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図書室で暮らしたい みんなのレビュー

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みんなのレビュー163件

みんなの評価3.9

評価内訳

160 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

タイトルと、表紙で、ぐいぐい惹かれたエッセイ!

2016/12/11 10:58

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「図書館で暮らしたい」
タイトルでまず惹かれて、
表紙を見て、おおお~って思う。
これ、まさに私の夢の世界ではありませんか!

本棚の本の並びもレインボーだし、
ふかふか感いっぱいだし、
足元にはハリネズミまでいる!
うっ、棚にかわいらしいかえるまで!

辻村深月さんの本は読んだことがありませんが、
図書館の棚で、彼女のこのエッセイは、ぐいぐい私を呼びました。
ぐいぐい惹かれました。

何気ない日々に気付くこと、
優しい気持ち、
読んでいてくすっと笑ったり、わぁ~この世界面白そうと思ったり、
彼女の文章をすいすい読みながら、すっかりファンに…。

印象に残ったのは「言葉の力」。
初めて新聞連載エッセイをしたときのエピソードです。
小説の取材で訪れた町でたまたま入った図書館の様子にいたく感銘をうけた彼女は
そのことをエッセイに書いたところ、
その図書館で働く職員の方から丁寧なお礼の手紙が届いたそうです。

「私たちは図書館員ですから、本の力、書いたものの威力についてはよく知っているつもりでしたが、
今回のことで『ペンの力』についてあらためて実感しました」
自分の筆から紡ぐ「言葉の力」の持つ責任を忘れてはならないと切実に感じた辻村さん。

本の力、
ペンの力、
言葉の力、

心を動かす三つの力のすごさに、改めて感じ入りました。

そうそう、このエッセイの中で出合ってうれしかったのが特別収録の短編小説。
「おじいちゃんと、おひさまのかおり」

2014年の「瀬戸内しまのわ」という観光振興イベントで作られた冊子に寄稿されたもの。
私、これは読んだことがありました。思わぬ再会に、とてもうれしくなったのでした。

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紙の本

本へのラブレター

2015/12/18 07:36

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルを見て、いっぺんに読みたいと思ってしまった一冊です。
 本好きなら誰でも一度はこう思うのではないでしょうか、「図書室(館)で暮らしたい」と。
 働き始めて埼玉に越してきて最初に住んだのが図書館のそばということもあって、引っ越しの都度、図書館はどこにあるのかが場所の決め手のようになりました。
 できれば、隣が図書館が一番ベストなのですが、なかなかそこまでは難しく、今は歩いて15分前後に図書館が3つあります。それでもやや遠い気分ですが。
 書斎を持つのは男の夢みたいな時期もありましたが、とてもそんな住環境ではありませんので、できるだけ図書館のそばで暮らしたい。
 それでも図書館の隣だったらどんなにうれしいことかと、今でも思わないでもありません。

 この本は『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞した辻村深月さんのエッセイ集です。
 この人のエッセイを読むと、いかに本が好きかということがムンムン匂ってきます。
 そんな本についてのエッセイもたくさんありますが、2013年に日本経済新聞に連載されていたエッセイをまとめた「週刊エッセイ」は、育児を抱えながら奮戦する著者の姿がほほえましく、なるほどこういう文章が読み手の気分まで温かくしてくれるのだと思いました。
 それは題材の切り口がいいということもあるでしょうが、辻村さんの文章が温かいせいでしょう。
 辻村さんのファンなら、今頃何を言っているのだとお叱りを受けそうですが、このエッセイ集を読んで辻村さんにドボンとはまった感じです。

 本への愛については、「好きなものあっちこっち」という章の個別の本の感想を読めば、どれだけ深いかわかります。
 難しい本などひとつもありません。
 子どもの頃に読んだコナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』であったり、絵本の名作『ウォーリーをさがせ!』であったり、あるいはTVドラマの「相棒」の感想であったり、読者と同じ視線の辻村さんがいます。
 感想と書きましたが、これはラブレターに近いんじゃないか。
 辻村さんはきっとラブレターの名手なんだと思います。

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2015/12/24 00:27

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2016/02/01 23:59

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2016/03/23 22:54

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