこそ幸せではないのかと。
毎日を少しでも楽しむために教養がある。
「教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツール」
人生を楽しむ心があれば、人間的な幅が広がり、魅力が醸成され、個人として成熟される。突き詰めると、教養とはそのためのツールにすぎないのだ。
教養のもう一つの本質は「自分の頭で考える」ことにある。知識にくわえて、知識を素材として「自分の頭で考える」ことが教養なのだ。
すっきりしない情報をあちらこちらから収集し、自分の頭の中で検証し、本当に納得することが「自分の頭で考える」ということ。
そうやって心の底から納得し、腑に落ちることで行動力やバイタリティが生まれ、本気を呼び起こせる。
この人は面白そうだと思ってもらえるかどうか。
引き出しが多く、話題が豊富でさまざまなテーマで会話ができるか。
「狭く、深い」専門分野をもった上で、「広くある程度深い」素養がいる。
引き出しを多くするには、今夜からそのための努力を始める、それより他に方法がない。
きわめてシンプルな話。
「今日の自分が一番若い、一番若いときに始めましょう」ということ。
その中で、本・人・旅が自分で考える力を養ってくれるという。
本・人・旅とかかわっていくときの基準は「好きこそものの上手なれ」と言うことばがあるとおり「面白いかどうか」が一番上にある。
本を読むのは面白いから読む、人に会うのは面白いから会う、旅をするのは面白いから旅に出る。
本も旅も人。
本を読むことは著者と対話すること。
旅は異なる場所に住む人を知ること。
本は過去の賢人と対話できるのでどちらかと言えば時間軸「タテ」。
旅は離れた場所に行くことなので空間軸「ヨコ」。
行動基準は「面白いかどうか」。
将来何が起こるかは誰にもわからない。しかし、悲しいかな、人間は過去を参考にする以外に学ぶ術をもたない動物。→本・古典の重要性
さまざまな出会いや別れを通じて、心を許せる友だちを見つけていくことが、人と付き合う本当の醍醐味。→人
旅の最大の効用は「百聞は一見に如かず」にある
何よりも生きた情報は人間の五感を通して伝わってくる。→旅
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20160126
最近、報道番組のコメンテーターとしても活躍されているライフネット生命社長。
毎週3冊程本を読まれるだけに、ありがちな本業の宣伝が散見される本とは違い、広範囲に渡る非常に高い見識に驚かされた。
本を読むこと、旅をすること、人との出会い、財政、政治に関すること、仕事への考え方など、すべてにおいて、なるほどと思える事が多かった。
他の著書も読んでみようと思う。