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怪談実話二人衆 嫐 みんなのレビュー

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電子書籍

官能小説家、怪談を書く

2022/10/22 22:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る

川奈まり子は映画出演時の体験や取材旅行など自分の経験談が中心。
吉澤有貴、AKA上条麗南は聞き取り実話で、メンタルやられた話多め。

後者はさくさく読めた。軽い口調で話も短め。
小学生の嫌な担任相手の話は、ありだな、と思ってしまった。
だって子供の力って、なんだかそういうの、できそうだし。
男先生の問題行動はとっても昭和!? 女性教師の方は、学校側や保護者からの圧力のせい? 狂気の表現が迫真だった。
薬やシンナー中毒の話は、想像力のチャンネルを最低レベルにしぼって読んだ。

一言一言に雰囲気があって、よくある怪談とかけ離れていたのは川奈まり子。
中でも『老坊守の話/憑き護』は印象的だった。
著者はお寺さんの家系で、子どもの頃に座らされた怪談だそうな。
語り手は90代の老坊守(先代住職の妻)。夏のお盆の真っ盛りに墨染の着物を着て襟を詰め、汗ひとつかかず絹ざぶとんに正座をして語る。場所は往生即身仏を旨とする寺。土葬のある寺でございます。

「トイレに行くなら今のうちだよ」とか、「怖がらせるのも適当にしてやってくださいね」「それ以上怖いのは無しですよ」とか、合いの手の入り具合まで計算済み?
そして怖い話を聞いた後は、墓地で肝試しをするまでがひとセット。
祖母をばあばと呼ぶ庶民とはかけ離れた世界。民俗学の学者も怪談ライターもナチュラルに生まれそうな空気が流れていた。
結論として、この生きた老坊守が一番怖かった。

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2016/06/26 20:33

投稿元:ブクログ

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