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記憶力はあったほうが助かる。特に何かの試験を受ける場合には。そんな中で手に取ったのが今回の本。著者いわく
「記憶力」そのものが問われるのではなく、「記憶(過去に遭遇した情報、知識、経験)」をいかに早く引き出し、いかに上手に活用できるのか。
という視点から、「覚えない記憶術」を公開している。
そぅいえば、「記憶の整理中」と言ってあまり明らかにしないままに辞めて、その後、睡眠障害と診断されたという方が話題になっていた。その方もこの本を読んでいれば、はっきり覚えていただろうになあと思った。しかし、この場合、記憶力の問題というよりも、自己保身力の問題か。はっきり覚えているから忘れたふりをしているだけだろう。
それはさておき、年を取ったから忘れやすいとよく言うが、脳を鍛えて、脳を育てれば、年齢がなんて言い訳に過ぎなくなる。その上、「記憶は事前準備が9割である」と言うように理解と整理という2つの段階に時間を使うのが必要と述べている。
記憶するには「インプット」よりも「アウトプット」が重要というように、覚えた情報を使って何らかの形で出す作業をすると記憶に残りやすいと述べている。例として挙げているのは、SNSだ。
脳を活性化させるためには運動する必要も説いている。運動をきちんとすると記憶にも良い効果をもたらす。ずっと座ってばかりだけが情報を覚える時間ではないからなあ。
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アウトプットすることが覚えるコツだと分かった。だか、そのアウトプットが自分にとってはかなり難しいのでは、と思った。ただ、TO DO リストのアウトプットはできそうなので、これからやっていきたい。
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インプットとアウトプットのバランスを取りましょうという本。記憶されるには1)理解2)整理3)記憶4)反復というプロセスが大事だが、大体の人は3に集中してるので、バランス取りましょうと。特に4)反復としてアウトプットすることを本書は勧めています。が、本書の構成は結局3)部分に偏重してます。それに加えて後半部分は記憶術には関係ないことが記載されていて、前半部分が面白いだけに少し残念。
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◼︎読む目的
記憶力の強化をしたい。
でも、学生時代のような必死な努力はしたくない。
◼︎感想
記憶すること=丸暗記すること、ではないというのがポイントでしょうか。
覚えないというよりは、
・効率よく必要なものだけ覚えること
・忘れても思い出すきっかけを増やすことが重要
なのかな、というかんじがしました。
意味や意図もしっかり書かれているので、わかりやすくて納得度も高かったです。
◼︎メモ
・記憶する近道は、アウトプットすること。
・アウトプットとは、書く、話す、教える、行動すること。
・ストーリー化する
→意味をエピソードに転移。簡単なのは理由の説明。自分で何故?に答えてみよう。
→5W1Hで短文にしてみる。
→人に話す。
・SNSを利用
→人の目に触れることで程よい緊張感が得られる
→目に触れる回数のアップする
→共感してもらえる
・睡眠することで記憶が定着
→6時間以上が理想
→寝溜めはあまり意味がない
→仮眠は効率があがる
◼︎実践すること
・睡眠時間の確保
→帰宅後の行動をリスト化
→どうすれば遅くても23時30分までに寝れるか考える
・SNSの利用
→Twitterやmixiにもっとつぶやいてみる
→ブログを日記化する
→読書日記を習慣化する
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⚪︎同作者による前著、『読んだら忘れない記憶術』が面白かったので、本書を書店で見かけて即購入した。
内容としては、前作は読書術に特化してるのに対して、今作は記憶術・勉強術に重点が置かれている。従来のただひたすら暗記に徹する詰め込み型を否定し、脳の構造・記憶のメカニズムの観点からの記憶術が書かれている。特に、記憶の4ステップ(理解、整理、記憶、反復)の話はとてもタメになる。
一応前作と繋がりはあるものの、前作を未読でも楽しめるものとなっている。もちろん、内容的にも被る所があるので合わせて読むとより理解が深まるだろう。
⚪︎本書における重要なキーワードは、「アウトプット」するということ。インプットしたらとりあえずまずはアウトプットすること。本書では繰り返しその重要性が説かれている。
中でもSNSを利用した、「ソーシャル記憶術」は今の時代ピッタリだろう。誰もが気軽に、感想や書評をツイッターやらフェイスブック、ブログなどに簡単に投稿することができる。また、そうすることによりSNSにアクセするたびに目にすることになるので嫌でも頭に入ってくるので、1週間以内に3回復習が自然とできるわけである。確かに、これはやってみると分かるが、これをするだけで記憶の定着さが格段に違う。自分の書いた感想やら書評を見返すと、その記憶が蘇ってくる。これなら誰もが簡単に出来るのでまずは試してみるといいだろう。
