投稿元:
レビューを見る
やっぱりベタベタな方言に、主要な人物は酒飲みばかり
食にも器にもこだわりがあるのに、季節が飛んだりします
話の流れはおんなじで、悪人もでてこなくて、刺激のある話ではありません
しかし、見つけてくるのは食だけでなく、ほっこりさせられます
探す過程、依頼人のその後はなど、余計なことは語らず読み手に委ねられています
投稿元:
レビューを見る
ミステリーというほどのものじゃないけど、読んでいるとお腹が温かくなって、休みの日の午後の読書にはぴったりだと思う。
投稿元:
レビューを見る
20180504 毎回、同じパターン。慣れてくると飽きてしまいそうに思ったがテーマの選択が良いのか、飽きさせない。そろそろ、こいしのロマンス話とかも期待したいのだがそこまでの変化は望まれてないのだと思う。次も楽しみにしたい。
投稿元:
レビューを見る
今回も盤石のパターンで展開される食探し短編集。京言葉で風情を味わい、京料理を想像する楽しみ方が根底の楽しみ方ですね。
会話主体の文書でさらさら読めて読みにくい小説の箸休めにピッタリです。
今回も警察官上がりの流が料理達者の謎やこいしの恋愛事情は脇役に徹が如く封印されている。食探しと言いつつ、依頼人からの手かがりで当時のお店周りの取材で現物をつけ止めるのがパターン化しており淡々としてます。
中華そばのエピソードは深い内容で好みでした。
投稿元:
レビューを見る
毎回どうしてこう美味しそうなんだ!
文章なのに料理が目の前にあるみたい。すごい。それでいてどうしてその料理を再現できたのか、その説明も読みやすく納得できるものばかり。
読み終わったあと、美味しいご飯食べたみたいにほっとできるのもいい。
何度でも読みたくなる作品。
投稿元:
レビューを見る
美味しそうだけど、推理描写があまりにさらっとしててホントにそんだけで突き止めれるかーっ!!って突っ込みたくなってしまう(笑)。
あと昔の食の記憶って美化されがちな気がしてそんなに思い出せるもんかなぁと。
美味しそうだから良いけども(笑)。
投稿元:
レビューを見る
鴨川食堂第2段。
*海苔弁
*ハンバーグ
*クリスマスケーキ
*焼飯
*中華そば
*天丼
というラインナップ。
話の流れは前作と同じ。やり取りやセリフも毎度お馴染みのものなので、若干飽きたなと思うことも(笑)調べたら第6段まで続編が出ていた!!
投稿元:
レビューを見る
シリーズの他作品同様、故郷や家族が恋しくなるような、五感にはたらきかけてくれるお話。
京都の穏やかさであったり、人を思いやる心の深さを感じられるものばかり。
優しい気持ちになれる一冊。
忙しくて心がささくれだったとき、ぜひ何度でも読みたい。
投稿元:
レビューを見る
食事に関する記憶から、未来を作る、そういう内容の短編集。
大好物で御座います(いろいろな意味で)。
たくさんのおいしそうな食べ物と切ない記憶が出てくるのにさらさら読めるのは、流さんが現地調査するくだりがまるっと抜けてるからかもな。
依頼人からの情報を元に、結局は依頼通りの料理を作り上げるんやけど、そのためのフィールドワークが一文字たりとも書かれないのに、却って違和感がなくていい。
なんか、読んでると、
「これ、ほんまに依頼人が求めてる味に辿り着いてるんやろうか」
と、疑問に思うときすらあった。笑
でも、根拠があってもなくても、どちらでもいいのかもなあ。
依頼人だって確実に「あのときのあの料理」の味を覚えてるかどうか怪しいもんな(それは、私だけ?)。
だから、たぶんそこはどうでもいいんかも。
過去にとらわれてる気持ちを一歩前に進めてもらうためには、第三者がこうやって後押ししてくれることほど心強いものはないもの。
