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じわりと展開
2023/02/11 08:47
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
(でもミステリーなのでその部分は
できるだけしないように書きます!)
構成は現在(本編)と過去の二本立てです。
脅迫の方が本格化し
実際の事件も平行してある。
高御堂さんの執着ぶりは前巻同様ちろちろと醸し出されていますよね。
高御堂さんは佐竹にはそうとは言わないけれど。
黒岩に会ったりとかね。
で黒岩も黒岩でちょっといわくありげだし。
そして、井筒に続いて佐竹の過去にからんでいる江東が出てきて
話はじわりじわりと動いていますね。
佐竹の態度は自分の周囲を巻き込まないようにするため
そして彼の生育環境の不遇さも絡んで暗く重い色が深まっています。
「偽りの憧憬」
市場に忠告されながらも佐竹が高御堂の関係を続けていく。
佐竹の在籍している市場班のこれからがわかっているだけあって
明るさの中に重いものがじわりときます。
市場を慕う佐竹と高御堂に傾倒していく佐竹
そして、佐竹にそうは見えないながらも傾むいている高御堂
蕪のスープや雑煮を食べさせる時点でもう執着この上ない感じがします。
ちなみに過去編にもたくさん人名が出てくるので
ちょっとわたわたしますね。
(嫌というわけでもなく)
余談
ちょっとだけ気になったこと
(どうでも良いことかなと思いつつ)
佐竹が土曜日に金田一のところに向かう時に通勤時間帯で・・・って
表現があったのがちょっとあれ?みたいな違和感ありました
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