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年を重ねると、どうしても物覚えが悪くなる。
それ以前に、私は覚えることを放棄しているところがあると自覚している。
当然ながら、色々と覚えていることが出来ていると、様々な判断をするときに、それら覚えていることを頭の中のメモリーから引っ張り出してきて判断すれば良いのだろうが、中学生の頃に記録すること、計算することはコンピューターに行ってもらえば良いのでは無いかと思っていた。
それからしばらくそれらが適うような環境は整わなかったが、現在は違う。
記録、計算は明らかにコンピューターの方が優れており、人間との棲み分けが可能だと考えている。
そんな中、人間の脳はどのようなことが得意で、どの余蘊にすれば最大限の力を出せるかが書かれている。逆に言うと、どのようなことをすると、力を発揮できないかということである。
年を重ねるとと言うこともあるが、その前に頭は使いようということだ。
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前作を読んで気に入ったので、今作品の出版記念講演に行っちゃいました。著者ご本人から、生でお話が聞けるというのは、強烈なインパクトとして記憶に残りますね。こういう講演会ならまた行きたいなー。
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今までよく言われてきたことだけど、
アウトプットをする、
理論から覚える
など、丸覚えではない暗記方法が書かれている。
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タイトルほどキャッチーではなく、割とまとも。
納得しうる暗記の手法もあり、また、睡眠の重要性、さらには仮眠(著者は40分以下とするが)の重要性に加え、理解重視・ストーリー重視の記憶など腑に落ちることも多い。
記憶力の維持増進=認知症予防における生活習慣病予防の意味と、認知症予防にも生活習慣病予防にも有効な「運動」(有酸素運動=早歩きや軽いジョギング)の意味を指摘する点も納得。
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私にとっては良書でした。
記憶力がいい悪い関係なく様々な情報を自分のものにしていくテクニックが書かれています。すぐに誰にでもできることが多くてよかったです。
内容
記憶を定着させるのはアウトプットすることが大切である。また読まれることを意識してSNS等を利用するといい。
スマホでなんでも調べられる時代なので情報を記憶するのではなく情報がどこにあるか、その情報をすぐに引き出すことができれば記憶していることと同じである。
その分検索では出てこない、自分の気づきを記憶、記録することが大切。などなど
早速パソコンのファイルを整理したり、今まで淡々と行っていた読書もアウトプットを絡めてより自分の中に知識として蓄積していけるようにしてきます。
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▼記憶(理解、整理、記憶、反復で定着)力が悪い人は、理解と整理の事前準備を軽視している。
理解-人に説明できる程度に理解。
説明-似たような情報、知識を分類、整理する。図や表にまとめる。
▼インプットしたら、1週間以内に3回以上のアウトプットをする。
▼エピソード記憶→人の名前を忘れる場合。①「5月9日、19時からAさんと食事」とメモしておくことで、Aさんの名前はより強く記憶に残る。②Aさんとの2ショット写真をSNSに投稿すると、Aさんの顔と名前が強烈に記憶に残る。➡︎メモすることでこれらの効果がある。
▼声を出すことで記憶が増す→声を出せないときは「シャドー読み」。声を出しているかのように、口を動かしながら暗記する方法。超微音で読むのも。指をペンがわりにする「シャドー書き」も。
▼本読み-目次読みで、構成とどんな内容かを確認→目次の予備情報を頼りに本をパラパラとめくり読みたい記述を見つけたら、いきなりその部分を読む→パラパラめくっては立ち止まってじっくり読むを繰り返す(5分ほど)→読みたい情報を読み終え、知りたい気分も一段落したところで、はじめから読むと記憶に残る。《一度読むことで関連性が築かれるので記憶に残る。》
▼資格試験などの勉強を始めるには、全体像を把握できる、対策講座や基礎講座などもオススメ。特に試験のように、テキスト1冊を暗記すれば通るような試験は事前の準備で9割決まる。
過去問→テキストの順で勉強。過去問にひと通り目を通し、どんな問題がどんな形式で出てるかを把握し、出された箇所をテキストに見つけマーク。その際、出題者の意図を想像。
その問題箇所を単語帳にまとめ、暗記したカードと暗記できていないカードに分類して勉強。
▼見やすく、わかりやすく整理されたノートを作る、整理する作業で記憶力アップ〔参考:東大合格生のノートはかならず美しい 太田あや著〕。整理することで理解を深めることができる。
▼記憶に適した時間帯は「寝る前15分」。ここに一気に暗記してそのまま寝る!
