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完結ー。
沢樹とムルトの話が決着ついてほんわか。本編はまあわかってた結果だし。
しかしイラストは上手くなったよなあ。始めの頃は「このレベルで2値絵描くなよフツーにトーン使えよー」と思ったものでした。
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どっちをとるのかなぁと楽しみにしていたんだけど、こうなったか…
晴凛の決断はなるほど…だし、初夜の方はやつばり…だった。
大団円のサブタイトル通りだね。
第2話の方は、予想の遥か上を超えていたなぁ。口絵を見ても考えつかなかった。いいところにおさまったってことかな。めでたしめでたし(^^;
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シリーズ最終巻に相応しい出来だった。晴凛の結婚式と、沢樹のその後の話。ミーネとシャールのどちらを選ぶのか、ひいては帝国とシムールのどちらを選ぶのかについてきれいに決着がついた。ここまできてどちらか一人だけ選ぶという展開だったらまったくもって納得できなかったため、必然の選択だったと思う。1巻の晴凛なら、シムールの一族になることはともかく、二人の妻を娶ることなど分相応だと受け入れなかっただろう。甲斐性ができたというのか、器の大きさが外見に表れるようになったというのか。現実世界での刊行ペースでも5年、長い年月だった。
ムルトと沢樹の関係は予想外だった。空っぽの自分の心を埋めるものができて、沢樹にとっては良い結果になったのではと思う。奴隷になったからといって、人間らしい生活ができなくなったわけじゃないしね。信じるものは自分だけ、で進むより、一人でもその人のためになりたいと思える人がいるのはいいことだと思う。
12巻が微妙な展開だったが、13巻は満足な最終巻だった。
あとはアイリーンの子供が一歳くらいなのに、喋って歩くのは誰かつっこまなかったのかw