電子書籍
シリーズ最大のクライマックスへ
2016/02/13 13:13
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投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
遂に世界の外まで話が及び前作のラストシーンの真相が明らかに。そしてヒトとヒトではないヒトの上に等しく訪れる決断の刻!各登場人物の活躍と新なる立ち位置、そして各々の決心を世界の謎を解きながら物語は終局へ向けて動き出す。いよいよ大詰めを迎えたシリーズ最大のクライマックスへと物語は駆け上がリ…と思った処で、またもや続くってそんな殺生な!
まだまだ見せ場が用意されているシリーズ終盤、期待して待ってます。
紙の本
もうすぐ大詰め
2016/01/11 18:02
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
天冥の標ももうすぐ大詰め。何となく締めにかかっているような気がします。
年代記ものはどうしても最後のつじつま合わせが出てくるんだが、このシリーズもメニーメニーシープの実像が暴かれて、不合理な部分が見えかくれしてきました。
例えば、そんな小天体で海は(しかもジオフロントに)存在できるのか。
ドロテアワットは何故今まで見つからなかったのか。(まあ、人類そのものが絶滅しかかっていたのだからしょうがないか)
アクリラの華麗なる(?)復活は、シャーロック・ホームズのそれより気恥ずかしい。
とにかくそんな疑問点はおいといて、このシリーズは文句なしに面白い。
イサリの行く末が気になって仕方ないのは僕だけではないはず。とにかくPart2を首を長くして待て。
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いよいよ物語の全貌が見えてきた前巻から更に物語がクライマックスに迫り、より多くの背景と人と人を問わない登場人物たちの関わり合いが明確となってきている。正直言って多くのことを忘れてしまいながら読んでいるので、すべてのかかわりが分かっていないので、最後まで行ったら一気に読み直さないと作者のはった伏線がわからないだろう。
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人類が到達した太陽系外の惑星の物語と思わせた
第1巻から、はや6年とすこし。
そこがどこであるのか、それまでの歴史も
明かされたのがつい最近のように思えるが、
まだまだ広がる世界と明らかにならない真実
そして待ち受ける結末。
もう少しだと思うけど、どうかこれまで懸命に
29世紀まで、生きてきた全てのヒトたちが、
全ての勢力が幸福で、その先、未来がある
結末となりますように、と願いながらPart 2を待つ。
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ーーーホモ・サピエンス MMS人 倫理兵器 二惑星天体連合軍 フェオドール 《酸素いらず》 《恋人たち》 カルミアン 被展開体ダダー ミスン族総女王 ミスチフ 万能植生 《救世群》 誰を討ち、何と結び、何処を救う。
待ち望んだ『天冥の標』シリーズ最新刊
それぞれのプレイヤーが、各々の持つ情報と目的と動機によって、広大で狭い世界の中を奮闘するのはもう「最高」の一言に尽きる。
この巻でも再認識したけれど、小川一水の作品は
共通して"人間賛歌"というか、諦めずに前を向き、状況をより良くするために取り組む姿を美しく描いてくれるから良いよね。
全10巻構成ということなので、クライマックスに向け高まる期待とともに「もうあと数冊で終わっちまうのか」
という寂しさもあり、でもやっぱり彼らの行く末を見届けたい。そんな気持ちになって、改めてこの作品好きだなと思うようになった。
「―――俺たちは、その片隅に紛れこんだ、ちっぽけな密航者だったんだ」
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斜め上すぎる展開。ちょっと予想外だった。
前巻まで読んでて地下、までは当たったんだけどその先があったとわ。
そしてその先はレンズマンですが。
どんだけ。
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ようやく話の全貌が見えて来たなと思って読んでたら、最後の最後で斜め上にすっ飛んで行った感じ。今回様々なヒトたちが出てきたけど、あまり絡んで来なかったMHD≒ミスチフ陣営がどう出てくるのかな。IX巻が何冊続くのかも楽しみだ。
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ずいぶん遠くまで来たものです。これまで様々な事実や因縁が明らかになってきましたが、今回さらなる驚きが。メニー・メニー・シープを取り巻く状況は予想をはるかに超えていました。そういうことだったのかという納得と驚きが心地よいです。
混迷を極める状況に流されてきた主要な面子がやっと揃い何をするべきかが見えてくるのもよかった。皆それぞれ異なる立場や役割のもと、諦めず決断し行動していく姿に希望を感じる。
さらなる広がりを物語はいったいどこに向かうのか楽しみでしょうがない。
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一気に話が収斂してきた感じではある。
それぞれの陣営が、それぞれの立場で戦ったり、協力したりしているが、それもつかの間、また混沌としていくのが目に見える様。
さてさて、結末に向けてどの様に進んで行くのか?終盤に向かっているような気配もあるが、まだまだ見えてこない。
この先のお楽しみ。
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背景の2大勢力は今巻では出てこず、人間側の体制が定まりそうな展開を見せた
いがみ合いばかりで未来なんであるの?と思っていたが、で少し希望が見えてきたかな?
本当に地球連合軍が存在して追っかけて来てたり、超銀河クラスの戦いが幕を開けようとしてたり、これは次巻が楽しみである
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いよいよラストが見え始めた9巻目のPart1。全ての登場キャラクターの関連が遂に明らかになり、「地球」「セレス」「人類」「知性体」それぞれの来し方行く末が明らかにされつつある。
果たして冥王斑患者の将来は?・・・
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随分と待たされた感があるがようやくこの巻の中盤から終盤でSFの世界へ戻りつつある。できれば次巻から遺跡の話も含めて一気にSF展開で最終巻へ向かっていただきたいなぁ。
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完結へのカウントダウンが感じられる中、新たな存在も加わり、ますまし賑やかになってきた模様。本書では、セレスを舞台に様々な人々の行方が描かれており、戦いは苛烈になる中、なんだかしみじみする部分もあります。あと少しお付き合いしようと思います。
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待ちに待っていたので、とるものもとりあえずすごい勢いで読了。面白かったけど、いつものように、頭の中は、この人だれだっけ?何があったんだっけ?の嵐…。
数冊前から読み直しだっ!
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ストーリーの最初の頃、あまりにもミスン族が虐げられているのが哀れで、反抗してでも何とか地位を確立して欲しいと思っていましたが、知性に、そして種族としての自我に目覚めてからのミスン族リリーが理知的で頼もしく嬉しいです。それに私のお気に入りアクリラの復活も嬉しい。また、ダダーが登場すると話がより見えてくるので、結構ダダーもお気に入り。