午前は「理解」や「整理」、夜に「記憶」と「反復」の勉強をする。午前は論理的な思考、物事の理解、文書書き、語学の勉強(文法)。夜は暗記型の単語を。
▼30分以内の昼寝。理想は平らな所、机に伏せても可。(ダヴィンチは4時間に15分の昼寝)
▼復習は1週間以内に3回。1日、3日、7日後と3回にわたって復習をするとほぼ記憶できる。そして30日後に、本当に覚えているかを再チェック。
▼休憩。EX.45分単位で5分休憩。
▼仕事をするときも、何かを記憶するときも、時間制限をしたほうがいい。EX.「書類作成を1時間で終わらせる!」
▼「勉強って面白い!」と思うやり方を工夫して学んでいく。
▼本でも何でも、そこから得た体験や感想や気づきは、メモや記録にし、記憶を想起できるきっかけ、記憶の索引を作る。それを見ることで記憶を呼び起こせる。その際、SNSにあげると他人を意識した適当でない構成文となり、適度なプレッシャーが記憶を強くする。図を入れる事で記憶情報が深くなる。
▼音楽は、「学習」「記憶」「読解」などにはマイナスに、「作業」「運動」にはプラスに働く。
▼脳に複数の事���処理させない。脳を使わせないために、「TO DOリスト」やひらめきなどは「メモ」に書き留めて、そのことについては忘れる。
また「2分でできることは『今』やってしまう」というルールを設ける。
決断する場合は30秒以内で判断して、脳メモリを余計な考えで使わない。(チェスフレイが5秒で考えた手と、30分長考した手は86%は手が一致した。)
▼脳を活性化する運動→
60分程度の有酸素運動を週3回程度(最低2回以上)。中強度、最大心拍数の65〜75%、つまり早歩きのウォーキング、ジョギングで軽く汗が流れる程度の運動を。
有酸素運動に複雑な動きを組み合わせると良く、走るにしても、たまに違うコースや裸足で走るなど。プラス脳トレも、100から3や7などを引き続ける計算やしりとりなど。
睡眠を深める運動の時間帯としては夕方、または寝る3時間前までには終わらせる。
著者は加圧トレーニング週1回、有酸素運動2〜3回を1時間から長くて2時間の運動。
▼「30分でスッキリ理解する『覚えない記憶術』動画セミナー30分
http://kabasawa.biz/memory.html
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◆きっかけ
ブクログ。タイムラインに出てきたkeitaさんのレビュー(『壊れた地球儀の直し方』)から入ったkeitaさんの本棚より。翻訳講座ブログで言われていることと同じ雰囲気を感じて。2017/3/23
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神・時間術読後だからかぶっている内容も多かった印象。
アウトプットを大切にしたい。
場所を変えて集中、手も口も使って、あたりはやってみようと思う。
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精神科医であり、認知症についても研究していた著者が書いた本。
非情に盛りだくさんな内容だが、少々盛り込み過ぎと言う感じがした。
自分が印象に残った事をまとめると
・楽しむと記憶は楽になる(楽々記憶法)
・記憶に頼らず、記録する
・普段から、自分の専門分野の情報を集め整理する
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記憶にはアウトプットすることが大事。
重要なことだけを記憶する=重要なこととは、繰り返し出てくることか感情が伴ったこと。
アウトプットすると記憶できる。
メモやノートを作ると整理ができるため記憶できる。
何度も書く、何度もアウトプットする=重要なことと思い込む。
一対一のものは単語カードで暗記する。できたカードとできないカードに分類する。
暗記は睡眠が大事。寝る前のゴールデンタイム。仮眠でもよい。
午前中は理解や整理、夜は記憶と反復の勉強にあてる。