紙の本
杉原爽香28冊目・42歳
2023/07/27 10:47
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
爽香の15歳から20歳までのドタバタ感がどうも苦手でしたが、歳を重ねるうちに解消されてきて良くなりました。
紙の本
プライドを傷つけられた人間の変貌
2018/10/02 20:41
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投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作のテーマを一言で表すなら「変貌」だろう。気弱でうだつの上がらない男がプライドをズタズタにされ、恐ろしい変貌を遂げる。普段怒りを露わにしない人間こそが狂気を潜めているのかもしれない。中学生としかまともに話せない内気な紀平が、放火殺人、焼殺未遂、暴行未遂と次々犯罪に手を染めていく様が人間の業を思わせる。
同時収録の『赤いランドセル』は爽香と中川の意外な馴れ初めである。これを読むと、中川が如何にして殺し屋稼業に手を染めるようになったのか非常に気になる。
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発売が待ち遠しい本です。
2015/10/08 08:37
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投稿者:食べ放題 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年発売されるのを楽しみにしています。
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相変わらず、駆け足の詰め込み(笑)。
表題のえんじ色のカーテンが出てこないと思ったら、まさか血まみれのえんじ色だったとは……。
一応、事件の謎は全てクリアになったかな。
併録の短編は、旧版の『夢色のハンドブック』に収録されたものを再録。
爽香は、小学生の時から、危ないことに巻き込まれています。
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読み終わりました!
気づけば爽香さんはもう40代。。
早いですね(^_^;)
いつまでも続いて欲しいシリーズです!
それにしても明男は・・・
爽香さんはこんなにも思っているというのに
可哀想です(;O;)
だけど最後の短編は良かった(〃^^〃)
読むのはこれで2度目です!何回読んでもいいですね////
最終的には明男と別れて欲しくないけれど
最後の短編を読んだら、色々と考えてしまいます(照笑)
あの方なら浮気などせず、全部ひっくるめて
ちゃんと守ってくれそうです!
明男はこの状況だし(苦笑)
爽香さんはいつ気づくのでしょうか!
あのときの男の子だって。。
その辺りも、気になります!
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このシリーズ毎年楽しみなのですが、最近なんかダメな大人が増殖している気が……。明男にはもう何も言えない……。兄といい明男といい、爽香ががんばり屋で頼れる存在であればあるほど周りの人間はオトナになれないのでは、などと思ってしまう。
世間のアラフォーはだいたいそういうものかもしれないが、最近はもやもや虚しい感じが強くて、読後感がツラい。
おまけの特別編がよかった。なるほどね!
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年に一度のお楽しみ、このシリーズだけは購入しています。
しかし…。
明男なぁ‼︎
お前って奴は…。(溜息)
このシリーズの共通点は『人間の弱さ』だと勝手に思っています。
どんな素晴らしい人間でも、どんなに悪い人間でも、ふと垣間見せる弱さ。
人によって、優しさからの弱さなのか、強がりからの弱さなのか、それとも愛しさからの弱さなのか。
しかし、その弱さに流されそうになった時にその人本来の真意がわかる。
そんな気がしています。
明男は優しい。
でも、優しさ故にそこに付け込まれる弱さがある。
『暗黒のスタートライン』で、懲りたはずじゃなかったのかと言いたい。
毎年楽しみにしていますが、毎年なんとも言えないモヤモヤを最後に抱える事が多い近年(笑)
自分の娘・珠美ちゃんに知られたら明男はどう思うのか…。
珠美ちゃんはどう思うのか…。
自分が母親になってから、色々な目線で心配してしまいます(笑)
それがこのシリーズの醍醐味ですね。
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毎年楽しみにしている爽香シリーズ。
今年も次々と事件が起こり、あっという間に駆け抜けていった。
その爽香のパワーに対して、今回の事件とその登場人物に魅力が全然なかったなあ。特に、犯人の男。
でも赤川作品は、私にとっては安心して、あっという間に読める。そして、もっと読みたいと思って、読書熱が増すのだ。
読書の秋、到来( ´ ▽ ` )ノ
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これ前に読んだかなあ。相変わらずな明男だよ。
不幸が訪れそうな予感。
さやかを裏切った場合にはきっぱり離婚して別の幸せを用意してあげて。
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年に1冊、登場人物も読者と同じ年齢を積み重ねていくシリーズ第28作。
「たいてい何か物騒なことがあって、巻き込まれてる」・・・って、とうとう登場人物にまで言わせてしまった毎度のお話。
それにしても、42歳って、本書の前に読んだ「エンジェルボール」の主人公と同じだった!単なる偶然ですが・・・
だいたい秋に刊行され、その年内に読了していたんですが、今回は存在を忘れていて、年明けの入手・読了となりました。シリーズ次作もありそうだけど、どうなりますやら。
(2016/1/6)
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爽香42歳の冬
裏切らない、事件が寄ってくる展開。
人は年齢だけではなくどう生きていくかだと、、、
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中学三年生の淡口かんなと会社員の紀平から物語がスタートします。爽香シリーズって他の方も書かれている通り、学生+社会人の男女が多いような気がします。まだ分かりませんが、明男って反省もしていないし、約束も守れない男ですよね。最後の一線で踏ん張って欲しいです。
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爽香たちの温泉旅行について行くことになったなんなちゃん。彼女をとりまく問題に期待外れることなく事件が起こる!
自分の知らない世界が沢山あるということ。それを知るだけでも、人は成長する。
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親父の病院送りで待合室ロビーに置かれていた本に目が行って、中学以来久しぶりに赤川次郎の作品に手を伸ばしてみた。
中学時代あれだけハマり、そして読み飽きた本。
シリーズものの読み切りという事で読んでみたけど、一気に登場人物がwらわらと出てきて、話をどんどん膨らまして、張りきる前に一気にしぼんで終わり。
シリーズもののせいで人物像がこの一冊からは分からないのを差し引いてもこれは酷い。
ドラえもんのストーリーより単純で、そして深みが全くない。
歳を重ね作品に磨きがかかっているのかなと期待した自分がバカでした。
さよなら赤川次郎
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内容(「BOOK」データベースより)
社長から休暇取得を厳命された爽香は、部下のあやめたちと温泉旅行の計画を立てる。そんな折、恩師・河村布子から相談が。社会人との交際が問題となった生徒・淡口かんなを、旅行に同行させてほしいというのだ。しかし、彼女とつながりのある人々は物騒な事情を抱えていた。爽香の休日は不穏な影に覆われて…。登場人物が年齢を重ねる人気シリーズ。特別短編「赤いランドセル―杉原爽香、十歳の春」収録!
令和2年2月6日~7日