ここは、こいしが血気盛んで、流がわりと達観してるのがいい父娘コンビやね。
こいしちゃんは時々「お客さんにそこまで言うてええん!?」と、ヒヤヒヤするほどガツッとくるけど、そこはお人柄で大丈夫なんかな。笑
そして流とこいしの応酬も
「すごいな」
と、思うけど、これが普通の親子なんかしらね。
私は家族に対してそこまで自分の気持ちを言えないので、家族って、これくらいいうてもええもんなんかなとまじめに考えた。
それって、多少けんか腰になっても、根本のところで憎しみ合うことはないっていう信用があっての話よね。
イヤァ~…。
難しいね…。
一生懸命やったことって、どこかで誰かが受け継いでくれると思う。
私もそう信じたい。
その考えかたでいうなら、親というのは子どもに対して常に一生懸命であるやん。
だからこそ、たしょうのでっぱりへっこみがあっても、親の一生懸命の気持ちを子どもは裏切らないっていうことなのかもしれへんな。
小さいうちはともかく(乳幼児ぐらいの)、ある程度の社会性が身について、他者と比べるという気持ちもしっかりついてきたくらいの話。
子どもに対して目に見えるような、直接手やお金をかけることだけではなくて、親というひとりの人間の生きざまを子どもは見ている、そういうことなんやと思う。
■■■■
■アルマイト
アルミニウムの表面を酸化させて膜を作り、腐食しにくくしたもの。
■紫竹
イネ科の竹。高さ3~8メートル。茎は2年目から黒紫色に変わる。観賞用に栽培。
■うるか
アユの塩辛。鮎うるかともいう。
■才巻き海老
体長が10㎝よりも短く、20g以下の車海老
投稿元:
レビューを見る
京都にある一見料理屋とはわからないお店「鴨川食堂」。そこは絶品の料理を出すだけでなく、思い出の料理を探しだし、再現してくれる店でもある。口コミでやって来るお客達の要望に元警官の店主とその娘が答えてくれる。ほっこりする物語。
投稿元:
レビューを見る
前作同様、依頼人が「鴨川食堂」を
探して訪れ食事をし、依頼の食の記憶を
たどりながら説明し後日再現した食を
提供される・・・お決まりな流れ。
それでも毎回依頼人にまつわる話が
多岐にわたっていてどの話も面白かった。
個人的には父親が作る「海苔弁」の話や
けじめをつけるための「クリスマスケーキ」の
話がよかったかな。前作から読んでいるので
流やこいしの話し方にも少し慣れてきた・・・
そしていつかひるねが鴨川食堂の中に入る
日が来るのか!続刊が沢山出ているので
そこも気にしながら読んでいきたいです。
投稿元:
レビューを見る
流さんとこいしちゃんの食堂兼探偵事務所。今回も難儀な依頼ばかりだったけど、気張られた。どれも食べてみたいお料理ばかり。
苦い思い出もほっこりする。思い出も大切だけど、前を向くことも大事!
投稿元:
レビューを見る
だいぶ昔にシリーズ1を読みました
最近、NHKオンデマンドで、このドラマを見始めたら、続編を読みたくなって、シリーズ2を読了
事務所に行く前に、依頼者には、流がお任せ料理を提供するのだけど、これがめちゃくちゃ美味しそう
気軽に読めるし、食の思い出が興味深いので続編も読んでいきます
投稿元:
レビューを見る
■ Before(本の選定理由)
人気シリーズの2冊目。
前作の終盤はワンパターンで食傷気味だったけど。。
■ 気づき
もう食探しとかはあまり関係なく、依頼人の心の旅の手助けという様子。しかしストーリーはよく練られているし、実際感動する。けどもこれを続けてどうしたいのか?兆しのようなものが欲しかった。
■ Todo
丁寧に生きること。そして美味いものは人を笑顔にする。