紙の本
この朱色は、夕日の色
2018/05/07 23:06
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名はもちろん、シャーロック・ホームズの有名作のもじりです。
この朱色は、夕日の色。
夕焼けのすごさを「世界の終わりみたい」と表現しているのが印象に残ります。
私も夕焼けが好きで、チャンスがあれば逃さず見ますが(直視すると目に悪い)、日によって色が違いますね。赤々とした夕陽を見ると、落ちる寸前の線香花火(すぼてぼたん)を連想します。
そんなことを考えさせる、ロマンチック本格ミステリー。
紙の本
朱色にまつわる情景が綺麗
2016/03/10 17:06
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投稿者:えぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕焼けの描写から始まって、解決後の日没まで、「朱色」にまつわる事件の描写が良い。助手争い?(御幣が有り過ぎる)、アリスのいつもの迷推理と火村の意外な一面、火村の悪夢の話など盛りだくさんで事件の真相以上に楽しめる。ラストのアリスの一言が逸脱。
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火村助教授と作家有栖川の名コンビの長編もの。関係があるのは明らかだが、どう繋がるのか最後まで解らない三つ殺人の謎に挑む二人だが。
最後まで読者を飽きさせないが、犯人の動機がちょっと弱い気がした。人はこんな理由で誰かを殺すのだろうか?
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久しぶりに火村先生本を読みました。この所探偵モノといえば島田氏とか麻耶氏とかクセのあるのばっかり読んでたせいか、どこかにいそうな探偵さんというのがかえって新鮮でした。その分トリックの奇想天外さが今一つな気もしたけど。そして、知らず和●山舞台の小説を手にとってしまっていました。3月に私もくろしおに乗って白浜に行ったので、火村先生達がくろしおですさみに向かう所なんて、読んでてなんか親近感。(20050807)
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ザ・トリックといった感じです。
ああ、なるほど、とすっきりしたトリックです。(前半の方です)
二つの話を読んでる錯覚に陥りました。前半の事件と後半のもので。
前半は、はっきりくっきりと、後半は曖昧な感じで。
いや、しかし、たくさんの探偵小説を読みましたが、探偵と助手である火村&アリス、彼らが他のどの探偵&助手よりも一番仲がいいんじゃないか?、と思います。
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有栖川先生・作家編(と勝手に読んでます)では一番好みかも。でも楽しんでいた部分は先生の過去に触れる部分と月太陽談義なので(コラ)、真っ当な楽しみ方ではないのかしら…。
暫く朱色の幻影がちらつきました。
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数ある有栖川作品のなかで今のところ一番好き!火村&有栖川コンビ最高。この作品漫画化もしてるらしいです。
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火村(作家アリス)シリーズ。美しい推理小説として楽しめるのは勿論のこと、火村の過去に触れる部分もあってどきどきさせられます。
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作家になったアリスと臨床犯罪学者・火村のコンビシリーズ。学生アリスは今ひとつだったので、と、大人になったバージョンにも手を出してみた。2年前の未解決事件を再調査して欲しいという教え子の要請で調べ出すと、新たな殺人が・・・。文章や設定などは、初期3部作より読ませるようになっていて、途中までは引き込まれた。でも、解決を読むとやっぱり拍子抜け感が。。。この作家と感性が合わないのかなぁ?
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火村英生の隠れた部分が少し明かされる。。謎の多い火村先生
とっても興味があります。
一転二転する謎解き。。
犯人は。。。なーんだと最後まで解りませんでした (≧∇≦)
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舞台が飛びすぎて、2話読んだ後味。
でも夕陽は「絶望」を表してるなぁ…とは常々感じる。
逢魔が時とも言うしね。
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表紙がすきっていうのもあったけど、火村さんの「よかろう」が良かった気がする。何年前に読んだんだろう…
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(ものすごく簡単にいうと)過去の事件と新たな殺人事件の謎を解け、みたいな…
なんか物足りない。。ワトソン役のアリスにひらめきが無さすぎるし、話自体ちょっと骨が歪んでるかんじがする。。話のネタとしての朱色に違和感がある。
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まず装丁がツボ。朱色ー。瞳が気持ち悪い!犯人の心情がなんとも切なく・・・。謎解きとしてはまあまあかなー<偉そう
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私のベスト有栖川有栖は何だかんだで「幽霊刑事」なんですけど、火村シリーズでは今の所これかな、と。
犯人の動機がいいです。たぶん私なら絶対こんなことしないけど、妙に納得させられました。