紙の本
小説家としての将来に期待
2015/12/24 08:21
9人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを読んで気に入ったという人には宮地昌幸の『さよならアリアドネ』も重ねてオススメしたい。本業が小説家ではない創作者のデビュー作で、色々と決まり事の多いタイムスリップものという、もはやお互い対抗意識でも燃やして作ったんじゃないかというくらい似ている両作。宮地氏の方がややとっ散らかった印象ではあるが小説らしく仕上がっているのに対し、本作は描写や状況説明が過剰で「行間を読ませる」部分が少なく、なるほど脚本家が小説書くとこんな感じなのかもしれないという印象だった。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイムスリップ。さらにファンタジー。小説の要素を幾つも内包しているのに、少しも感動がない。つまりは筆力の無さか。芝居としては面白いかもしれないが…いや、笑いの取れないお笑い芸人レベルだろう。
紙の本
電車で広告をみて
2016/07/28 14:28
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投稿者:こた - この投稿者のレビュー一覧を見る
泣ける、に惹かれて読んだ。
ちょっと読みにくくて泣けなかった。
2話までで読むのを辞めてしまったので、この先泣けるのかもしれませんが。
紙の本
本屋大賞ノミネートと聞いたので
2019/01/11 22:58
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投稿者:かりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞が自分に合う本が多かったのと、たまたま古本屋で見つけたこともあり購入しました。さらさらーと読め、展開もまあ、ある程度この系統の本を読んだことがある人ならよめてしまう様な小説(?)でした。小説と呼ぶには違和感のある文章でしたが、映像化したと聞いていたのでなるほどなという感じです。脚本の様な文章に感じました。本屋でも何度か見かけていたのでその時に買わなくてよかったなと思いました。
泣くことはできませんでした。
紙の本
演劇ですね
2016/11/19 00:57
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投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定や会話は面白いけれど、演劇では面白かったんでしょうね
残念ながら、全体的に説明調で、流れが滞ってしまい、小説としての文章力はもう少しかな?…と感じました。今後に期待です
紙の本
思ってたのと・・・
2018/05/16 18:16
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投稿者:tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱりこういう種類は好みでなかったのだなとより強く感じました。友達には勧めれて良かったですが。
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映画化に伴ってというわけではないのですが図書館で順番待ちしている間にこの時期になってました。
過去にも未来にも行けるけれど時間制限有り、事実も変えられない、舞台の喫茶店以外で会った人とは話せないというタイムスリープ?モノです。
家族、姉妹、親子、恋人と関係の違う人たちが悔いの残る場面に行って心に折り合いをつけていきます。
事象は何も変わることはないけれど心がけひとつで「いい人生だ(だった)」と思えるきっかけになることは素敵だと思います。
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『とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという
ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった』
過去に戻れる喫茶店で4人の女性たちが紡ぐ家族と愛、
そして後悔の物語。
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とある街の、とある喫茶店の、とある座席。
そこに座っている間だけ、望んだ時間に移動できる。
そんな不思議な都市伝説が囁かれる喫茶店「フニクリフニクラ」。
だが。実際に時間を移動するのには、いくつかの、とてもとても面倒なルールがあった。
それでも、自分が会いたいと思う人に会いたいとその席でコーヒーをオーダーする客たちと、彼らを迎え入れる店の人間たちが紡ぐ物語。
2016年1月6日、読了。
今年の1冊目はこれ、と決めていました。
少し前から気になっている池袋の天狼院書店。そちらの店長さんオススメの作品なのです。
本当は天狼院書店さんで購入したかったのですが、早く読みたいという気持ちに負けて、地元の書店で購入。
ルールのひとつに「過去は変えられない」という
タイムトラベルものに共通するセオリーがどーんと横たわっているのですが、変えられないのは「過去」であって「未来」はこれからの自分次第という、素敵なメッセージが込められていて、読み終わったあとに清々しい気持ちになれました。
中編連作集のような作りになっているので、気軽に読めるのもいいですね。オススメです。
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素直でわかりやすいストーリー。
ひねりがなくて何となく先が読めることが多かったけど、気張らず読めて良かった。
私がウルっときたのは1話目と4話目。
なんか演劇の脚本ぽいと思ってたら、作者が脚本家でなるほどと思った。
なんでそんな面倒くさいルールだらけの過去に戻れる椅子があるのか、読んだ後に自分なりに解釈するのも面白いと思う。
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期待して読んだけど、軽〜い内容でイマイチだった。4回泣けます。って帯にあったけど、ありがちなシチュエーションで入り込めなかった。
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過去に戻れる喫茶店の話。
タイムスリップの物語は沢山あるけれど、ここまでルールが細かいのは初めて。過去をどれだけ変えようとしても、変わらないのは単純に理屈があう。変わるのは、自分自身なのだろう。まだまだ謎が多い話なので、続編とか出そうだな。
ただ、どうしても喫茶店の内装(テーブル配置)がイメージできなかった。
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本屋大賞ノミネート作品。
泣ける!推しな本は、あまり好きではない。
泣けるが、この本もそんなに受け入れられなかった。
過去に戻るにはルールがあるし、リスクもある。それは当然。でも、過去を知ることで救われる。
それもわかる。
しかし、そこまで話題になるほどか、、、?
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連作短編4編
脚本家と知って納得.舞台を見ているような小説だった.計さんは誰が,流れさんはあの俳優がと想像してしまった.コーヒーを飲むまでの一時,取り返せない過去,あるいは未来への思いが見事に浄化される.ワンピースを着た幽霊さんへの興味は残ったままだが.
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(2016/3/14読了)
食べ物とか食べ物関係の話に惹かれるのは食いいじがはってるからだろうな。
コーヒーというと落ち着いたイメージがあるけど、こちらの本はちょっと軽め。若い女の子なら感動するのかも。映像化したらいい感じ。
それにしても、最終話で流と数が北海道に行ってる訳ってなんだろう?続編に繋ぐのかな?それとも読者を放置?
(内容)
お願いします、あの日に戻らせてください―。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。
(目次)
第1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女
第2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師
第3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹
第4話「親子」この喫茶店で働く妊婦