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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
強大な魔力を秘める魔女であることを隠すため、離宮にこもる王女セシーリア。彼女を花嫁にと望む「赤の魔王」。前線に向かった双子の弟レオンの無事を願い、敵国の「黒の魔王」と恐れられているルードルフ王子の殺害を望んで、赤の魔王と取引するセシーリア王女。セシーリアが魔王の花嫁になることを阻止するために自らの体をささげたレオンは若返りの呪いをかけられてしまった。その呪いを説くために魔法書を探しに和平は結んだとはいえ敵国の帝国図書館に男装して潜入するセシーリア。
セシーリアと赤の魔王の攻防の話なのかと思いきや、攻防の相手は黒の魔王ことルードルフ王子の方だった。しかし、この王子様は過去にセシーリアと縁があって?!しかも母が魔女で、彼女によって「不死の祝福」がかけられていた。
という感じに設定がかなり複雑でなかなか読み応えあります。
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続きはあるんでしょうね?お探しの書は見つかっていないし、弟レオンの呪いはそのままだし、セシーリアとルードルフはもっとお近づきになって欲しい願望だし…。二人の掛け合いが面白かったので続き待ってます。
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魔女であるセシーリアは弟レオンの呪を解くために、かつて敵であった隣国ヴァイスブルクの帝国図書館に男装し潜入するというお話。
魔女が忌み嫌われる世界で、魔女であることを秘密にしてきたセシーリアは、さらなる秘密を抱え、弟のために究極の魔法書『運命の円環』を探すが、そこには訳ありの第二皇子と高スペックな友人たちがおり、いろいろと大変という展開。
一話話完結のお話ではなく物語の序章といった雰囲気なので、この巻だけでは評価しにくいが、続刊への期待値がかなり高い作品。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4832.html
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だんだん若返ってしまう魔法をかけられた弟を救う魔法を探すために隣国の図書館に男装して潜入したセシーリア。
そこで隻眼の皇子ルードルフや彼らの側近に出会い、なんだかんだと元の姿でも会うことになったり、正体がばれたりって感じ。
ルードルフが見た目どおりクールなんですけど意外と優しいとこもあって、眼帯外したところもイラストとして見たかったです。
王女様としてのセシーリアとルードルフが初対面したときのやりとりもよかったけど、あのときの会話って、レオンと似ているので聞いてるんじゃなくて、過去に出逢ったのを覚えてますか?っていうやりとりだったんですね。
この巻ではすべてが終わってセシーリアは国に帰っちゃったし、次巻にも期待です。
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ヒーローがヒロインを好きになった理由のあたりとか、
突然溺愛スタートとか、若干不に落ちない所があって
微妙に感じてしまった。。。ので★低めで。
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始まりが始まりだったので、魔王がどう出てくるのかと思ったら、この巻では印象薄かった気がする。
ブリザード系イケメンのヒーローがどうデレるのか楽しみ。
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諸事情で男装して『敵陣』の図書館へ潜入する事に。
しかしそこの館長は、宿敵の皇子。
他称・病弱お姫様の主人公ですが、魔力が減ったために
がんがん突き進んでいます。
さすが世間知らず…と納得してしまう、物怖じのなさ。
いや、一応お姫様なのでないのかも知れませんが
自国より大国である相手にこの口のきき方…w
へろへろしているけれど、有能そうな皇子の部下に
多少翻弄された、と思ったら、視界的に上を行くのが
登場したあげく、兄ときたら、神経疑いそうです。
間違いではなかったようですが、もしあれが
戦略ではなく本人の趣味だったら…涙なくしては
語れない何かが出てきそうです。
分かりやすい敵、分かりやすい二人。
双方の願いは解けて終われるのか。
まぁ片方はそのままの方が安全な気もしますが。